是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|16ページ目
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こんにちは、みーみーさん
今回の症状、確かにクラミジア感染も疑われる症状だと思いますが、実際に診察していない状態でそれと決めてお話するのも難しいので、あくまでも、もう一度きちんと獣医師の診察を受けるという前提でお聞きくださいね。
まず、クラミジア感染による結膜炎などで、目薬(点眼薬)を嫌がる子の場合には、眼軟膏+抗生物質の内服薬を検討します。眼軟膏というのは、目に付けることの出来る種類の軟膏で、それを指先に付けて、眼のふち辺りからそっと塗ります。これだと、点眼を嫌がる子でも素直に塗らせてくれることが多いようです。また、抗生物質の内服もクラミジア感染には有効で、きちんとクラミジア治療にあったタイプの抗生物質を服用してもらえればいいと思います。
目薬は、刺激もあり、押さえつけられての点眼がものすごく恐怖に感じる事もありますので、これ以上は無理やり点眼にこだわらないほうがよさそうですね...2011/02/11 12:03 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、チュラさん
ケリー君の、口腔内の腫瘍、ご心配ですね。
おっしゃるように悪性黒色腫は口腔内に出来る悪性腫瘍の中では一番多く見られる腫瘍で、侵襲性が高く悪性度も高いので危険な腫瘍です。
一番多い治療が、下顎や上顎を含めた腫瘍の切除になりますが、症例によっては放射線療法が有効のケースもあります。
また、肺などへの転移病変がある場合は、手術によるストレスの転移病変への影響も考えなければなりません。それらもきちんと検査してもらってください。
いずれにせよ、今回のものが悪性黒色腫であるという前提の話になります。
また、免疫細胞療法やDCワクチンの治療も今後進めていくということですが、そうなると今後も獣医師との信頼関係がとても大切になります。
「以前から前歯の歯茎部分に黒いイボのようなものができており」という話ですが、以前というのはどのくらい前からの話でしょうか?
また、今回の病理...2011/02/10 09:57 -
こんにちは、あやさん
てつ君の後肢の腫れですが、床ずれ(褥瘡)とは違うようなのですね?
かかとのあたりが全体に腫れているということで、痛みも伴っていないようだとむくみ(浮腫)をおこしているのかもしれません。
心臓が機能障害により働きが弱くなると、全身の血液循環やリンパ液の循環が悪くなり、足などに浮腫が起きることがあります。
特に皮膚が薄くなった箇所などにワセリンを塗っていただいてもいいのですが、浮腫の原因となっている心臓の機能の低下も心配ですので、一度かかりつけの獣医師に診断してもらうといいと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/02/10 09:22 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、あきらさん
月に一度程度の肛門腺絞りを実施されているということで、肛門腺絞りに慣れていらっしゃるという前提でお話させていただきますね。
おそらくラムちゃんは肛門腺炎または、肛門周囲腺炎をおこしたのだと思われますので、少々痛がると思いますが、ゆっくりと中身(ジュクジュク液)を絞って膿瘍物を出してください。(少し出血も伴う場合もあると思います)
ただし、周囲組織の炎症部分はいくら絞っても痛みが増すだけですので、ある程度の弾力がなくなったら、その作業はやめるようにしてください。
また、処置後は毛のない部分であれば少量のオキシドールでの消毒もいいと思いますし、その後はゲンタシンなどの軟膏や非ステロイド性の消炎軟膏を塗っていただければいいと思います。
その作業を一日一回3−5日程続けて様子を見ていただき、治りが悪いようでしたら他に原因がないか診察を受けていただければと思います。
...2011/02/01 11:41 -
こんにちは、tktk13さん
ホルモンの異常からくる皮膚病(内分泌性皮膚疾患)にもさまざまなものがあり、それぞれの異常に適応する治療が必要になります。
実際にどの程度の検査をして病気の特定をし、その病気に対する治療法が無いといわれたのか分かりませんが、具体的な病名はいわれたのでしょうか?
