井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|146ページ目
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- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
ご冥福をお祈りいたします。
レントゲンでは何処が原発巣かは判別できません。時には経験的に判断できる事もございますが、一般的には確定できません。
例えば肺がんが原発巣だったとしても肺にできている癌よりも転移した先の癌のほうが大きく育っている場合もございます。
逆に末梢にできた肉腫や癌が肺に転移する場合には、肺の方が一気に広範囲に癌細胞がまき散らされる場合がございます。これを播種性転移と呼びます。
腫瘍の種類によっては同時多発的に全身に腫瘍ができる場合もございます。例えば多中心型リンパ肉腫がそうです。
原発巣を診断するためには生検による細胞診(病理検査)が必要不可欠です。しかし、細胞新とて確実とはいえません。
悪性度の高い癌細胞は、細胞が非常に幼若化しているため、細胞診・病理検査をしても何癌なのか判別できない事も良くあります。実際人間の場合でも診断が付かないうちに、抗癌剤の選...2008/10/29 03:01 -
海産物の乾物にはマグネシウム(にがり)が大量に含まれております。このミネラルの含有量がむしろ気がかりです。
この場合に一番心配なのは尿路閉塞症です。ただ、発症するかどうかは体質がかなり左右いたします。いくら食べても平気な子もいれば、チョット食べただけで燐酸アンモニウムマグネシウム結晶(ストラバイト)ができてしまい、尿道結石による尿路閉塞を起こす子がいます。
危険性に関しては尿検査で、ある程度予測する事もできます。念のため動物病院で検査を受けておくと良いでしょう。
塩分濃度と腎不全の進行には相関関係がございますが、出汁ガラであればこれに関しては心配ないでしょう。2008/10/24 00:31 -
ニクバエは卵ではなく直接ウジを産み付けますので、突然にウジが沸き本当にビックリされておられるでしょうしお辛い事と思います。決して観察が足りなかったわけではないと思います。
一番確実で安全なのは今いるものをしっかりと手やピンセットで取る、蚊帳等を使い物理的にハエから遮断する事です。
バポナプレートなどの殺虫性忌避剤をつるす事も対策として提案できます。
安全性の面からは体力的に許されるかどうか分かりませんが、イバメクチンの注射はかなり即効性がございます。しかし、これに関しては主治医の先生とよくご相談下さい。フィラリア感染犬には絶対使えませんし、体調によっては犬にも病害が出る場合がございます。
駆除後は清潔を保ち、皮膚の化膿をコントロールしていく事が必要です。また、何しろハエが寄り付かないようにしないといけません。
お大事にしてください。2008/10/24 00:20 -
今晩は。おそらく胃の中に滞留しているので、あまり症状が無いのだと考えられます。このまま胃の中にいてくれれば良いのですが、幽門部を通過してしまうと腸閉塞を起こしてしまう事が予想されます。体の大きさと靴下と言う事を考えると、無事に肛門から出てくる確率は低いと思います。
布による腸閉塞は固形物による場合と異なり、激烈な症状を示しません。そのため、様子を見ているうちに腸穿孔を起こし急性腹膜炎に陥る事がございます。
爆弾を抱えている様な物なので、何れかの方法での摘出をお勧めいたします。開腹か内視鏡かは、かかりつけの先生のご判断に任せてはいかがでしょうか。
ただし、そうこうしている内に自力で吐き出してしまうこともございます。しかし、食欲が廃絶したり吐き気が続くとき、沈鬱状態になったら、猶予がございません。その時はすぐに動物病院へ行ってください。
では数日を目途に経過を見守ってください。...2008/10/21 00:03 -
通常の使用方法であれば庭でまいた物で室内の猫に病害があるとは考えにくいです。
しかし、次の雨が降って植物に付いた除草剤が洗い流されて地面に吸収されるまでは庭に出さないようにしましょう。
万が一中毒を起こした場合、通常の量の除草剤では下痢や嘔吐などの消化器症状以外には強い症状は出ない事が多いのですが、心配な症状が出た場合には必ず動物病院に連れて行ってください。
