井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|203ページ目
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ほとんど症状が出ない子も多いのですが、皮膚炎を起こすことがございます。ノミに対してアレルギーを持っていれば、強い痒みを伴う全身症状を起こすこともございます。
また、ノミは寄生虫を媒介しますので、動物病院で適切な駆除薬を処方していただいてください。
ノミの駆除薬は、市販の物と動物病院で処方される物とでかなり効能に違いがございますので、ご注意下さい。2006/07/19 22:14 -
拝見しておりませんので想像の域を脱しませんが、お話の状態ですと鼠径ヘルニアの可能性もございます。
もしそうだとすると手術により改善できる可能性がございます。
どちらにしてもレントゲンやエコーなどのデーターがありませんから、これで何かを助言するのはいささか乱暴ではないかと思いますので、この辺にしておきます。
追伸
鼠径ヘルニアは血液検査ではわかりません。触診で大体の所は判明致しますが、内容物がわからないまま針をさすのは危険なので、次にエコーやレントゲンでヘルニアの内容物を判定します。
その結果手術が適応と考えられた場合には手術により完治させます。
本当の所を申しますと、私は鼠径ヘルニアを強く疑います。2006/07/14 01:12 -
猫伝染性鼻気管炎等のウィルス性のカゼが疑われます。細菌の二次感染を起こしているのであれば抗生物質の投与が必要ですし、インターフェロン療法(点眼点鼻法と注射法があります)が効果的な場合もございます。
そのほか食欲不振や下痢などの症状があれば、対症療法も必要になるでしょう。
主治医の先生とよくご相談下さい。お大事にしてください。2006/07/14 01:05 -
本当にたくさんの病気の症状として嘔吐は発生いたします。ですので逆に嘔吐という症状から病気を予想することはできません。
元気も食欲も問題ないとのことですので、大丈夫だとは思いますが、そのほかに一つでも症状があったり、これ以上症状が続くときには心配です。
嘔吐をする病気の中には緊急性のある病気もございますので、念のために動物病院に行ったほうがよいでしょう。2006/07/14 00:57 -
真菌(カビ)ではないとのことですが、真菌培養検査をしていただいた結果なのでしょうか。皮膚を水酸化ナトリウムで溶かして直接顕微鏡で観察したり、紫外線を当てて観察する方法もございますが、もう一度確定診断をしたほうがよいのではないかと思います。
その上で陰性であればさらに食物アレルギーや自虐性の皮膚炎なども考えていくことになると思います。
しかし、なにぶんにも皮膚病は種類が多いので見た目ではなかなか判断が付かない事も多く、診断には時間がかかる物です。
根気よく治療を続けてください。2006/07/14 00:52 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
その部位は肥満細胞腫(MAST CELL TUMOR)の好発部位です。
異物が入り込んで慢性無菌性の炎症(非可能性の炎症)を起こしているだけの可能性もございますが、念のために受診される事をお勧めいたします。
お大事にしてください。2006/07/14 00:41 -
良かれと思って使った薬で副作用が出る事は患者にとっても飼主にとっても獣医師にとっても辛い事です。
飼主の方も副作用に苦しんだとの事、医療に携わるものとして本当に同情いたします。
しかしながら全ての薬には副作用がございます。処方する事により得られる利益と副作用の出る確率を天秤にかけて、利益が勝ると思われる場合に薬は処方される物です。
薬によっては急にやめられない物・必ず組み合わせて使うべき物・再発を防止する物・副作用が非常に軽微な物など色々ございます。不安なときはしっかりと主治医に質問しましょう。必ず相談に乗っていただけるはずです。
もしも快く答えていただけないときには転院する勇気が必要な事もございます。
お大事にしてください。2006/07/08 22:40 -
おそらく膵炎の非常に初期の段階での発見だと思います。膵炎は特異的な症状が無いので発見が遅れがちです。どちらかというと重い症状が出てからの治療開始になってしまう事が多いものです。
最近はTLIH検査のおかげで今回のように早期発見・早期治療が行なえるケースが増えてきております。
膵炎は悪化しますと危険な病気で、特に播種性血管内凝固(DIC)を起こしますと致命的です。
場合によっては治癒後に慢性的な吸収不良を起こしたり、インシュリン分泌不全になってしまうこともございますので、しっかりと治療を続けないといけません。
とても丁寧な診療を受けていらっしゃる様子ですので、主治医の先生の事を信頼して頑張ってください。
お大事にしてください。2006/07/08 22:19 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
可能性として考えられるのは、単純な指間炎が悪化して膿瘍になっている状態・組織球腫や肥満細胞腫などの腫瘍・ノギ症・真菌症などがございます。
感染から来る場合には的確な治療を行なえば、内科的に十分治ります。
腫瘍の場合には良性・悪性がございます。診断には細胞診・病理検査が必要になります。
ノギ症とはイネ科の草花の種が足の裏から侵入して指の間で異物反応を起こして慢性的な炎症を起こす状態を言います。
どちらにしても悩まないで動物病院で治療を受けてください。ネットですので責任上ついつい悪いケースのことまで書いてしまいますが、レアケースですので心配しすぎないで下さい。2006/07/03 23:47 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常 / 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
まず最初に、歯肉炎と下痢はおそらく因果関係は無いと思いますので、それはそれで検便の上で治療を受けましょう。
歯肉炎に関しては通常は抜歯以外にも可能な治療法はございます。
歯石や歯垢を除去して、その後はブラッシング法の指導を受けて歯肉炎を治していきます。ブラッシングを受け入れない子の場合には、マキシガードなどの口の中に滴下するだけで歯肉炎を抑えて歯石を付き難くする薬もございます。
効果はそんなに強いわけではないですがT/Dと言われる処方食もございます。
歯肉にポケットができて膿がたまっている場合にはポケットを切除して抗生剤を投与する方法が適応されます。
ただし、感染が歯槽骨に及んでいたり、歯髄炎を起こしている場合には抜歯をせざるを得ない場合もございます。
特に第3・4前臼歯の膿瘍の場合には歯の救済は難しいと思います。
治療法に関しては主治医の先生と慎重に話し合って決めてくださ...2006/07/03 23:19