だいじょうぶ?マイペット

今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目

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  • 脱毛について

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

    こんにちは。
    脱毛症のご相談ということで解答させていただきました。
    ではさっそく私の見解を。

    脱毛症でホルモンバランスと考えるのはもちろん重要なことですが、シルちゃんは3歳と若いですね。
    しかも、背中の脱毛ということはホルモン以外の病気も考えておきましょう。

     かゆみやふけがありませんか?あるときとないときでは病気が全く違ってくるかもしれません。
    あるときは、掻いているから薄くなっているかもしれません。
    また、ないときは毛穴つまり毛包の異常なども考えなければいけません。
    毛の検査だけでもいろいろな情報が得られます。
    寄生虫、真菌はもちろんのこと、毛包形成不全といった比較的チワワで多い病気の評価もできます。
    まずはこのあたりを調べてもらうことから始めましょう。

    今回、写真を含めて実際の症状を見ていません。脱毛の程度によっては「正常」なこともありますので、ほんとに病気なのかから判断して...

     2010/05/11 18:09

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  • 犬、歯槽膿漏の治療、できるだけ横浜でお願いします

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

     はじめまして。
    たくさんの病気を指摘されているようですね。
    このような場合は1つ1つ整理してから治療に当たるようにしましょう。

     てんかん、歯槽膿漏、腎機能低下、肝機能低下。
    どれも老齢のラルゴちゃんには負担の大きいものだと思います。
    こんなときは、状態を悪くしている大きな原因はどれか?という点を考えてあげましょう。

     肝臓機能の低下の原因は?
     腎機能低下の原因は?その程度は?

    などは優先して考えてあげてもよいかもしれません。
    これらの状態は麻酔をかけられるかどうかに直接影響するはずです。麻酔に耐えられるだろうと判断されるまで、処置を延期することもあります。

     私たちはどんな時でも何を優先するべきかということを考えています。
    重度の腎機能があるのに、歯槽膿漏を麻酔をかけて治療することはしないかもしれません。こんなときは、腎機能の回復に重点をおき、歯槽膿漏は対症療法にとどめるの...

     2009/11/04 13:24

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  • アトピーの子のご飯について。

    質問カテゴリ:
    食事、栄養について

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

     食物を変えるとかゆみや皮膚炎がよくなる?
    確かにそんなケースも見ます。ただ、そこには注意が必要です。
    食べ物を変えることでよくなるということは、何らかの有害な食べ物があって、それは体にとってアレルギー性あるいは非アレルギー的な変化を起こし、その結果皮膚病として体に現れていたということです。

     では、食物には有害反応を起こさず、花粉にだけアレルギーを起こすワンちゃんにアレルギー用のご飯を与えた場合どういう結果が期待できるでしょうか?
     もちろん、食物は症状と関係がないため、改善は期待できません。
    これって、人の花粉症の方がアレルギー食を食べて花粉症がよくなるか?
    ということと同じです(少しは改善するかもしれませんが、それには別の理由があるはずです)。

     次に、牛肉と花粉にアレルギーを起こすワンちゃんに皮膚アシスト(牛肉なし)を与えるとどうなるでしょう?
    うん、完治はしないかもしれな...

     2008/12/02 01:24

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  • アトピーについて

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

     アトピーとはどんな病気か?ということからお話します。
    ワンちゃんのアレルギー性皮膚炎には、様々なものがありますが、よく見かけ、しかも慢性化しやすいアレルギー性皮膚炎はノミアレルギー、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎です。

     ノミアレルギーは蚤に対するアレルギーで、アレルギーを介さないノミ性皮膚炎(?)と合わせると、本州では最も多い皮膚病になるかもしれません。
    fukuちゃんもこノミアレルギー性皮膚炎には注意してください。

     次に食物アレルギーとは、文字通り、食物に対するアレルギーを言います。
    アレルゲンとなる食材を与えると、皮膚炎や下痢、嘔吐などの症状が見られますが、
    逆に、アレルゲンである食材を与えないでおくと無症状になることが本症の特徴です。

     では、アトピーとは何か?
    私はアトピーとは環境にあるアレルゲンを体内に取込み、その結果、起こるアレルギー性皮膚炎と理解しています。
    さ...

