だいじょうぶ?マイペット

是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|36ページ目

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  • 気管の湾曲と喘息発作

    質問カテゴリ:
    せきやたんが出る

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、NKHSさん

    気管の湾曲が、どのあたりで起きているのかによって、考えられる病名や原因、治療などが異なりますので、大きく2つに分けます。
    湾曲が、のどから、胸の入り口にかけての部分で起きている場合と、湾曲が胸の部分、肺にかかる部分あたりで起きている場合に分けて考えてみます。

    まず、のどの辺りで起きている場合、一番多いケースは「気管虚脱」という病気です。これは、気管の断面を円形に保っている筋肉が何らかの原因で伸びてしまったりした際に、気管の円形を保てなくなり楕円形になり、起動粘液などがからみやすく、比較的乾いた咳が出ます。
    また、のど周りの気道を支えている筋肉なども影響を受けているため、気道が全体に伸びて垂れ下がっているような感触も感じられることがあります。
    小型犬種に比較的多いのですが、猫でも時折見られる事があります。
    レントゲンを読影すると気道が細くなったり、湾曲している像...

     2007/11/18 10:09

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  • こんにちは、soradoggyさん

    脱腸と診断されたdoggyちゃんですが、膨らみがおへその右あたりということですので、脱腸(鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアなど)ではなく、臍ヘルニアではないかなと思われます。
    一部の先生方で脱腸の中に臍ヘルニアも含まれる方もいらっしゃるのですが、臍ヘルニアは脱腸に含まないのが、大方の意見ですので、ここでは、臍ヘルニアと称してお話させていただきますね。

    臍ヘルニアを手術するかどうかの判断は基本的に、妊娠の機会があるかどうかと、ヘルニア輪の大きさが大きくなっているかどうかで判断することになります。妊娠の機会はなく、大きさもさほど変わらない子の場合は、手術をせずとも、支障が無いと判断されるため、手術も急ぐことはありません。
    逆に、今後交配、出産を予定されているなら、早めの手術を考えていただくことになります。
    今回doggyちゃんも、避妊手術もしており、大きさ的にも問題のない範囲...

     2007/11/16 10:46

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  • フィラリアの薬を投与していませんでした

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / パピヨン / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、優輝さん

    フィラリアの予防薬は、基本的に体内に入って1ヶ月未満のフィラリア子虫を殺すように出来ています。ですので、11月12日に服用した薬は10月12日から11月12日までの間にテイル君のからだに入った子虫を殺すことが出来ますが、10月11日以前の感染に関しては無効ということになります。
    ただし厳密に10月11日以前の感染子虫に関しては効かないのかというと、そうではないのです。

    蚊の体から犬の身体に入り込んだ感染子虫(第三期子虫)は脱皮をして、第四期子虫、さらに第五期子虫→成虫になるのですが、薬は、第三期子虫と第四期子虫を殺すことが出来、この時期を逃すと、予防薬では殺すことが出来なくなります。犬の身体に入った第三期子虫が薬の効かない第五期子虫にまで成長するのが、最短で一ヶ月ほどなので、予防薬も一ヶ月毎の投薬となっているのです。
    そして、子虫の成長スピードも個体差があり、第五期子虫になるのに2ヶ月...

     2007/11/15 19:04

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  • タバコの誤飲

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / フレンチブルドッグ / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、のんたんぺさん

    タバコの誤飲による中毒症状は、よだれ、嘔吐、下痢、めまい、興奮、けいれんなどですが、だいたい誤飲後30分ほどで出てくる症状ばかりです。

    すでに、一週間が経っており、特に異常も見られないようですので、問題はないと思います。ご安心下さいね。

    また、二週間後の不妊手術への影響も無いと思いますので、予定通り手術を受けてあげてください。

    参考になれば幸いです。
    どうぞお大事になさってください

     2007/11/15 18:42

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  • 肝臓の数値が高いのですが。

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、りちゅまむさん

    肝臓の数値が高かったということですが、肝機能の指標となる検査にもいろいろあり、具体的に何の数値がどのくらいになっているかによって、その重要度も変わってきます。
    たとえば、この質問コーナーでもよく出てくるALP等は、かなり高値を示しても、治療の必要もないと判断され、自然と下がる事もありますし、Tbil(総ビリルビン値)の上昇などは、注意が必要になります。血液生化学検査の結果は特定の数字の高低を論じるのではなく総合的に数字の動きを組み合わせながら、例えば肝臓でも、肝細胞そのものの異常か、それとも胆嚢や胆管の異常なのかなどを判断していく必要があるのです。
    そのため、「肝臓の数値が通常の3倍」と一言で言っても様々なケースが考えられるため、なかなかチュウくんのケースでもきちんとしたアドバイスが出来ないのです。ごめんなさいね。

    ただ、手術を通常通り行ない、エコーなどでも特に異...

