井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|170ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
足の指の間に腫瘤が出来た場合には一般的には禾症(イネ科の植物の種が皮下組織に入り込み慢性的な炎症を起こしている状態)か肥満細胞腫か組織球腫を先ず疑います。
触診や視診である程度の予想はつきますが、それだけでは間違いが多いので、場合によっては細胞診を行っていきます。
今回の状態が細胞診をするべき病態かどうかは拝見していないので判りませんが、炎症の原因が見つからないのであれば、念のために細胞診を行っていただいた方が良いかもしれません。
お大事にしてください。2007/05/25 01:47 -
乳歯が抜けた場合に、一般の飼い主が見た場合には歯が途中で折れているように見える事があります。乳歯は歯髄の空間が広いのでそのように見えるわけです。
しかし、永久歯が途中で折れて露髄している場合には、きちんとした処置をしませんと顎の骨髄炎などの合併症を起こす事がございますので、念のために診察を受けた方が良いでしょう。
万が一乳歯の歯根がほんの少し歯茎の中に残っていても通常は心配は要りません。2007/05/22 01:05 -
昨年4月に産まれた子が6月初日から12月初旬頃までしっかりと毎月1回フィラリアの予防薬を服用しているならば、99.9%以上は感染を阻止出来ているでしょう。ただし、体重の増え方が予測を上回っており薬が足りなかったり、吐いてしまっていたり、下痢で出て行ってしまったのであれば話は別です。
フィラリアにかかっている犬に予防薬を服用させますと最悪の場合には死亡する事もございます。もちろん手の施しようも無く死亡してしまうのは稀ですが、怖い事です。人間に例えますと、1000人在校生がいる小学校で全員に予防薬を飲ませると毎年誰か一人お子様が不幸な事になられるとしたら、どうお考えになられますか。
しかし、残念ながらフィラリアの血液検査も万能ではございません。毎年、キットによる検査をして陰性でも実は心臓に親虫がいる犬が数頭おります。やはり、獣医師の五感による診察が一番重要になります。
飼い主の方々...2007/05/20 23:23 -
診断名・処方薬・予後の説明のつじつまが合いません。
もう一度、良く主治医の先生の説明を受けてください。どれかが勘違いだと思います。少なくとも回虫は厄介な虫でも駆除できない虫でもございません。合併症として他の病名を告げられたのではないでしょうか。
追伸
コクシジウムだったのですね。
確かにこの寄生虫(原虫)は非常に生命力が強く、完全に死滅させられる薬はございません。サルファ剤を服用させて症状が出ない程度に寄生数を減らす事と対症療法が治療の2本柱になります。
しかし、きちんと治療を続ければ決して怖い寄生虫病ではございません。症状が治まったあともしばらくは便の中にオーシストといわれる寄生虫の卵のようなものが出てきますが、成熟しないと感染力が出てこないので、その日の内に片付ければ問題はないでしょう。また、成犬が発症する事は稀ですので、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
お...2007/05/20 23:00 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
10日間もご飯を食べていないのでしたら、ご家庭での対処法はございません。情報が少なく何ともいえませんが、場合によっては緊急性があるのかもしれません。
おそらく何らかの病気にかかっている訳ですから、動物病院にて治療を受けるのが一番大事です。2007/05/20 22:54 -
虚勢手術を受けていない雄猫は本当に喧嘩が絶えません。猫の密度が高いと、お互いの縄張りが重なってしまい、緊張状態が続いてしまっているのでしょう。
このような環境ですと、伝染病に限ってお話いたしますと、猫エイズ・猫伝染性白血病・ヘモバルトネラ症などを先ず疑わなければいけません。しかし、そのほか外科的疾患や内臓の疾患を考えますとかなりの病気が疑えられます。
もし捕獲できるのであれば捕まえて洗濯袋などに入れた上でケージにて運び、動物病院にて検査をしてもらうと良いでしょう。
お大事にしてください。2007/05/20 22:49 -
雄猫の尿路閉塞症は非常に怖い病気です。閉塞に気づかずに48時間以上すぎてしまいますと、水腎症になり、尿毒症から昏睡や死に至る事がございます。しっかりと処方食を続ける事が重要です。
一般的な処方食よりも若干塩分濃度が高いので、腎臓に負担がかかると言われる飼い主の方もおられますが、許容できる範囲内です。処方食を止めてしまって尿毒症になる確率と処方食による腎不全からら尿毒症になる確率は前者の方がずっと高いでしょう。
安心して処方食を続けてください。1週間おきや3日に1回の給与では再発の可能性が高くなりますので、お勧めできません。2007/05/18 00:56 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
基本的に停留睾丸は手術すべきです。睾丸は陰嚢内で体温より低く保たれておりませんと腫瘍になりやすいのです。正常な状態と比べて10倍以上の確率と言われております。
手術は正常な形態の虚勢手術と比べて時間がかかりますが、難易度は高く無く、雌の避妊手術と同程度です。この手術のために大病院に転院する必要は無いでしょう。
雄には発情期はございません。発情中の雌犬が近くにいれば何時でもスタンバイOKです。ですので、一年を通じて手術が不適当な時期はございません。ご安心下さい。
停留睾丸の子は時として雌性化といって、体型が中性的になってしまう事がございます。ブンタちゃんにもその傾向が現れているのでしょう。
この年齢で既に睾丸が腫瘍化している可能性は低いでしょう。しかし早めに手術をするにこした事はございません。お大事にしてください。2007/05/18 00:42 -
おそらく下痢は他の原因によるものと思われます。薬を飲まされたと言うストレスから来る心因性の場合であれば習慣付けられればおさまるでしょう。下痢は別件として治療された方が良いと思います。
診察をしておりませんので、そのキャバリアにエースワーカーが必要かどうかは、ここでは判断できません。しかし、心雑音があり、僧帽弁閉鎖不全などの病気が疑える状態であれば、発症前に投与を始めるのは適切です。この薬は症状を抑えるのみならず、病気の進行を防ぐ作用も注目されております。
12㎏の犬には通常エースワーカー2の投与が推奨されます。今回の処方は的確な薬剤選定だと思います。
お大事にしてください。2007/05/14 00:36 -
その犬の体力・体格・難産傾向の有無・血液検査結果などにより異なります。
確かに続けて出産した方が産道が伸びやすく出産が楽との考え方がございます。しかし、体力的にまだ回復していなかったり、帝王切開の場合にはまだ十分癒えていない可能性もございます。妊娠中に食欲が落ちる子の場合には骨の脱灰が激しく2度目の授乳中に低カルシウム血症になりやすくなります。
また、愛犬として飼っているのか営利目的の繁殖用なのかによっても答えは異なってきます。やはり、患者を目の前にしませんと連続妊娠が勧められる犬なのかどうかはイメージが湧きません。一度動物病院で相談されると良いと思います。2007/05/14 00:25