井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|169ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
少々血が止まりにくい体質になっているようです。
①血小板の数は大丈夫でしょうか
②肝臓は大丈夫でしょうか
③播種性血管内凝固(DIC)予備軍になっていないでしょうか
それぞれ検査をする方法がございます。念のため血液検査を受けてみてはいかがでしょうか。
尚、③は特殊な定量検査を含みますので病院によっては受けられない場合もございます。
追伸
口の中が切れて出血をしているのと歯肉炎や歯槽膿漏がひどくて出血しているのとでは全く話が別になります。この場合には口腔衛生のコントロールが基本になります。ただし、慢性的な炎症からエプーリスという良性の腫瘍が出来てそこから出血している場合や腫瘍の発生が原因でその部位の潰瘍から出血している場合には、その状況に合わせた検査や治療が必要になってきます。2007/05/28 02:10 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
我々は拝見せずに回答していくわけですので、どちらかと言うと慎重に可能性の低い病気を含めて疑っていきます。ですので、実際に診察されている獣医師にこちらでの回答を正当な見解のように説明してしまいますと、主治医の先生と飼い主の方とで信頼関係が失われてしまう危険性もあるのかもしれません。
数多い症例の中には若いうちに単発で指間に肥満細胞腫が起こる事があるのは事実でございます。当院にもその症例は昨年だけでも2件存在します。しかし、大多数は問題のない原因の特定できない炎症性の疾患です。たまたま内容物が見つかり禾(ノギ)症と確定診断されるものもございます。
重要な事は飼い主の方がどこまでの検査を望まれるのかどうかです。当院のスタンスとしてはたとえ1%以下でも疑いがあれば飼い主の方の希望する検査にブレーキはかけません。飼い主の希望する事は出来るだけ安全に(獣医学的に行う事が可能であれば)行い、当院...2007/05/28 01:51 -
猫の真菌症を内服薬にて治療する場合には、主に2通りございます。
ひとつは人体用の抗真菌薬を猫用の量に換算して服用させる方法(薬品によっては猫不可の物もございます)。二つ目としては以前にノミ駆除用として発売されたプログラムという内服薬を抗真菌用量で服用させる方法です。
どちらも適用された症例数はかなり増えておりますので、安心して治療を受けられるものと思います。
しかし、状況を拝見しておりませんので、この治療法がそのアビシニアンに有意義かどうかは判断できませんので、主治医の先生とよくご相談下さい。2007/05/28 01:19 -
おそらく副鼻腔内に何らかの腫瘍が出来ているものと考えられます。感染症によっても同様な状態になる事もございますが、腫瘍の疑いの方が高いと思われます。文章から察しまして、かなり広範囲に腫瘍細胞が浸潤をしているものと推定されます。外科的治療を行うとしますと、かなり覚悟のいる手術になると思います。状況が許されるのであれば放射線治療が適用されるべき病態と考えられますが、いかがでしょうか。
積極的な治療はしないにしても、今後出血が止まらなくなったり食欲不振や重度の疼痛が出た場合の対症療法は受けざるを得ないかもしれません。今後の治療計画の相談なども考えると、一度動物病院を受診されておき、ある程度状況を把握しておいて頂いた方が良いでしょう。
お大事にしてください。2007/05/28 01:01 -
おそらく何かの細菌感染で起きた膿瘍と推定して抗生物質を処方しているのでしょう。この場合、2日ではまだ結果は出ないと思いますので、指示通りの日数服用させて見てください。
それでもおさまらない場合には、他の原因を考えて検査をしていく事になると思います。状況によっては、生検による細胞診やレントゲン検査が提案されるかもしれません。
もちろん局所に痛みや潰瘍が起こったり、全く別の症状が出た場合には、すぐに診察を受けてください。
お大事にしてください。2007/05/28 00:45 -
文章ではお腹が張っている原因が腹腔内脂肪なのか腹水なのか内臓の腫瘍なのか消化管内のガスなのかがわかりません。
念のために血液検査やレントゲン検査や超音波検査などを受けてみてはいかがでしょうか。2007/05/26 23:57 -
子猫の誤嚥時について、是非対応方法を教えてください。獣医さんは、どうしようもないと言われましたが・・。
- 質問カテゴリ:
- その他 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 猫 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
誤嚥で一番危険な状態は肺炎になる事です。この場合には一刻も早く動物病院へ連れて行き抗生剤の投与や酸素テントでの入院やその他の対症療法が必要になります。
自宅での対処は治療開始を遅らせ、救命率を下げるだけですのでお勧めできません。
追伸
2番目に書き込まれた状態では誤嚥とは考えにくいと思われます。それだけであれば安心してよろしいでしょう。2007/05/26 23:49 -
GPTだけで肝臓の状態を語るのはとても難しい事です。肝疾患以外でGPTが上昇する事もございますし、中毒による一過性の上昇かもしれませんし、もっと別の病態が隠されている場合もございます。
血液検査で途中経過を追いながら慎重に様子を見ていかないとまだ今後の事を予想する事は出来ないと思います。
もちろん実際に拝見する事により予見できる経験的な部分もございますので、これ以上は断言できません。
お大事にしてください。2007/05/26 23:37 -
- 質問カテゴリ:
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
この症状だけで何かを疑うの無理だとは思えます。しかし飼い主の方としては本当に心配なのでしょう。
食欲も元気もある事が前提にはなりますが、この時期の日本の湿度と気温ですと1日中舌を出してハアハアしていても不思議ではございません。活発で新陳代謝の激しい1歳くらいの大型犬ですと先ず正常と言っても良いと思います。
心配しすぎないで下さい。
しかし、このような症状の中には確かに心臓病や胸腺の腫瘍や中皮腫の例が少数ながら存在するのも事実です。白血病や他の部位の腫瘍の肺転移の場合も、ごくわずかながら考えられます。
レトリーバー類の犬種は若年性の腫瘍の罹患率が高い事でも知られております。
いつも見ている飼い主の感じる異変は、何かの早期発見に通じる事もございます。診察や検査料が無駄になってしまうかもしれませんが、安心のためにも一度診察を受けてみてはどうでしょうか。2007/05/26 23:25 -
肛門周囲腺の腫瘍は圧倒的にオスに多くこの場合はほとんどが良性です。メスの発生例は少ないのですがひとたび発生した場合には確かに悪性の場合が多く見受けられます。
例え悪性でも手術をしませんと大きく育って行き、やがて潰瘍を起こし痛みや出血が起こり排便が非常に困難になります。手術で摘出しきれるようであれば手術を受ける事をお勧めいたします。
判断に迷われているようであれば、バイオプシー(生検)だけでも先に行い病理検査の結果を見てから手術を受けるかどうかを決断するのも一法だと思います。2007/05/25 01:58