是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|31ページ目
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こんにちは、ちょろあみさん。
猫の乳腺腫というのは、そのほとんどが悪性のもので、犬の50%に比べて、猫では95%とも99%とも言われるほど悪性率の高いものです。
現在乳腺腫が3センチほどで、乳首への組織浸潤も見られているのだとすると、ある程度の覚悟は必要かもしれません。
(余談ですが犬にとっては、3センチというのは、大事な数字で、この3センチを超えているか否かで再発率に大きな差が現われます)
一つは、血液検査の腎機能肝機能の数字がどの程度のものなのかによっても変わってくると思いますが、もしも手術を決断されるのならば、とにかく早く手術をすることだと思います。
手術をするとなったら、広範囲の乳腺の除去が必要になります。
しかしながら、一方で大きさが3センチ位になっていること、進行も早い様子なので、転移も考えると、手術はしないでおこうという選択も間違いではないでしょうね。
実際に診察にあたっていない...2007/12/21 17:34 -
こんにちは、もけママさん。
猫エイズのキャリアであっても、加入出来るペット保険はあります。ただし、通常は指定獣医師の診断を受けた後、保険担当者の審査があり、その上で掛け金などの条件の提示を受けることになると思います。
アニコムだと同じキャリアでも、年齢や飼育状態、現在の健康状態等によって、細かく掛け金の条件が決められているようですね。
わたしの病院の患者さんでも、エイズキャリアながら、保険に入っていらっしゃる方もいます。
一度保険会社に電話をして相談なさってみるといいとおもいます。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください2007/12/21 17:15 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、はなままさん。
3年前のフィラリアの診断を受けた後、「お薬で虫は除去できたようです。」とのことですが、フィラリア成虫を駆除したのでしょうか?
それであれば、年間を通してのフィラリア予防薬の投与は必要ないと思われますが、幼虫のみの駆除で成虫は毎月の予防薬を飲ませながら寿命が来るのを待つという治療法になっているのであれば、成虫の寿命の5年くらいの間は、年間を通しての投与が必要かと思います。
そのあたりをもう一度確認した方がいいでしょう。
3年前の治療で成虫の除去を行なったのであれば、シーズンオフの投薬は必要ありません。
成虫の除去を行なっていない状態で、毎月の薬をやめると、心臓に寄生している成虫の産み出す幼虫が増え過ぎて、心臓の機能低下や、末梢血管障害が出てくる可能性があります。もちろん、蚊の出るシーズン中ならばフィラリアの再感染の可能性もあります。
また、服用後吐き出すという...2007/12/21 17:03 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ルイーズ36さん。
諸説はありますが、わたしとしては、肝機能が安定する生後6ヶ月までは何らかの事情がない限りは去勢手術も待ってもらうようにしています。
レオン君の体つきだけを考えれば問題はないと思われると思うでしょうが、体の中、肝臓や腎臓を始めとする内臓はまだまだ発達の途中にあります。
麻酔処置というのは、どうしても、腎臓、肝臓に負担をかけてしまいますので、あえて生後4ヶ月で行なう必要はないと思います。
また、年末のあわただしい時期の手術は、万が一の事を考えてもあまりお勧め出来ません。
年が変わって、落ち着いてからの手術が望ましいのではないでしょうか。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください2007/12/21 16:51 -
こんにちは、豊島サンさん。
猫やうさぎの場合、毛繕いなどで胃に入った毛が塊になって、消化器障害を起こす「毛球症」が問題になりますが、犬では問題になることはまれです。
というのも、毛の絡まりやすい猫や、嘔吐の出来ないうさぎに比べて、犬では毛玉になりにくく、消化器障害が起きる前に便と一緒に体外に出てしまうからです。
sanちゃんに関しても、口から入った毛が障害を起こすことはあまり心配しなくて大丈夫だと思いますよ。
また、あまり足先を気にして舐める子の場合やめさせるために「オレンジ抽出成分」の苦味をつけて、舐めさせないようにする方法もありますが、それも程度次第だと思います。
あまりひどい場合には獣医師の診察を受けて、皮膚病などがないか確認してもらってみてくださいね。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください2007/12/21 09:45 -
- 質問カテゴリ:
- 体重の異常
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ルイーズ36さん。
