是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|32ページ目
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こんにちは、泣きべそ母さん。
ちっちちゃんの様子、ご心配なことと思います。
胸腔内に、化膿性の滲出液が溜まることを膿胸といいますが、ちっちちゃんの状態も、おそらくは、この膿胸という状態だと思われます。
なんらかの異物の穿孔や、肺の感染症の拡大から起きる、猫には比較的多い疾患です。
治療は、抗生剤の投与と、輸液、そして、胸腔ドレナージといって、溜まった膿を埋め込んだチューブなどから排液していくといった、三本柱を中心に行ないます。
また、免疫力を上げるためにインターフェロンの注射も行なうケースもあります。
とにかく根気よく、輸液や栄養剤で体力を維持しながら、抗生剤での根本的な治療とドレナージによる呼吸能力の確保をしていけば、助かることも多い病気ですので、泣きべそ母さんもあきらめず、体が冷えることなどにはよく気をつけて、獣医師の指示を受けて治療にあたってあげてください。
好転すると、経過も...2007/12/19 16:58 -
こんにちは、cavaさん。
お尻をこすったり、前足だけでお尻をつけて歩くような仕草(スクーターともいわれる行為)ですが、主に、肛門腺の異常や、条虫などの寄生によってお尻に違和感があって行なうことが多い仕草です。
また、写真でははっきりしませんが、確かに白っぽいものが9時~10時方向に観察されます。
まず、条虫は検便をしても虫卵が見つけられないことが多いので、感染が疑われる場合には駆虫薬を前もってのませておくこともあります。その後、お尻の腫瘤の治療にあたられるといいと思います。大きさや、出っ張り具合などからも悪性のものの可能性はごく低いと思いますので、抗生剤などの軟膏の塗布で様子を見ることになるのでは無いかと思いますが、あまり放っておくと肛門周りの分泌腺が肥厚を起こしたりしますので、こまめに獣医師に相談してみてくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください。2007/12/19 16:33 -
こんにちは、キングちゃんの飼主さん。
生後5ヶ月の時点でフィラリア感染が見つかり、その後ずっと薬(おそらくは再感染を防ぐための薬)を服用されているということですね。
それであれば、最初に感染していたフィラリアも寿命を迎えていますので、今回の異常はフィラリアとは関係ないと思います。
シベリアンハスキー犬の9歳というのは、他の犬種の9歳とは異なり、高齢の部類になります。ですので、飼主さんとしても、高齢犬を飼っているつもりでいてくださいね。
起き上がらない、食欲がないなどの異常は、早めに検査治療にあたって上げるようにしてください。
今回の異常も具体的な病名は検査をしていない段階ではなんとも申し上げられませんが、心臓などの循環器系ではなく、脊髄などの脳神経系、腎臓等の泌尿代謝系や、消化器系の異常も考えられますので、調べてもらってくださいね。また、寒さもいちだんと厳しくなっています。外飼いの子は...2007/12/18 09:46 -
こんにちは、ポップママさん。
ポップちゃんの繰り返しの頻尿、血尿など、気になることと思います。エコーで結石が確認されたということですので、それらの結石が尿道を傷つけたり、膀胱の壁を傷つけたりするため、血尿や炎症を起こしている可能性が高いと思いますが、女の子の場合尿道閉塞を起こす可能性が低いことから、手術などでの対応になることは少なく、処方食による結石溶解治療となる事がほとんどです。
また、ポップママさんのおっしゃる通りエコーでとらえたものが腫瘍の可能性もあるとは思いますが、その場合は、尿沈渣を検査して、細胞を見つけることが出来ます。もし尿沈渣の染色、顕微鏡での検査をしていないのなら、すぐにした方がいいと思います。(実際は結晶の検査の時に同時に行なうことがほとんどなのですが)
いずれにせよ、現在エコーで見つかっている膀胱内の結石の種類等の特定は必要で、それに続く処方食による治療を始め...2007/12/15 11:19 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、あぶさん
neroちゃんの目に出来た膨らみですが、一番可能性の高いのは、麦粒腫もしくは霰粒腫です。
麦粒腫は主に黄色ブドウ球菌が目の縁に感染を起こして、腫れたり熱をもつものです。この場合は抗生剤の点眼等が必要になります。また、霰粒腫はマイボーム腺という分泌腺の肉芽腫様の炎症で、この場合は、切開が必要になる事もあります。
両者とも悪性の腫瘍等といったものではありませんが、本人は違和感があり、こすったりして、毛が抜けたり、眼球を傷つけることもありますので注意が必要です。
