井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|202ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スコティッシュテリア / 性別不明 / 年齢不明
膀胱炎や尿路結石症が疑われます。オスの場合と比べて緊急性はございませんが、重症になるといけませんので、お早めに動物病院にて再検査を受けてください。
再検査の場合には前回よりも尿検査項目が増えたり、レントゲンや細菌培養やエコー検査なども追加される可能性がございます。
どうかお大事にしてください。2006/08/06 01:05 -
残念ながら全ての薬には副作用がございます。しかしそれにより得られる健康上の利益が上回っていれば処方は続けざるを得ない事もございます。
さてそこで今回の件ですが、プレドニゾロン等の副腎皮質ホルモン製剤を長期にわたり使用しますと、医原性クッシングと申しましておなかがポッコリ出てきて皮膚が薄く弱くなり多飲多尿となることがございます。その他に免疫力が低下するために皮膚の感染症が起こりやすくなります。
しかし自分で勝手にプレドニゾロンをやめないで下さい。慎重に必要最低限の投薬量を決めないといけませんし、処方をやめることが命取りになる場合もございます。
先ずは主治医の先生とよく相談をして皮膚の検査を行い皮膚病の治療を行なうことです。もちろん並行して今の状況が抑えられる物なのか、受け入れざるを得ない物なのかを考えていかなければなりません。
決して副作用と言う言葉に感情的にならずに冷静に対処...2006/08/04 00:28 -
鼻出血が起きた場合には感染症・出血性素因・鼻腔内の腫瘍等が疑われます。
飼主の方が心配されておられる病気はやはり疑わざるを得ません。しかし今の段階ではたくさんある疑うべき病気の一つにしか過ぎません。
あまり一人で心配しすぎないで、きちんと病院で検査を受けてください。
高齢で負担のある検査を受けたくないのであれば、その事をきちんと獣医師に伝えましょう。対症療法のみを希望であればその事も相談してください。
お大事にしてください。2006/08/04 00:08 -
犬は人間を基準に考えますと確かに一日のほとんどを寝て過ごしているのかもしれません。おそらくは心配ないでしょう。
ただしこれに関してはもう少し客観的に考えないと、重要な問題を見過ごしてしまう可能性がわずかながらございます。主治医の先生と対話をして念のために問題が無いかどうかを確かめてください。
ごく稀に先天的な問題で嗜眠傾向に陥る子もおりますし、飼養上の問題がある可能性も考えられます。2006/08/03 23:55 -
おそらくは背中の部分にも最初の治療の時には発覚しなかった化膿創があったのだろうと思われます。
その部分も前回の治療を行なった獣医師に見ていただき、必要な処置を受けてください。
今服用中の飲み薬で対処できるのかもしれませんが、念のために診てもらったほうが良いと思います。
抗生物質の注射の副作用ででそのような腫れ物ができるのは通常考えられませんので、安心して治療を受けてください。2006/08/03 23:42 -
- 質問カテゴリ:
- 体重の異常 / せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
気管支炎だとすれば的確な抗生物質を指示された期間飲ませれば改善するはずです。
しかし再発を繰り返したり改善に時間がかかるようであれば、細菌の同定や適応する抗生物質の感受性試験を受けたり、胸のレントゲンを撮影しなおした方が良いのかも知れません。
咳の出る病気には他にも色々ございますので主治医の先生とよく相談をして、しっかりと検査を受けてください。
お大事にしてください。2006/07/21 02:02 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
Citrobacter freund は犬の腸内に普通に存在する腸内細菌叢を形成する細菌です。しかしどちらかと言うと悪玉菌でして、腸内から逸脱すると腎炎や膀胱炎や腹膜炎や敗血症を起こすことがございます。
今回はおそらく腸重積により壊死を起こした部位から菌が血中に入ってしまい、脊髄自体に化膿性の炎症を起こしたか、そこに酸素を供給する血管を栓塞させてしまったことが考えられます。
脊髄反射と深部痛覚は残っている様子なので、的確な抗生剤を使いながら血流の改善や麻痺の改善を待つのが得策だと思います。今の治療を続けてください。
より詳しい病態を掴む為にはCTやMRI検査が必要になると考えられますが、この状態で再度の全身麻酔は慎重に判断した方が良いと思われます。
お大事にしてください。2006/07/21 01:53 -
今回のご質問から一番疑われるのは緑内障です。
眼圧があがり、網膜上の神経に異常をきたして視力障害が起こる病気です。
ただしこの病気による視力障害は、改善する事ができませんので、いかに早い時期に眼圧が下げられるかどうかにかかって来ます。動物の場合には初期での発見は困難なので、あとは見た目の改善が治療の目標になります。
上記はあくまでも診察をせずに推定で判断しておりますので、詳しくは主治医の先生か眼科に詳しい獣医師の診察を受けてください。
お大事にしてください。
2006/07/21 01:26 -
会陰ヘルニアの可能性がございます。直腸の一部分やそのほかの腹腔内臓器等が臀部の筋肉の間から会陰部の皮膚の下に突出してしまう病態のことを言います。
診断は通常の診察だけでできますので、連れて行けないのであれば一度往診してもらうとよいかもしれません。しかしいざ治療となると、病院でレントゲン検査や血液検査を受けないといけないと思いますので、どこかで一度病院には行かなければなりません。
次に治療についてです。もしそうだとすると手術が適応なのですが、この年ですので慎重に判断しないといけません。やむを得ず対症療法のみを行なう場合も考えられます。
お大事にしてください。2006/07/19 22:42 -
頻尿が先ず発症したとのことですが、このメールではその時に排尿困難だったのか尿崩症だったのか尿量自体が少ないのかが判りません。
発症が急だった事を考えると、尿毒症の原因は何か他にあるのではないかと心配になります。
もちろん腎不全が急激に進む病態もございますし、この子もそうだと考えてもよいのですが、データーが無い以上、それ以外の原因も疑わざるを得ません。
腎性なのか腎前性なのか腎後性なのかを慎重に鑑別しないと、どんなアドバイスをすればよいのかは答えられません。
ちなみに今までどのような検査を受けていらっしゃるのでしょうか。何らかの原因による尿路の閉塞は無かったのでしょうか。2006/07/19 22:28