除草剤には液状・粉末状・顆粒状の物がございます。飛び散ると良くないので、風の強い日には風下に動物や窓が無い事を確認致しましょう。2008/10/18 22:37 -
1
一般的にほとんどの場合に無症状です。潜在的にはかなりの感染犬が飼育されております。動物園展示動物での感染例もございました。
オスの場合には無精子症による不妊・精巣炎・精巣上体炎など
メスの場合には妊娠末期での流産・死産・胎盤炎など
雌雄ともに潜伏しているだけの割合が一番多いと思われます。
2
犬がブルセラに感染しても上記以外には判り易い症状が発現しにくいのが実情です。
3
何%という治癒率の易学的調査は結果が出ておりません。
治療しなければ通常は何年も菌を排出し続けます。
感染確立は研究されておりません。病気の性質上これからもおそらくはっきりさせる事は難しいでしょう。
抗生剤の投与を数ヶ月にわたって行わないと治癒致しませんが、それでも再発する事が間々ございます。
去勢や避妊も治療の一環として勧められます。
飼育環境によっては飼育の継続を断念すべき場合もございま...2008/10/18 22:19 -
てんかんの薬はてんかんの発作の回数を減らす・発作継続時間を短くする・発作の強さを弱くする・・・などを目的に使っていきます。通常これらのために必要な最低限の薬の量を症状や血液中の薬の濃度を測定しながら決めていきます。脳の保護のためには必要な薬ですので副作用を心配して、ご自身の判断で服用を中止してはいけません。
本来生涯服用をせざるを得ない薬なので、副作用の発生頻度が少ない物がもともと開発されております。ですので、あまり副作用を心配し過ぎなくても良いのですが、まれに肝臓に問題が起こる事がございますので、たまには検査をした方が良いでしょう。
次に背中のしこりについてです。全てが推定ですので、今の時点では手術の必要性に対する意見は申し上げられません。
重要な事は敵を知る事です。そもそも敵ではないのかもしれませんが。
先ず動物病院へ行き、そのしこりが何であるかを診てもらうことです。診...2008/10/18 21:14 -
下痢は症状であって、病名ではございません。どうしたら治るかというよりも、どういう理由で下痢をしているのかを突き止めなければいけません。
しかし、下痢の原因を突き止めて治癒するまでに相当時間がかかることもしばしばございます。
さて、難治性の下痢との事ですね。この場合には、食物アレルギーを先ず考えなければいけません。次に考える事は本当に病原体がいないのかどうかです。ジアルジア性の下痢の場合はなかなかジアルジアが発見できないことが非常に多いようです。すい臓から分泌される消化液が少ないことでおこる吸収不良症候群という病気もございます。
それらが否定されてから考える事は、炎症性腸疾患ではないかどうかです。ただし、まれではございますが腸の腫瘍・リンパ腫で、下痢が続く事もございます。
もちろん単純に乳酸菌類やペディオコッカス菌などの投与でおさまる、腸内細菌のバランスの崩れなのかもしれませ...2008/10/13 22:26 -
- 質問カテゴリ:
- しつけ
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードプードル / 性別不明 / 年齢不明
文章だけですのでなんともいえませんが、しつけ方の問題ではないかもしれません。オス犬にまれに起こる激怒症候群という脳疾患の可能性もございます。
この場合にはフェノバールという抗てんかん薬でコントロールできる事もございます。
再質問に対する追伸
お近くの動物病院でよいと思います。単純な権勢症候群との鑑別が重要です。
激怒症候群の場合には突然スイッチが入ったように見境無く飼い主に噛み付きます。全く手加減がないので大怪我をする事が多いです。しかし、発作が終了するときに、「あれ?まずいな オレは大事な飼い主に攻撃しちゃってるよ!困ったなあ・・・」と、言う表情を致します。ココが重要です。
しかし、大型犬だったり、逃げる事の困難な飼い主だったり、幼児や要介護の方がいらっしゃる場合には飼い続ける事をあきらめざるを得ない事もございます。
それほど高い薬ではございません。小型犬の場合にはそ...2008/10/12 23:55 -
本当にその体温でしたら、ネットで質問をしている場合ではございません。すぐに病院へ行く必要がございます。
お大事にしてください。2008/10/12 23:49