是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|89ページ目
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こんにちは、hana45さん
rikuくん、ブドウ膜炎になってしまったのですね。
さて、ブドウ膜炎ですが、慢性のブドウ膜炎は治療に対する反応は悪い部類の病気になります。現在の点眼薬の具体的な名前はわかりませんが、コルチコステロイドで炎症の緩和を、抗生剤で二次感染を防いでいるのだと思います。
おそらく、次回の診察で抗生剤の再評価、変更等が行われると思いますが、いまは気長に点眼を続けていただくのがいいと思います。
目安として、目やにや涙が増えてきたり、眼の表面がいびつになってきた等の異常があったらすぐに診察を受けるようにしてくださいね。
どうぞお大事に。2007/02/27 18:06 -
こんにちは、たまcatさん
たまちゃんの口内炎の様子、気になりますね。
たまちゃんの病気の正式名は、「リンパ球性プラズマ細胞性口内炎」だと思いますが、この場合、たしかに治りにくいと言われている病気です。自分の歯を異物として排除しようとして、難治性の口内炎を起こすので、ステロイド療法を行い、経過が良くない場合には抜歯をするケースもあります。リンパ球性プラズマ細胞性口内炎の場合、抜歯をするとかなり症状は良くなります。
今後は長時間作用型のステロイド療法から始めるのではないかと思いますが、経過が良くなければ、抜歯も相談して見られると良いと思います。
もう一点の質問ですが、これは「オッドアイ」または「金目銀目」と呼ばれるもので、特に白い猫に見られることが多いようです。
銀目の方の耳に聴覚障害を起こしているケースが多いと言われていますが、その他には特に異常の無い場合がほとんどです。
また、幸福を...2007/02/27 17:49 -
こんにちは、まるめさん。
まるこちゃんは散歩の時よく引っ張る子のようですね。
気管の変形等はレントゲンで精査しないとはっきりはわかりませんが、ハーネスの当たる部分が実際に変形しているかどうかによってアドバイスも変わってくるかと思われます。
散歩の最中常に引っ張っていて、ハーネスの首に当たっている部分が気管を押しているようならば、ハーネスの他のタイプへの変更、もしくは、首輪とハーネスのダブルリードをお勧めします。首輪にもリードをつけ、ハーネスのリードと首輪のリードの二本で首への力を分散させます。
また、ハーネスの首に当たる部分にパッチワークなどで小さな布団みたいなカバーを付けるだけでも首への負担は軽くなるかもしれません。
折角の楽しい散歩タイム、何か参考になれば幸いです。
どうぞお大事に。
2007/02/27 17:18 -
こんにちは、モッサンさん
血管の確保が難しい場合の点滴で、頚部から背中にかけての部分に皮下点滴という方法で点滴液を入れることがあります。まれにマリーちゃんのように皮下に脂肪のかたまりのようなこぶが出来ることがあるようですね。
大きくなったり、痛みを伴ったりしないようであれば様子を見ていただくのがいいと思います。
エコーがあれば、脂肪か、液状のものかの判断がつくはずなのですが……。
2ヶ月のパピヨンでは、身体も小さく、思わぬ怪我もすることもありますので、お家でも良く気をつけてあげてくださいね。
どうぞお大事に。
2007/02/27 16:52 -
こんにちは、ぽぽららママさん。
足の付け根の脱臼といわれたそうですが、間欠的に何度か跛行を繰り返すという症状からすると股関節脱臼というよりも、膝蓋骨脱臼のようですね。
股関節脱臼であると、歩行はかなり困難になると思われますし、麻酔下での整復、日数が経っていて整復困難な場合は手術が適応になります。
一方、膝蓋骨脱臼は人間で言う、ヒザのお皿に当たる部分の骨が、本来収まっている溝から、外側もしくは内側にずれて、痛みを感じて跛行するという病気です。
言葉の違いからうまく伝わらなかったのかもしれませんね。
いま中国にいらっしゃるということで、その中で今お家で出来ることをアドバイスさせていただきますね。
嘔吐の原因として、薬、サプリメントの類いがどのようなものか不明なので、これらに関してのアドバイスは保留させていただきます。
まずは生活環境を考えてみてください。
滑りやすい床を歩くことは一切禁...2007/02/27 11:43 -
こんにちは、runa3さん
ミルクちゃんの写真拝見しました。
顔の部分の脱毛発赤、かなり痒いのでしょう、痛々しくなっていますね。
血液検査の結果なのですが、肝機能の他の値は異常は無かったでしょうか。たとえば、ALTやAST(古い言い方だとGPT,GOTなど)の値はどうでしたか?
