浅川雅清 先生の過去の回答履歴一覧|59ページ目
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こんにちは。
なかなか難しい選択で、獣医師により方針が異なることをご了承頂けたら幸いです。
わたくしもよくよく陰睾の手術を執刀します。
その際は、必ず精巣がどこにあるか、術前に超音波検査にて確認した上で執刀します。
もちろん、陰睾側が陰嚢以外(鼠径部皮下)に触知できる場合は超音波検査は実施しません。
精巣が触診で見つからない場合、十中八九腹腔内に存在します。
が、例えば先天的に片方の精巣が存在しなかったり、あるいは半陰陽のような先天的な生殖器の異常により、極稀ですが腹腔内に見つけられないことが考えられます。
ですので、超音波検査にて精巣を発見できないこともあるので、そういった稀なケースをご了承頂きつつも、だいたいは腹腔内に存在し一回の手術で去勢手術を完了させることが多いです。
生後半年から先、腹腔内の精巣が降りてくる可能性は低いと考えております。
有り得ても、精巣が小さすぎて触診...2023/10/21 22:21 -
追加のご質問ありがとうございます。
リパーゼに関しては、具体的に申し上げると、慢性腸症、クッシング症候群などの内分泌疾患、肝・胆嚢疾患、心疾患、ステロイドの投与などにより上昇することが論文で報告されています。
上記疾患の診断には、超音波検査が必要な疾患が含まれます。
経過は良好ですが、今後の為にも超音波検査を含めた全身的な検査を、健康診断的な意味も含めて推奨します。
ご参考になれば幸いです。2023/10/18 12:26 -
こんばんは。
膵炎とのことで、大変でしたね。
体調が改善して良かったです。
さて、膵炎の治療ということに関しましては、獣医師により方針が様々かと思います。
わたくしであれば、ご相談者様が仰る通り、絶食に関しては半日程度、点滴に関しては基本入院下での静脈内点滴を行います。
昔は絶食がいいとされていましたので、ご年配の先生ならそうされているかもしれません。
ただ、現状の体調においては、改善傾向にあるので先生の指示通りに治療を行いましょう。
膵炎に関しては低脂肪食を継続するのが一般的です。
かかりつけの先生は、急にフードの量を増やして嘔吐が再発することを懸念されているのかもしれませんね。
また、詳細な血液検査、ありがとうございます。
膵炎の診断に際して、行ったのは血液検査のみでしょうか?
近年、リパーゼは膵炎以外でも上昇することが知られていますので、経過次第ではその他の検査も全身的に行...2023/10/17 17:43 -
追加のご質問ありがとうございます。
ソレンシアに関しては、最近発売された変形性関節症に向けた抗体薬です。
一ヶ月に一回の接種で効果があり、年齢を問わず取り立てた副作用がないのが特徴です。
今までは非ステロイド系消炎鎮痛剤で治療を行っていましたが、腎臓への負担が懸念される治療でした。
ですので、ソレンシアのほうが、高齢の猫ちゃんにはよりベターな治療法として注目を浴びています。
わたくし自身もまだ経験はありませんがソレンシアにとても期待しております。
尚、自分自身が温熱療法や理学療法、東洋医学の経験がなくアドバイスできませんが、そちらの方が通院の回数が多く負担がある印象です。
しこりに関しては、実際にものを触ってみないと分からない為、文面だけだとアドバイスできません。申し訳ありません。
ご参考になれば幸いです。2023/10/16 22:55 -
こんばんは。
19歳、とても長生きですね。素晴らしいです。
その年にもなれば、様々な病気が出てきますよね。ねこちゃんに無理のない治療を行っていきましょう。
さて、まず足の症状ですが、仰る通り変形性関節症は候補のひとつだと思われます。
右後肢の痙攣のようなものも、恐らくは痛みから震えているのだと思われます。
鑑別としては他、骨や関節の腫瘍、血栓症などが挙げられますが、精査が必要になるでしょう。
しこりに関しても、かさぶたと仰るので、皮膚炎や皮膚腫瘍が考えられます。
こちらも精査が必要ですが、悪さをしなければ年齢的には経過観察になるように思われます。
たまに血尿の症状があるようですね。
尿路結石はよくよく再発します。
ですので、結石による膀胱炎や、もしくは尿路の腫瘍、または特発性膀胱炎などで血尿を繰り返している可能性があります。
こちらも精査が必要になると思われます。
仰る通り、受診...2023/10/16 22:01 -
こんばんは。
既にご受診されているかもしれませんが、ご回答申し上げます。
恐らく「皮膚炎」になっているようにお見受けします。
何か皮膚に刺激があったことが考えられ、仰る通りケンカなどの外傷か、もしくはかゆみがあって自傷した可能性が考えられます。
特に、喘息があるという背景から、アレルギーによる痒みからの皮膚炎の可能性も考えられます。
猫のアレルギー性皮膚炎は、頭部や頸部に出現しやすいとされています。
仔猫ちゃんから何か感染して皮膚炎になった可能性は低いと思われます。
そのまま治ればいいですが、他の皮膚に出てくるなどあれば早急に受診しましょう。
また、便が緩いところもやや気になります。
最近のねこちゃんは慢性腸症が多く見受けられる気がします。
ひとつの原因として、食物アレルギーも疑われますので、必要に応じ他の軟便の原因を除外した後、フードの変更も検討しましょう。
ご参考になれば幸...2023/10/16 21:54 -
ご返答ありがとうございます。
改善傾向にあるようで、とても安心しました。
リブレラはご存知の通り、今年発売となった変形性関節症に向けた抗体薬です。
簡単に申し上げると、関節炎に伴う痛みシグナルを抑制する注射薬です。
発売されて日が浅い為、効能以外の隠れた薬効があるかもしれませんが、今回のケースは、顔周りの関節のどこかに炎症があったのかもしれませんね。
あまり顔の痛みに使った症例は聞いたことがないので、効果の程はなんとも言えませんが…
引き継ぎ慎重に経過を見ていきましょう。
宜しくお願い致します。2023/10/15 19:56 -
こんばんは。
こちらはかなり酷い状態ですね。
お写真のみの判断なので正確ではない可能性があることをご了承下さい。
恐らく、皮膚の下までしっかり露出しているようにお見受け致します。
ここまでくると、確実に治すには手術をしていいレベルです。
万が一内科的に治す場合は、恐らく一ヶ月くらいかかると思われます。
毎日洗浄し、外用で皮膚の再生を促す薬、または内服にて抗生物質を使用する必要もあると思われます。
一度別の病院かけられても良いのかなと思いました。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
https://ofuse.me/ceb1bc10
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023/10/14 22:20 -
こんばんは。
症状の改善がなく心配ですね。
さて、今回は「開口時の痛み」という症状かと思われます。
これだけ痛いとなると、レントゲンで異常が確認できそうな気がするのですが、検査はおこなっていますでしょうか?
予想としましては、顎または周囲の神経のトラブルを予想しています。
具体的に申し上げると、歯周病からの顎骨骨折や根尖膿瘍、口腔内または顎骨内の腫瘍、顎関節の関節炎または神経のトラブルが考えられるのではないかと思われます。
痛み止めの効果が見られないので、一度レントゲンでしっかり診断をつけた上、治療を行うことを推奨致します。
ご参考になれば幸いです。
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皆様からの応援メッセージ、お待ちしております!
https://ofuse.me/ceb1bc10
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2023/10/14 22:15 -
お返事ありがとうございます。
何もないことを願っております。
ご受診後、治療に際してまたご不明点がありましたらご相談下さい。
宜しくお願い致します。2023/10/13 07:45