井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|184ページ目
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避妊手術がすんでいても発情様の行動が出る場合には、ホルモン分泌部位が残っている可能性がございます。手術は卵巣のみの摘出だったのでしょうか。もしそうであれば、子宮を含めた全摘出を試みる方法もございます。
今回の行動がもし発情行動であれば、これに関しては人工的な交尾刺激で抑えることが出来るかと思います。次に今後のことですが、子宮が残っているのであれば子宮全摘出手術が妥当だと思います。そのほかにホルモンのインプラント剤を皮下に挿入する方法もございますが、これに関しては賛否両論ございます。
もし発情とまったく異なる行動であれば、フェリウェイというフェロモン剤で、改善できるかもしれません。試してみてはいかがでしょうか。
状況がはっきりわかりませんので、動物病院でよく相談頂いた方が良いと思います。
注)避妊済みとの事を踏まえて書き直しました。2006/11/25 18:32 -
この部位に発生する腫瘍は根治が難しく、また根治を狙った拡大手術では、かなりの機能不全を覚悟しなければなりません。
まずは見通しを立てるために鼻出血の細胞診あるいはその部位に針を刺して細胞を吸引して腫瘍細胞の診断を行った方が良いでしょう。その上で綿密に治療計画を立てなければいけません。
また、レントゲンやCTあるいはMRIなどで腫瘍の範囲を調べなければ手術が適用できるかどうかは判断できません。
ただし、まずは腫瘍なのか膿瘍なのかの判断が先でしょう。ひょっとすると歯根から副鼻腔に細菌が入り副鼻腔炎になり、膿が貯まっているのかもしれません。この場合には抗生物質と局所の洗浄で根治が可能です。
お大事にしてください。2006/11/25 15:02 -
小型犬では特に、歯が欠けたり、歯根から折れてしまう子がたまにおります。注意が必要です。
また、製品によっては、割ってみると中から虫が出てきたり、腐敗しているケースがあるようです。よく吟味して信頼できるものを与えて下さい。
歯石の付着予防をお考えでしたら、ブラッシング法などをかかりつけの獣医師に相談されたほうが良いと思います。2006/11/25 14:52 -
膀胱炎・膀胱結石・膀胱腫瘍・腎不全・子宮蓄膿症など、色々な病気が想定されます。
あまり様子を見ないで早めに病院へ行ってください。もし事前に尿が採取できるのであれば、その日の尿をきれいに洗浄した器や弁当用醤油入れなどで持って行くと良いでしょう。
病態によっては当日に麻酔をかける可能性もございます、念のために当日の朝は絶食させて行くと良いでしょう。水は飲ませてもかまわないと思います。2006/11/25 01:09 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
拝見しているわけではないので、これは全くの想像ですが、中耳炎を起こし、細菌感染によって鼓膜が壊死融解しつつあるのかもしれません。
鼓膜は再生可能ですので、しっかりと治療を行い中耳炎を完治させれば問題は無いでしょう。平衡感覚の異常は中耳炎や内耳炎でよく見られる症状のひとつです。
一般的な治療は耳道内の洗浄と抗生剤の内服です。消炎剤の投与も併用されることが多いです。
原因は飼い主にはございませんので、くれぐれもご自身を攻めませんように。2006/11/25 01:00 -
乳歯の抜け替わりの時期に食欲が落ちるということは、通常ございません。また、抜けた歯を飲み込んでしまっても、便の中に出てくるだけですので心配ございません。
しかし、現在食欲が無いことが心配です。ネット上では、それが単なるわがままなのか、健康上の問題から起こっているのか、食事が合わないのかは判りません。
念のために主治医の診察を受け、相談してみてください。2006/11/25 00:50 -
- 質問カテゴリ:
- 意識に障害がおこる
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 性別不明 / 年齢不明
万が一肝門脈シャントがあった場合には徐々に肝臓が蝕まれることがございます。しかし、現在の症状からは可能性は低いと考えられます。
ただし重大疾患ですのでご心配であれば、念のために血中総胆汁酸の濃度を食前と食後の2回測定してもらってください。もし有意に上昇していれば大きな症状が出る前に治療が必要になります。2006/11/22 23:59 -
近いうちに動物病院で診て頂いて下さい。治療により悪化を防げるもの、あるいは治癒が見込まれるものであれば、その機会を見逃してはいけません。
2006/11/22 23:46 -
前立腺肥大で去勢をすすめられていますが・・・他の病気の疑いも・・・
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 尿の異常 / 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
どうも病態が整理できていないような気が致します。もちろん私は全ての検査データーを拝見したわけでもなく診察もしておりませんので、主治医の先生の考えていらっしゃる事が飼い主の方に伝わっていないのか、まだ診断の途上なのかは良くわかりませんが。
まずは、前立腺肥大・前立腺炎・前立腺腫瘍・前立腺嚢胞・前立腺膿瘍・・・などを鑑別して行かなければなりません。診断がつけばおのずと治療法の選択肢は絞られてきます。
次に手術が必要な疾患あるいは検査のために麻酔が必要な場合には、それが出来るのかどうか全身状態を見極めなければいけません。このためには一般的な血液検査・疑われるのであれば内分泌検査そのほか類症鑑別にも必要ですがエコー検査とレントゲン検査を行って行きます。
特に慢性疾患を合併していなければ、前立腺肥大であれば虚勢手術(場合によってはウロエース等の内科療法を併用)、前立腺炎では的確な...2006/11/22 23:30 -
ジステンバーウィルスはひと夏どころか、犬の体外では非常に短期間で失活(ウィルスが死亡する事)致します。現時点でそのチワワから排出されたウィルスが家に生き残っていることは考えられません。
しかし、そのチワワの脳内にはウィルスが残存している可能性がございます。海馬という脳内の深いところに住んでいるので他の犬に感染させる可能性は考えにくいのですが、後々てんかん体質の引き金の原因になる事がございます。注意して経過を見てください。
2匹目は予定どおりにお迎えいただいて良いでしょう。2006/11/22 20:34