今本 成樹 先生からの回答
今本です。
血管肉腫は、場所によってはひじょうに見つけにくいものです。
自覚症状を訴えることが少ない動物では発見時にすでに信じられない大きさになっていることも多くの獣医師が経験していると思います。
腫瘍の場所によっては、すでに切除不可能な場所に存在している場合だってありました。その場合には早期発見でも手術は不可能となります。
エコーの検査にも、CTの検査にも限界があります。早期発見という意味では、最新の機会で、定期的に検査をするのが一番ですけど、なかなか現実問題そうはいきません。
飼い主さんが気がつくのであれば、すでに獣医師は気がついていると思います。言えることは、少しでも何かおかしいと主ったら、すぐに病院へ行くということくらいでしょうか?
すいません、あまりいい答えになっていませんでしたね。
2007/09/09 11:15 参考になった! 0
投稿者 Big さん からの返答
今本先生
ご回答を有難うございました。
血管肉腫は、発現場所によっては症状が出にくく、そして、根治し難い病気だと解りました。
お手数をお掛けしました。
2007/09/16 11:15










血管肉腫について
はじめまして。昨夜、我が家のビーグル8歳が肝腎間の血管肉腫により旅立って行きました。
なぜ早期に愛犬の不調を気づいてやれなっかったのか悔やまれてなりません。そこで、腹腔内にできた血管肉腫の顕著な初期症状を教えて頂けないでしょうか。
(経過)
・5月22日 首の肥満細胞腫2個切除 ステージⅡ 転移の可能性なし
プレトニゾロン錠10日間服用 副作用で服用中止
・8月17日 前日より、食べなくなりA医院受診
血液検査 ALP 1500 GPT 100IU/L 白血球 31400
・8月26日 エコー所見 脾臓肥大→腫瘍か? 肝臓に影?
設備に限界、診断がつかず、転院へ。
・8月27日 B医院転院
血液検査 白血球 60000 腫瘍示す数値
ALP,GPT 前数値より多少高め
CT所見 リンパ管肥大 脾臓肥大
・8月28日 開腹手術
リンパ管 肥大 一部白色に
肝臓裏側 野苺状の腫瘍 切除不可能
脾臓肥大だが異状なし
・9月2日 低血糖による痙攣 入院
・9月4日 細胞診結果 肝腎血管肉腫 リンパ管悪性所見なし
死亡
8月17日より点滴 22日より嘔吐、下痢、下血 対処療法
2名の獣医師に丁寧な診察をして頂き感謝していますが、腹腔内の血管肉腫の判断は難しいのでしょうか。飼い主は、どのような症状を見逃さない様にしたら愛犬の命を救えるのか教えて下さいますようお願い致します。