どうも、他の原因もあるような気もします。
皮膚病に関しては場合によっては時間のかかる症例や、薬をやめると症状が悪化するため、薬の継続が必要になる場合などがありますが、治療をしているのに症状がおさまらないということは通常ありません。
大きな病院がいいというわけでは決してありませんが、お近くの動物病院で皮膚病に関して詳しい先生がいらっしゃるところなどを探してもう一度診察してもらったほうがいいのではないかと思われます。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください2011/02/01 11:25 -
はじめまして、ミータ君の飼い主さん
毛玉が出来ると、常にその部分の皮膚がひっぱらっれた状態になりますので、触られることを嫌がりますし、皮膚も軽度の炎症をおこし痛みがあることと思います。
なるべく早めに皮膚を傷つけないように毛玉ごと毛を刈る必要がありますね。
トリミング施設を併設しているような動物病院に相談していただければ、麻酔をかけた状態でのトリミングなども検討してくれることと思いますので、一度動物病院に問い合わせてはいかがでしょうか。
よほどトリミングに慣れていれば、無麻酔ということも可能かもしれませんが、猫の皮膚は薄く時間もかかるため、出来るだけ安全な麻酔下での処置をお薦めします。
また、料金については、8歳ということですので、そろそろ腎機能や肝機能の低下も考えられ、麻酔耐性を調べるために血液検査も合わせて行うかどうかによっても変わってきますし、毛玉の程度や体重によっても変わっ...2011/02/01 10:07 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、まいっちんぐ。さん
様子を聞かせていただくとフェノバルビタール製剤でのてんかんのコントロールがうまくいっていないようですね。
たしかに発作としてはさほど重症ではないという言い方も出来るかもしれませんが、一度の発作が3−5分というのは長い部類に入ると思います。(通常は全身の強直性発作が1−2分程度)また、15分というのは、もしてんかんなら重積状態という危険な状態に入っていた可能性もあります(今現在落ち着いているのなら、重積状態は脱したと考えてくださいね)
なお、今回のようにフェノバルビタール製剤でのコントロールがうまくいかない場合、臭化カリを使ってのコントロールや、ペンゾジアゼピン類を補助薬として使うとうまくいくケースがあります。そのあたりも、獣医師に相談してもらえるといいかもしれません。
本当にてんかんによる発作なのか、確かに少し疑問もあるケースですので、可能であればもう少し...2011/01/30 11:25 -
- 質問カテゴリ:
- しつけ
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ケラさん
今回、しつけ教室での集中力の持続が出来なくなってきているのは、薬の影響もあるのかというご質問ですが、抗てんかん薬として主に使われるフェノバルビタールや臭化カリには、運動失調や集中力の低下などの副作用があります。
そのため、こつるちゃんのようにしつけ教室での集中力が落ちてくるといった形で変化が現れる子もいると思われます。
日常生活に支障をきたすほどのケースであれば、投与量の見直しなども必要になってきますが、その場合は、発作の頻度も増す可能性もよく考えながらの獣医師との連携が必要です。
また、ステロイド剤も併用しているということですので、肝毒性なども心配されます。定期的な血液検査をすることで、肝臓への影響も把握できると思いますが、その他にも性格に変化が現れたなどの現象が出た場合はすぐに獣医師に相談してあげてくださいね。
しつけ教室でこつるちゃんの集中力が切れ、飼...2011/01/30 11:07 -
こんにちはtomoさん
吟ちゃんはかゆみや違和感を伴った皮膚病だと思いますが、その原因にはさまざまなものが考えられます。
猫や犬の皮膚病にも人間の皮膚病と同じくらいの種類がありますので、診察や検査をしながら、その原因や病名を考えていかなくてはいけません。
伝染性のものや、内分泌の異常などから起きた皮膚病であれば、治療は早いほうが治りもよくなります。
なるべく早めに診察を受けてあげてください。
また、動物の皮膚病は患部に毛が生えている、汗腺が無いなどの特異性がありますので、人間の薬を使って様子を見たりすることはおやめくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2011/01/28 17:37 -
こんにちは、ランさん
肝臓とホルモンの数値が高いということで、具体的に何のホルモンが高いのかが記載されていませんが、メルカゾールの処方を受けているということですので、おそらくは甲状腺ホルモンT4かT3の値が高く、甲状腺機能亢進症の診断がなされているものとして回答させていただきますね。
メルカゾールは、抗甲状腺薬といわれるもので、主に血清中のT4濃度を下げる役割があります。抗甲状腺薬としては、猫に対して比較的安全に使うことができ、効果的と言われています。
もちろん副作用がないわけではありませんので、いろいろな注意点もあります。
通常メルカゾールによる副作用は最初の4−8週間のうちに現れることがおおいので、治療開始の3ヶ月間は2週間ごとの血液検査(CBC、血小板数、血清化学検査)を行います。症状としては元気消失、嘔吐、食欲不振などがおきますが、通常は一過性のもので、投薬を続けていても収まることが多いと...2011/01/25 16:36