井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|156ページ目
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腎不全など、内臓の病気でも吐気が出ることがございます。しかし今回の場合がそれに該当するかどうかはわかりません。
抗生物質によって吐く事も十分考えられます。その場合には以下の対処方法が考えられます。
①別の種類の抗生剤を内服させる。
②顆粒や液剤や錠剤など別の剤形に変更してみる。
③胃粘膜を保護する薬や吐気止めを併用する。
④注射に切り替える。
多少高額な治療法になりますが、感受性さえ合えば2週間効果の持続するコンベニアという抗生剤注射もございます。投薬から開放される事を考えると高くは無いかもしれません。
お大事にしてください。2007/10/29 01:48 -
僧帽弁閉鎖不全の子でもお風呂に入れたりトリミングを行ないたい気持ちは十分わかります。出来ると良いですね。
しかし、これが可能かどうかは拝見しないと判らないのが実情です。なかなかレベルだけでは判断できません。
先ず大事な事は投薬によってどの程度コントロール出来ているかどうかです。次に普段その行為がどの程度あんこちゃんに負担になっていたかどうかです。主治医の判断を仰ぐのが一番です。
シャンプーやトリミングやお風呂は普段一緒に生活している飼い主が行なった方が興奮して肺水腫やショックを起こす確率が低いので良いと思います。しかし万が一の時には病院に駆けつけて診察が受けられるように、主治医の動物病院や一番近い動物病院の診療時間に合わせて行なった方が良いでしょう。もちろん病院で引き受けてもらえるのであればお願いするのも一方だと思います。ただ、飼い主の方は自分で入浴させたいという希望なのですよ...2007/10/29 01:38 -
乳腺のバイオプシーは無麻酔でも十分行なえます。先ずこれにより肺の腫瘍?が乳腺癌由来の可能性があるかどうかがおおよそ推定できると思います。
また喀痰の細胞疹と培養を行ないますと、そこに何らかの細胞がシート状に検出されていれば病理学的な判断が出来ますし、培養結果によっては原因が究明できる可能性もございます。
麻酔が必要にはなりますが、CTやMRIを受けますと画像からある程度診断が付く事がございます。
肺癌に関しては癌化した細胞の種類により効果の有る抗癌剤も異なってきており、かなり系統だった研究がされております。種類によっては抗癌剤の効果がかなり厳しい場合もございます。
私の私見ですが、抗癌剤を考えるよりもは今行なっている対症療法と抗生物質の投与が一番現実的な治療であると思います。ペコちゃんにとっても辛くなく延命の観点からも推奨できると思います。状況によっては抗生剤は感受性試験を...2007/10/29 01:21 -
ラーメンの温度は人間が食べ始められる程度の温度であれば80℃以下だと思います。だとすると、一瞬足を突っ込んだだけでその後すぐに冷水で冷やしたのであればそれほど問題はないと思います。しかし、体の小さい子にとっては思った以上に範囲が広いのかもしれません。緊急性は無いと思いますが、念のために診てもらった方が良いでしょう。場合によっては二次感染防止のためや炎症を抑えるために外用薬が処方されるかもしれません。
お大事にしてください。2007/10/29 01:01 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
異物などによる腸閉塞あるいは急性膵炎などを疑わないといけないかもしれません。
この回答を見た時点で症状が続いているようであれば危険ですので、早急に確定診断をしなければいけません。
お大事にしてください。2007/10/29 00:45 -
ノミやダニを注射で強力に駆除する方法はございます。イバメクチンの注射やある種の有機リン剤がございます。
イバメクチンの注射は家畜用のものを微量注射いたします。計算通りに注射すれば安全と言えますが認可はされておりません。有機リン剤の注射はかなり昔に行なわれる事がございましたが、今は特にサリン事件後は行なわれないはずです。イバメクチンの注射は当院でも飼い主の承諾の下で行なわれる事がございます。
なお、認可されていない事と違法性は全く別のものです。もともと獣医療は認可されている動物薬だけでは十分な治療が困難なため、ほとんどの獣医師は薬事法上の動物薬のほかに薬局方の人薬・漢方薬・海外個人輸入薬・院内調合薬・サプリメント類などを使っているのが実情です。しかし、認可されている物があればそれを優先して処方するのが一般的です。
なお、これらの薬を処方する場合には動物薬では無い事・効能外適用であ...2007/10/27 00:21 -
写真を拝察する限りでは脂肪の塊の様には見えません。見た目としては感染やアレルギーによる炎症像です。
具体的には、表在性化膿性皮膚炎や真菌症やマラセチア感染などが疑われると思います。少し率は低いですが何らかの腫瘍が発生している危険性も否定できません。
推定だけで心配しているよりも、お早目の動物病院へ行き検査を受けた方が良いでしょう。
お大事にしてください。2007/10/26 00:29 -
今晩は。かなり呼吸が苦しい状態ではないかとお察し申し上げます。
肺が真っ白とのレントゲン所見から致しますと、いくつかの病態が推察されます。癌の播種性転移・肺炎・癌性リンパ管症・肺水腫・胸腔内原発腫瘍のなどです。
乳腺に腫瘍らしきものがあった事を考えると癌の肺転移や癌性リンパ管症も疑われます。5ミリの大きさでは確かに転移の確率は低いと思われますが、原発巣よりも転移巣の方が先に大きくなり症状の発現が早い事もございます。
しかし抗癌剤の使用を考えるよりも、先ず原発巣が癌かどうか生検による病理検査ではっきりさせる事が重要かと思います。次に肺炎と肺水腫の可能性を注意深く鑑別しなければいけません。 抗癌剤は免疫力を低下させますので、細菌感染や真菌感染などによる肺炎が無いかどうかを慎重に見極めなければいけません。
肺炎であれば的確な抗菌剤の投与で完治が望めます。また肺水腫であればACE阻害...2007/10/26 00:15 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
「右わき腹の腫れ」だけですと、なかなか疑う病気が絞り込めません。何らかの肉腫や癌も可能性としては考えられますが、脂肪のかたまり(脂肪腫)・鼠経ヘルニア・膿瘍・泥粉の貯留なども考えられます。
やはり実際に触診してもらうのが一番でしょう。それによって必要な検査を考えていく事になると思います。
お大事にしてください。2007/10/24 00:26 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
おそらく外耳炎による症状だと思われます。動物病院で治療を受けてください。それ以外の病気の可能性が無いわけではございませんが、きわめて確率は低いと思います。
文章から腫瘍を疑う事は出来ませんし否定する事も出来ません。2007/10/24 00:17