     2007/11/13 16:54

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  • 猫の腎障害について。

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、eizi18さん。

    クレアチニン(CREA)は腎機能の主にろ過能力を測るための指標となる数字ですが、年齢とともに腎機能が衰えると、少々高くはなってくる数値です。ただ、2.7ということですと、腎機能も落ちていると判断すべき数字だと思いますので、それらの衰えた腎機能をカバーするためにも今回処方された薬を使用し始めた方がいいでしょうね。

    今回の「黒い粒様の腎臓の薬」というのは、おそらくは活性炭のような吸着剤だと思いますが(薬名:クレメジン等)、体内への吸収はほとんど無く、慢性腎不全の初期的な治療としては適した薬ですので、便秘などの既往症がなければ積極的に使っていただいていいと思います。作用としては、本来尿で排出されるべき毒性物質(毒素)を吸着して便とともに排出することによって、血液中の毒素の上昇を防ぎます。

    先ほども述べたように、便秘を引き起こしやすいので、便秘の既往症のある場合はよく観察...

     2007/11/13 11:41

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  • 母乳が出てるか確認する方法

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、ちくわとささみさん

    その後、赤ちゃんチワワの様子はいかがでしょうか。
    新米ママの笹美ちゃんと飼主のちくわとささみさんもドキドキな日々だと思いますが、頑張ってくださいね。

    おっぱいが出ているかどうかは、乳首をつまんで乳汁が出るかを確認すればわかると思いますが、充分足りているかどうかは、やはり仔犬達の体重の確認だと思います。
    出産直後の体重は一日目では少し減りますが、その後少しずつ増えているようであれば特に問題はありません。ただし、4頭もいると、兄弟のなかでもうまく吸えない子、押しやられてしまう子もいることと思いますので、そういった子には哺乳するようにしてあげてくださいね。
    また、お母さんの低カルシウム血症などにもよく注意をして、元気な4頭の赤ちゃんチワワ達を一緒に育ててあげてください。

    参考になれば幸いです
    どうぞお大事になさってください

     2007/11/13 09:57

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  • 爪の傷が治りません

    質問カテゴリ:
    手・足の異常

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、ゆぃさん

    深爪などをしたり、自分で爪を噛むなどして傷つけてしまった場合、雑菌が傷口から入って、炎症が広がってきます。この状態を「ひょうそう」といいます。
    場合により肉芽等も出来て、本人もかなりの痛みや違和感があり、それがいっそう気にして舐めるという行為につながり、さらに感染が進むといった悪循環におちいってしまいます。

    軽いものであれば、お家での消毒だけで治癒することもありますが、4,5日経っても治癒しないのであれば、病院での治療が必要だと思います。
    爪の根元付近の毛を短く刈り、雑菌が繁殖しにくいように処置し、場合によっては、肉芽の切除等をすることもあります。
    傷口の消毒の後、本人が舐められないようにエリザベスカラー(パラボラアンテナ見たいな首に付けるカバー)も必要でしょう。
    現在の傷の具合にもよりますが、これらの処置をして、あとはお家での消毒と投薬をきちんとすれば、1週間く...

     2007/11/13 09:46

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  • 助けてください

    質問カテゴリ:
    意識に障害がおこる / 吐き気 / その他

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、yuki621002さん

    早速ですが、てんかんというのは、脳の病気とは無関係な再発性の発作症候群の名前で、脳に明らかな異常(水頭症など)があって起きる発作はてんかん様発作といって、てんかんその物とは異なります。
    真性てんかんは脳などに明らかな原因がなく発作が起きることが特徴で、この場合は、発作の頻度が多くなければ、初発の場合は治療をせず経過観察することもあります。
    そういう意味で、「まだ治療の対象ではない」という言い方をされたのだと思います。

    ただし、その後嘔吐が続いているということだと、再検査の必要があります。
    真性てんかんではなく、水頭症やその他の頭の病気の可能性が考えられるからです。(他にも、肝性脳症等の代謝性疾患も可能性としてありますが、血液検査等をして内臓に異常がないことが確認されているようですので、それらの可能性については保留しておきます)

    もう一度、診察を受けた獣...

     2007/11/13 09:30

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  • 歯石について

    質問カテゴリ:
    歯・舌・口の異常

    対象ペット:
    / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは、ごとうさん

    13歳のシェルティーということですので、麻酔処置をする前に一度血液検査をお勧めすることになると思います。
    血液生化学検査で、腎臓肝臓に問題がないこと、エコー検査で心臓に問題がないことを確認した上で麻酔して歯石処置や歯根部の診察をしてもらうといいでしょうね。

    簡単に解説すると、麻酔の薬は肝臓で解毒され腎臓から尿と一緒に排泄されることになります。そのため、肝臓や腎臓が悪いと麻酔薬がうまく代謝されないため思わぬ事故が起きるのですが、それらは術前の血液生化学検査をすることで回避出来ますし、同じく心臓に関しても何らかの異常がある場合は、麻酔の種類や量、前投薬する薬を調節することで回避が出来ます。
    年をとっているから麻酔が出来ないとあきらめてしまうのではなく、出来るかどうかをまず検査してもらってみてください。

    このまま歯石や歯肉炎、歯根部の膿瘍を放置すると、敗血症などを...

     2007/11/11 10:22

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