いずれにせよ、早めに処置すれば経過もいいので、一度獣医師の診察を受けてあげてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください2007/12/14 19:15 -
こんにちは、SACHIKOさん。
詳しい話は、大学病院での診察、検査を行なった後、骨盤内の膀胱や、直腸、腸間膜、子宮などとの癒着の具合を見てみないと申し上げられないのです。
例えば、単純に膀胱の一部が骨盤内と癒着しているといっても、膀胱の「どの部分」が「どの臓器」と癒着を起こしているかによって術式もまったく異なりますし、予後も変わってきます。
獣医師によっても、そのアプローチ方法は異なってくるでしょう。
ただ、大学病院での診察を受けられる前に、簡単な心構えだけ、お伝え出来ればと思い回答させていただきます。
大学病院での検査を終えた際、飼主さんとして、きちんと獣医師に確認を取るべきなのは、今回見つけられた事故の後遺症が緊急に手術を要する異常なのか、それとも、頻尿や膀胱炎などに気をつければ様子を見ることも出来る後遺症なのかという点だと思います。
骨盤内で癒着を起こしている臓器を分離したり、正常...2007/12/12 17:04 -
こんにちは、ボキボキ星人さん
ポメラニアンは生後6ヶ月から、一年くらいの間は、幼犬期のアンダーコートが抜ける時期になりますので、この時期は、一時的に毛も少なくなり、幼犬の頃のふんわりとした雰囲気と変わり、少々痩せたような雰囲気に見えることがあります。
フケが多くなっているのは気になる要因ですが、獣医師が診察して、特に問題になるような皮膚の異常が見られなかったようですので、今回は、大人になる時期の一時的な変化としてとらえていただいていいと思います。
幼犬期のふんわりした感じとは異なりますが、アンダーコートもまた充実してきて、首回りのボリューム感のある毛並みが楽しめるようになると思います。
特定の部位などの脱毛が無いか、皮膚の色が変わってきていないか、毛の手触りなどに変化がないか(ぱさぱさ、きしきしとした手触りに特に注意してください)などに気をつけてもらえれば、安心して過ごしてあげてくだ...2007/12/12 16:36 -
こんにちは、mameko20060722さん。
ノミ取りのスポット薬に関しては、あくまで予防ですので、あまり予防の必要のない場合には、積極的に使う理由は無いだろうなというのがわたしの意見です。ですので、よほど感染の機会の多い環境に無い限りは寒い時期の予防は必要ないと思いますし、室内犬であればなおさらだと思います。
ただ、念には念を入れておきたいという飼主さんもいらっしゃるので、そういう方は、年間のスポット薬の投薬をしてもらってもいいと思います。
また、万が一他のノミの沢山いる犬と遊ぶようなことがあっても、安心してみていられるというメリットはあるでしょうね。
安全性は比較的高い薬ですので、年間の投薬は問題ないのですが、つけた際の違和感等があって、体をこすりつけたりする事は個人差でありますので、それを見るのがつらいということであれば、今の環境なら冬の間だけでも取りやめてみてはいかがでしょうか?
そ...2007/12/11 17:39 -
こんにちは、みここさん
丁寧に最期の様子を聞かせていただいて、わたしも何かアドバイスをと思ったのですが、具体的に使われた薬の名前がわからないので、実際にミーちゃんに対する処置が安楽死だったのかどうかははっきり申せません。
ただ、鎮静薬と先生がおっしゃったもので処置した後、苦しむことなく旅立っていけたのであれば、それは、「安らかな死」だったと思います。
みここさんのおっしゃるように病院や獣医師により安楽死のやり方や、考え方は少しずつ異なります。ただし、獣医師は安楽死を依頼された時に、そこに至るまでの飼主さんの気持ちを考えます。そして、動物の今後の生活の質を考えます。
様々な事情から、安楽死を決断された飼主さん達の意思を尊重するための手助けとして、獣医師はできる限り動物への負担を軽くして、旅立ちの手助けをすることを考えます。
大丈夫です。ミーちゃんは幸せだったことと思います。
最期ま...2007/12/11 17:18 -
こんにちは、柚恵さん
後産とは厳密には異なりますが、通常の帝王切開後も子宮は残っておりますので、下り物は出ます。
また、期間としては2週間くらい続くこともありますので、しばらくはそのまま様子を見ていただければいいと思います。
食欲や元気、おっぱいの張りなどに気をつけて、変わったことがあったら獣医師にこまめにたずねるようにしてください。
小さな赤ちゃん犬がいる生活はにぎやかですが大変な事と思います。どうぞ頑張って無事育ててあげてくださいね。
2007/12/11 16:52