井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|227ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 目の異常 / 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
花粉症になる事の予防は医学的に証明されている方法としては物理的に花粉との接触を避ける事だけです。
ヨーグルトやテン茶やシソに効果有と言う情報もありますが、医学的に証明されたわけではありませんので、公にお勧めする事は出来ません。(私的には効果を期待しています)
ワンちゃんに対してできそうな事は、ストレスを避けること・花粉の多い期間は散歩の時間に気をつける事・栄養バランスを整える事・などでしょう。既に花粉症になっているのであれば動物病院で抗アレルギー剤などの処方を受けましょう。
症状は人間と同じようです。皮膚に症状が現れる犬もおります。2006/03/01 02:08 -
高齢で重病の患者の場合には、食事療法が出来るのは食欲があるのが前提だと思います。
これは一般論ではなく私の病院での考え方です。食べなければ免疫力も体力も気力も維持できませんから、それを落とさないことが先決だと思います。
体力のある年齢の動物が生活習慣病になり、この食事をがんばって食べればきっと直りますよ、という場合には当院でも心を鬼にして説得する事もございますが、ユウチャンの場合には当てはまらないと思います。
食事に関しては主治医の先生とよく相談し缶詰の処方食(例えばN/D)の処方や食欲増進剤の処方なども可能かどうか質問しましょう。
膀胱癌に関してはどうなさっているのでしょうか。積極的な治療はなかなか困難なのかもしれませんが、NSADS系の鎮痛剤に膀胱癌の抑制作用を期待する治療法もございます。
全ての治療が困難な状況であるのならば、あえて好物だけを与えて幸せにのんびりと余生を暮らさ...2006/03/01 01:57 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
これは推定ですが、胸部特に脇の辺りの手術を行なった場合リンパ節の求心側を結んで摘出するとリンパ液の退路が断たれ、手術部位がリンパ液で洪水を起こす事がございます。この部位の手術をした場合には一定の確率で止むを得ない事なのですが、この場合にはドレーンといわれる排泄口を開けて皮膚縫合をしないとなかなか皮膚が癒合しない事もございます。長さが20cmとの事ですが、開いてしまった幅がどのくらいか分からないと、今の処置でも癒合可能かどうかは、分かりません。
腫瘍に関しては病理結果を見ないと何とも申せません。2006/03/01 01:37 -
- 質問カテゴリ:
- のどの異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
ほとんどの場合には伝染性鼻気管炎などの気道の感染症だと思います。ただし高齢の猫で鳴き声の音程が変わってきた場合には呼吸器系の腫瘍の可能性もございますのでレントゲン検査も受けておいた方が良いかもしれません。
2006/03/01 01:22 -
下痢の治療は非常に時間がかかる事もございます。単純な消化不良であれば確かに数日で直る事も多いですが、大学病院でも診断が付いてもコントロールするのに数十日かかる事も多いものです。
特別な検査無しに診断的治療・消去法で改善を図った場合にはどうしても診断治療に時間がかかるものです。処方食もアレルゲンフリーの完全除去食もございますので、それを試すのも一法です。
特に食物アレルギーの場合には血液中のIgEの検査をしてもその結果と実際の食物に対する反応が合わない事も多々あります。
そのほかにも自己免疫性疾患・膵臓病・リンパ管拡張型腸炎・クロストリジウムパーフリンゲンスによる菌体毒素によるもの・原虫疾患など、色々ございますので詳細に見てもらうと良いでしょう。2006/02/28 14:53 -
猫の場合、テレビの音声や、片方が入院してしばらくいなかった後退院してくると突然このような状況になる事があります。
しつけで改善する事は出来ませんので、フェロモンや精神安定剤の一種を使わないと無理かもしれません。
フェリウェイやフェリフレンドといわれる香水状の物(リラックスするフェロモン)がありますのでそれをかかりつけの先生に取り寄せてもらうか、クロミカルム(本来は犬の薬)を猫の用量で使用して不安感を減らしてあげるのが得策だと思います。
そういうことも獣医師の守備範囲ですのでどちらにしてもまず、かかりつけの獣医師に相談してください。2006/02/28 14:19 -
先ず最初に申し上げますが、カリシウイルスは人に伝染しませんのでご安心下さい。
カリシウイルス感染症は色々な治療法がございます。インターフェロン療法と抗生剤による二次感染の防止とラクトフェリーなどによる口内炎の治療が主な方法になると思います。
しかし猫エイズや白血病ウィルスの感染が基礎疾患にあると治療が困難になる事もございます。そのほかクラミジアの感染でも似た症状になる事もございますので、心配であれば検査をしていただきましょう。上記のの病気で人間にうつる可能性のあるものはクラミジアです。
どうかお大事にしてください。2006/02/26 22:26 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 熱が出る / その他
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
診察をしていませんのでこれはあくまでも参考意見です。根拠も無く副作用を論じてはいけませんので、あくまでも推察です。
多飲多尿・食欲不振・乳腺にしこり・避妊と同じ効果のカプセル・・・これらを考えると避妊薬の副作用も可能性の一つとして疑われると思います。
念のためにこれに焦点を絞った検査を受けていただく事も必要と思われます。
子宮や卵巣の大きさをエコーなどで見てもらうのも良いかもしれません。
どうかお大事にしてください。2006/02/26 02:51 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
2ヶ月にもわたる吐き気でさぞや心配な事と思います。吐き気と言う症状は多種にわたる病気で発症します。一概には消化器系のいずれかの内臓の疾患であると決められません。
もし膵炎の可能性を心配してらっしゃるのであれば血中TLIを測定してもらうと良いでしょう。「レントゲンで見たあやしい胃腸の問題」が引っかかりますが、何か異物の誤飲の可能性があるのでしょうか?。X線透過性異物の不完全閉塞であればバリウム造影によるレントゲン撮影で、診断が付く事もございます。
どうか主治医とよく相談して今後の検査を行なっていってください。お大事にしてください。2006/02/26 02:31 -
文章からの推定ですが、おそらく猫伝染性腹膜炎といわれるコロナウイルス感染症の一つの病態だと思われます。コロナウイルスに感染した猫が必ず発症するわけではないのですが、一度発症いたしますと多臓器にわたる炎症を起こしていきます。病変は中枢神経に及ぶ事もございます。
この炎症はウイルスに対して免疫が過剰に働くアレルギーの状態ですので、治療の中心は免疫の抑制になります。
免疫抑制剤を使いますと、他の感染症にかかりやすくなり、糖尿病や肝臓病も併発しやすくなります。そのあたりをいかにコントロールしていくかが重要になります。
おそらくイヴちゃんもこの治療を受けておられ、病気と戦っておられるのだと思います。本当に辛い事だと思いますが、完治させる特効薬がございませんので、免疫抑制剤(ステロイド)の使用とその子その子で現れる多様な症状に対する対症療法しかないのが現実です。
良い治療法がいまだ開発で...2006/02/26 02:04