浅川雅清 先生からの回答
こんばんは。
今回のケースは、わたくしも珍しいなと思いました。
経験が無い為、手短な回答になることをご容赦ください。
確かに、タイミング的には顔の痒み、肝臓の数値の顕著な上昇はチロブロックへの特異体質のように思います。
また、チロブロックを完全に中止し、甲状腺の数値が正常値というのもあまり経験はございません。
ただ、euthyroid sick syndrome という言葉があるように、甲状腺の数値はある他の疾患を併発すると低下することが知られています。
長くなるので細かい部分は割愛しますが、お伝えしたいこととしては、ご相談者様のケースは珍しく、また基本的に副作用なく投薬できる子の予後は長期に良好であることが多いです。
ご参考になれば幸いです。
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2023/09/14 22:35 参考になった! 0
投稿者 はる さん からの返答
やっぱり珍しいのですね。他の疾患も疑いつつ様子を見て行くしかないと言う事ですね。お忙しい中、返信有難うございました。参考にさせて頂きます。
2023/09/14 23:21
甲状腺機能亢進
6月に受診、受診内容はもう一匹の兄弟猫を執拗に追いかけ回したり、強く噛みついたりする行動が1日に何回もあり目立つので甲状腺疾患を疑い受診。血液検査の結果、甲状腺機能亢進と言われました。結構高い数値が出たのでチロブロックの投薬治療が始まりました。1週間過ぎた頃に瞼や耳が赤くなり顔の痒みが出て来たので再び受診。本来は24時間以上投薬時間を空けたくないけど痒みが出てしまうので2日に1回で試してみる事になりました。赤み痒みは出ませんでしたがその後の血液検査で肝臓の数値が異常値に跳ね上がってしまい。チロブロックの副作用ならこれ以上飲めないと言う事になり、投薬中止になりました。肝臓の薬を飲ませる前にサプリを頂き1週間後に再び血液検査をすると肝臓数値はやや高めではあるけど以前の跳ね上がりの時よりは心配する程では無い数値に戻りました。不思議なのはチロブロックを中止したにもかかわらず甲状腺の数値が正常値ギリギリに戻った事です。その後、様子を見る為に1週間後、2週間後と血液検査をしていき、甲状腺は正常値をキープ、肝臓はやや高めをキープしております。体重の減少は最初からありませんでした。5.7キロほどあります。先生は一度甲状腺機能亢進と診断されたら殆どの猫は治療が続くのでこう言ったケースは初めてと言っておりました。長くなりましたが質問は、同じ様なケースがありましたか?と言う事と予後を知りたいです。何故、この様な波のある甲状腺機能亢進症になったのか理由が知りたいです。