アメリカンショートヘアーは、日本猫などに比べると、少々大柄で、体重も重めですが、それでも生後5ヶ月で2.8Kgだと大きめですね。
そろそろ、ミルクの量は減らすか、やめて、ジャーキーなどのおやつも上げない方がいいと思います。
また、フードにはパッケージに一日あたりの適量が書いてあると思いますので、それに従って、一度きちんと量を計ってあげてください。
当然、ミルクやおやつなどの分は差し引かなくてはいけません。
また、去勢手術を行なうとさらに太る傾向がありますので、糖尿病を始めとする泌尿器系の病気には特に注意が必要になってきます。そうならないためにも、少しずつ食餌の量を調整して体重の増加を防ぐことは必要ですので、練習のつもりで、食事の量に少し気をつけてみてください。
あまり過大に体重を気にされることは無いと思いますが、それでも今後の事を考えるとここで体重を少し維持...2007/12/20 18:44 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、寅さん。
成犬になった後の、ワクチンの2回接種に、意味があるのかどうかという話ですが、これは、ワクチンのブースター効果という点でワクチンの抗体価をより上げるためには必要といえます。ですので、まったく意味の無いことではないのです。
ブースター効果を期待してのワクチンの追加接種であれば、初回接種から一ヶ月ほど過ぎたところでの追加接種はセオリー通りとなります。
しかしながら、現在のワクチンはアジュバントというワクチン効果を上げるための助剤も優秀になってきており、以前ほどは二度接種によるブースターを必要としなくなってきているのも事実です。
このあたりの説明をはぶき、さかのぼって2回注射しましょうと言われてしまうと、飼主さんとしては少々不信感も持ってしまいますし、獣医師の立場としても、少し説明不足だと感じます。
また、手術当日になっての血液検査や点滴、麻酔をやわらげる麻酔(おそらく...2007/12/20 18:34 -
こんにちは、kathさん。
早速ですが、抗うつ剤ルジオミールの誤飲による障害で一番問題になるのは、昏睡、痙攣、高熱、呼吸抑制ですが、体重6キロの犬でルジオミール10mgですと、リスクとしては、過敏症の体質を持っていない限りは、副作用発現の可能性は低いと思っていただいていいと思います。
また、GABA作動薬であるソラナックスは錯乱、興奮、運動失調などが主に出てくる可能性もありますが、重大な呼吸抑制は、0.4mgだと、発現リスクは低いでしょう。
誤飲はさせないようにするのは基本ですが、万が一飲んだ場合も今回心配されている一錠程度でしたら、しばらくは経過を観察してもらっても構わないと思われます。また、気をつける時間としては2時間程度だと思ってください。
催吐剤としてオキシドール3%液(普通に消毒用で薬局で売られているタイプのものは、ほとんどがこの3%液です)を使う事もありますが、万が一の事故を考えるとあえてお勧め...2007/12/20 10:24 -
こんにちは、えるまさん。
ぎん君のように乳歯が抜けずに残ることを「乳歯遺残」といいますが、意見は分かれるものの、歯並びに特に影響がない場合は、あえて抜かないで様子を見る事もあります。
抜いてもいいけど、まぁ余分な負担はかけなくてもいいかなと、診察された獣医師が判断したのだと思います。
しかし今回、歯茎の部分が黒ずんできていて、う歯(虫歯)などが広がることが心配であれば、再度判断してもらった獣医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか。
必要だろうと判断されたら、抜歯の段取りに入ってくれることと思います。
遺残している乳歯に特に変化がなければ様子を見るということで構わないでしょうか、残された乳歯に異常が起こり始めた場合には、抜歯対象になるという風にえるまさんも理解していただけるといいと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください2007/12/19 17:20 -
こんにちは、きなこちゃんの飼主さん。
きなこちゃんの様子をお聞きすると、痙攣というよりも、皮膚表面に近い皮筋や、筋肉の不随意のリズミカルな震えのようですので、振戦ではないかと思われます。
また、この振戦は肝機能が悪いと起きやすいとされています。もちろん、振戦が見られるからといって、かならずその裏に肝機能不全が隠れているわけではありませんので、お間違いないようにお願いします。
おそらくは、インターネットなどでも「肝性脳症」「振戦」といったキーワードで検索されるといろいろと調べることが出来ると思います。また、さらにひどいてんかん様の発作も肝性脳症がひどくなると見られる事もあります。
いまは薬を飲ませていらっしゃるということですので、定期的に肝機能を見ながら治療にあたられるといいでしょう。担当の獣医師とよく相談して、またわからないこと等ありましたら、ご質問下さいね。
参考になれば幸いです
...2007/12/19 17:10