培養試験もされて、真菌や毛包虫の疑いも消えたようですし、様々な検査もしていただいているようですね。
高ビリルビン血症、グロブリンの値も高いということ、症状などから考えられる病気として、肝臓の障害から来る皮膚病の他にも、紅斑性狼瘡(ループスエリテマトーデス:LE)の疑いがあると思います。
紅斑性狼瘡は、免疫異常の病気で、人では特に顔面部の蝶形紅斑とも呼ばれる、蝶が羽を広げたように見える発赤病変が特徴です。犬でも、ミルクちゃんのように、鼻を中心にまぶたと、唇の横を巻き込んで皮膚炎が起きます。
免疫異常から来る病気ですので、皮膚の病変以外...2007/02/27 11:19 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、arirareさん
シロちゃんの様子読ませていただきました。
興奮状態の時に腰砕けのようになるということですが、四肢をつっぱるような姿勢ではないということでしょうか。また、発作?の持続時間も5秒程度となると、てんかんの可能性はかなり低いかと思われます。通常発作は1分から5分程度続きます。また、突発性てんかんの場合は、全身的な筋肉の硬直が見られる場合がほとんどです。(ただし、不思議なことにミニチュアプードルとラブラドール犬種では、意識を失わないという特徴もありますが…)
脊椎(特に頚椎、腰椎)等の異常の可能性もありますし、心臓に発見しづらい異常があるのかもしれません。
薬の種類が不明ですが、てんかんとの診断で投与されたとなるとフェノバルビタールもしくは、ジアゼパム製剤だと思われますが、効果がないのに漫然とした投与は肝障害を起こすこともありますので、投薬の見直しをされた方がいいと思いま...2007/02/25 11:05 -
こんにちは、松原.kさん
さて、髄膜炎による後肢歩行の異常と診断されたという事ですが、まず髄膜炎について簡単に解説しておきます。
髄膜とは、脳を包み込んでいる3枚の膜の事で、軟膜、くも膜、硬膜の膜の間に液体を含んで、いわゆるクッションのように脳を保護しています。
ここに、細菌やウイルスが入り込むことによって髄膜炎が起こります。症状としては、嘔吐や、発熱などの他に、けいれんなどが見られる事もあります。この場合は、脳炎への進行を疑います。
犬で多いのは、化膿性髄膜炎といって、細菌感染によるものが多いのですが、抗生物質はあまり効かず、ステロイドに反応が良いというのが特徴になります。
なお、今回の症状が髄膜炎だとして、その感染経路がはっきりしていません(いま一番疑われるのは、中耳、内耳炎等からの感染だと思いますが)ので、シャンプーなども可能かどうかは先生にまず相談してみてください。
また、運...2007/02/24 18:57 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、らむっこさん
基本的にウイルスによる病気は、種特異性といって、他の動物には感染しません。
ですから、らむっこさんのインフルエンザは、らむちゃんには感染しないので、大丈夫です。
どうぞ、らむっこさんのインフルエンザ、早く治してらむちゃんとまた遊んであげてくださいね。
らむっこさん、どうぞお大事になさってくださいね(^_^)!
2007/02/22 10:44 -
こんにちは、うんじょうまきさん
ももちゃんですが、年齢などから言って前庭疾患だと思われます。前庭疾患には、末梢性、中枢性があり、末梢性前庭疾患であれば予後はいいのですが、中枢性の場合は予後不良のケースが多くなります。
食欲等が低下している場合には、早めにそれらに対する処置が必要ですので、診察を受けてあげてください。
ももちゃんの今の状態としては、目が眼振といって、勝手に左右に動くため、めまいがひどい状況です。そのため思いがけず鎖がからまったり、溝に落ちたり怪我をしやすくなりますし、食欲低下や嘔吐等も見られることがあります。同じ方向にばかりくるくる回るのも特徴的です。怪我などをしないように、寝ている場所の周りを整えてあげてくださいね。
どうぞお大事に。2007/02/22 10:34