蓮井 良太 先生の過去の回答履歴一覧|3ページ目
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夢夢ママ さん
一般的にレッグペルテス病と呼ばれている病気です。
正確な原因は不明ですが、大腿骨頭への血流が遮断され壊死してしまう病気でプードルなどの小型犬種に多い病気です。
私の知る限りでは、本当にムムちゃんがレッグペルテス病であれば、内科的に様子を見ていても、痛みが続き、骨頭の変形がひどくなる可能性があるので、跛行以外の一般状態に問題が無ければ、早急に骨頭切除という手術をすべきだと思います。
手術までは運動制限をすることをお勧めします。2008/03/02 19:21 -
tomoko0525さん
アカラス症(ニキビダニ、毛包虫)の治療についてはいくつかの方法がありますが、当院の場合はドラメクチンという注射薬で治療が中心になります。反応が悪い場合はミルベマイシンというフィラリアの予防薬としても使用するお薬を高容量で使用します。
最も良くない治療としては炎症を引かせるためにステロイド剤を使用してしまうことです。
薬浴は犬にも相当な負担になるので、当院でも現在は行いません。
治療中の再発に関しては、現在の治療がどういうものか分からないので正確なコメントは難しいですが、仔犬の場合の全身性のアカラス症は比較的珍しいので、それ以外の基礎疾患が無いかどうかも確認する必要があると思います。
自宅でのケアについては殺菌性のある薬用シャンプーで2次的な細菌感染などは軽減できるかもしれません。
2008/03/01 18:02 -
がっつさん
猫の避妊手術の場合ごくまれにですが、卵巣の取り残しによって発情が起こることはあります。
ホルモンの検査によって確定可能だと思います。
その場合再度手術によって取り残された卵巣を摘出しなければいけません。
2008/02/22 16:58 -
ハッピーとアル さん
ハッピーちゃんの目が緑内障であれば視力の維持は点眼薬や内服薬だけでの治療は非常に困難だと思います。
眼の手術などは特殊な道具や技術が必要な為、もし専門の先生を紹介していただけるのであれば早急に対応してあげたほうが良いと思います。
2008/02/21 10:08 -
sao-kiyo さん
飲水量としては1日体重あたり100ml/kg以上だと多飲となりますが、それ以上だと副作用があるとは単純に決めれません。
特に今回の症状の場合は貧血の程度が重度ですから、まず貧血の改善を優先させるべきだと思います。
ただし重度の消化器症状を認めたりする場合は他の免疫抑制剤への移行も検討しますが、免疫抑制剤も投与しているようなのでかかりつけの先生と相談しながら経過を見ていく必要があると思います。
ただ飼主さんが薬や治療について不安なことは正直に先生にお話すべきだと思います。
2008/02/21 10:05 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 皮膚の異常 / むくみがある
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
blueskyさん
昨年切除した右頬の上皮癌というのはどのような腫瘍だったのでしょうか?
写真を見る限りではやはり腫瘍性病変を疑います。
針生検は刺す場所によっては結果が分かりにくい場合があります。
X線撮影や超音波検査なども行い、どうしてもわからなければ試験的に切除して、病理組織検査を行う必要があるかもしれません。
またカールちゃんの年齢で飲水量と尿量が増えていることは余り良くありません。もちろんかゆみ止めとしてステロイドを内服している影響もあるかもしれませんが、一般的な血液検査では測定できないホルモンの検査なども調べてみる必要があると思います。
2008/02/18 21:17 -
sao-kiyo さん
ラッキーちゃんの状態は予断を許さない状況だと思います。入院治療を行っていないのですか?
現在の数値だと輸血を考えないといけないレベルに来ているとも思います。
ちなみにバベシアの可能性は低いのではないでしょうか?経験的にバベシアの場合は血小板数が激減します。
しこりが本当に何かの腫瘍ではなかったのか?
また同時に下痢を起こしているので消化管など体のどこかに出血性の病巣が無いのか?
そうでなければ赤血球系、白血球系ともに減少していることから骨髄の異常がないのかを骨髄検査で調べ、自己免疫性疾患の可能性など本来であれば輸血で時間を稼ぎながら貧血の原因を早急に探していかなければならないと思います。
もし骨髄の異常や自己免疫性疾患の可能性が高ければステロイドによる治療や免疫抑制剤による治療が中心になりますが、消化管出血の可能性などは十分に検討しておかないと逆に悪化させるかもし...2008/02/16 16:00 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
tomoko0525さん
症状の正確な発生機序は分からないので原因についてお答えできないのですが、診察中にもフケがすごく出るミニピンは確かにいます。
黒ラブもフケが目立つためか同様の症状を認める場合はありますが、なぜかミニピンに多いです。
飼主さんの話では自宅ではそれほどフケは出ないし、痒みも無いとのことで皮膚の検査をしても問題ありません。
ただミニピンは乾燥するとフケが多くなるので皮膚検査で異常が無い場合は保湿剤のスプレーやコンディショナーを試してもらうこともあります。
質問に対して正確なお答えができず申し訳ありません。
2008/02/11 16:08 -
sao-kiyo さん
文面だけでは正確な判断が難しいですが、喉のしこりが筋肉などに固着しているようなものであれば、頸部・胸部のX線検査やしこりの組織検査は必ず必要だと思います。その上で手術を行うかどうか計画を立てます。というのも、リンパ腫(この場合は下顎リンパ節の腫大)が強く疑われる場合は外科切除よりも抗癌剤による化学療法が有効になりますし、甲状腺がん(喉の深い部分が腫大)などが疑われる場合は、切除にも相当な注意が必要です。
飼主さんが不安に感じていることは全て先生に相談してみて納得ができた段階で、より良いと思う治療を受けさせてあげてください。
2008/02/04 22:08 -
michi1003さん
今回のX線検査の目的は妊娠の有無を確認する検査だったのですか?それとも頭数確認を目的としたものですか?
一般的に妊娠の有無を確認する場合はもう少し早い時期に超音波検査ですぐに分かります。ただ、超音波検査だと妊娠している胎仔の頭数が正確に分からない為、だいたい妊娠50日くらいにX線検査を行います。
今回撮影した枚数はかなり多かったことは事実ですが、胎仔への影響は心配ありません。
ただ大型犬でお腹も大きかったためX線検査の撮影条件を合わせるのが難しかったのだと思います。
ただレナちゃんのお腹の中にいる胎仔の頭数はしっかり把握しておいたほうが良いです。
特に大型犬の場合は小型犬にくらべ妊娠頭数が多いですから、出産時にどの子が最後の子かが分からないと、全員無事出産したと思っていても実はお腹の中に残っている場合も考えられます。
きちんと確認してみてください。2008/01/21 08:10