     2008/11/05 00:57

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  • 耳垢について考えられる要因

    質問カテゴリ:
    耳の異常

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

     黒い耳垢は気をつけたほうがよいでしょう。
    このような耳垢がたくさんあるときは、耳ダニ、マラセチアあるいは細菌がいることがあります。

     また、耳に問題がないとき淡い色の耳垢が出るはずです。
    何度か検査して原因がわかることもありますので、この点もお忘れなく。

     でも、いずれにしても耳垢がたくさん溜まるのであれば、耳洗浄でしっかりと取り除いてあげましょう。

     2008/10/11 17:11

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  • 2008年5月膿皮症と診断されました

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / 土佐犬 / 性別不明 / 年齢不明

     写真を拝見しました。
    確かに膿皮症が見られるのでは?と思いました。
    しかし、現在の症状を見ると根幹にある病気は別にありそうです。

     発疹は紅斑、赤く膨らんだ膨疹や局面が主体でびらんや潰瘍を伴うもの?と思いましたがこのあたりを先生に確認してもらいましょう。
    そのような発疹からは、皮膚の寄生虫、糸状菌、蕁麻疹、皮膚の石灰沈着、自己免疫疾患、多型紅斑、中毒性壊死症、肥満細胞腫やリンパ腫などの皮膚腫瘍、細菌や真菌感染、薬など様々な病気が浮かびます。

     全身の評価のための血液、尿、レントゲンなどの検査もとても大切です。
    もちろん、体格によって検査に制限がでることもあるかもしれませんので先生に相談してくださいね。
     また、皮膚検査では寄生虫、糸状菌、細胞診あるいは生検など必要と思われるものがいくつか浮かびます。

     でもね、これらは写真でみた私の意見です。
    それでも、難治性であることやこのま...

     2008/10/06 14:46

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  • アレルギー薬と肝機能低下について

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常 / 体重の異常

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

     ステロイドを飲むと血液検査で異常が出ることはたびたび経験します。
    お話で出てきました、TBIL(1.0)、GOT(22)、GPT(25)、ALP(318)は時折見られる結果だと思います。

     まずはTBIL(1.0)。
    食後に測定したものだと高脂血症のために、偽の高値を示した可能性がありますので確認しておきましょう。
    そして、今後T.Bilの結果が重要と考えるときは、検査当日の朝食をとらずに受診しましょう。
     
     次にALP(318)。
    これは基準値を超えていますが、ステロイド剤を服用していると避けられない結果かもしれません。
    お話では複数回実施したALPに変動があるようですが、ステロイドの服用との関係をつかんでおきましょう。
     このようなケースでステロイドを継続するかどうか、これは先生によって意見が異なるかもしれません。
     私自身は痒みを止めることはワンちゃんにとってとても大切と考えていますので、ALP以外の検査に異常がなければステロイ...

     2008/09/27 21:24

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  • エリザベスカラーこすれによる皮膚のダメージ

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     写真を拝見しました。
    エリザベスカラーは外せそうもありませんね。
    でしたら、膝にハイドロサイトなど創専用のパッドを当てて保護してあげるとよいと思いました。

     ただ、他の患部の状態は把握できなかったので、1つの参考に留めてください。
    創の治療は一歩間違うと、悪化させる恐れがあります。
    実際に評価できる主治医の意見は最も優先されるべきです。

     2008/08/03 23:37

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  • ひどい皮膚病について

    質問カテゴリ:
    目の異常 / 耳の異常 / 皮膚の異常

    対象ペット:
    / シーズー / 性別不明 / 年齢不明

     相談内容から想像すると、脂漏性皮膚炎を起こしているのでしょうね。
    皮膚のべたつき、フケ、脱毛、かゆみが見られるということですが、お腹の色はいかがでしょうか?
    赤くなっているところと、黒く色素が付いているところがまだらになっていないでしょうか?

     もし、この状態なら、マラセチア感染、アカラスなどは最低限調べてもらいましょう。
    また、脂漏性皮膚炎とアトピーを合併したシーズーは適切な食事療法は効果が期待できます。
    シャンプーは回数よりも、洗い方が大切です。
    洗うのが短時間であったり、頻繁に洗っているときはドライヤーが有害なときや、逆に乾燥が不十分で脂漏症を悪化させることもあります。
    この点はいかがですか?
    私の経験談になりますが、正しくシャンプーすれば週2~3回のシャンプーで改善しきれない脂漏というのは実は少ないのです。もちろん、シャンプーだけではなくお薬も併用していますので、この点も大切...

     2008/08/02 13:40

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  • マセラチア?

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常

    対象ペット:
    / パピヨン / 性別不明 / 年齢不明

     背中を痒がる、黒い耳垢、そして、オーナー様の発疹、
    こんな問題があるときに、どうするかを考えてみましょう。

     背中を痒がる、
    といっても、それが病的なものか、あるいは生理的な範囲なのかの判断がまず必要でしょう。
     ワンちゃんは嬉しさを表現するときに、背中を地面にこすり付けることがあります。
    もし、こすり付けるだけで、口で背中を咬んだりするなど、明らかに痒いときに見られる行動をとるのか確認しましょう。
     また、脱毛や毛が薄くなっている場所があるときは、痒みや他の原因があると考えてもよいかもしれません。
    もし、明らかに痒がっているというときは原因を確かめていきましょう。
     
     次に黒い耳垢、
    マラセチアや耳ダニは黒い耳垢が出やすくなります。
    ただ、細菌感染のこともありますので色だけで判断するのは注意が必要です。
    というのも、原因によって治療法が変わるためです。
    この点もまずは確認しても...

     2008/07/19 19:37

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