今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|20ページ目
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アレルギー検査を有効に活用するためには、検査結果だけを頼りに診断するのではなく、検査結果と症状が一致するかを検討して下さい。
たとえば、草に反応するときはその草が咲く季節に悪化しやすいと思います。
しかし、1年中かゆみがあるときは草以外のものが大きな原因になっているかもしれません。
ペニシリウム・カーブラリアの菌に対する反応が出た場合、診断は慎重を期して下さい。
これらに対するアレルギーの発生はそれほど多くないと考えています。
本来、状況が許すならその他の検査でも真菌類へのアレルギー反応があるかどうか確認するべきだと考えています。
食べ物も同じくよく検討しましょう。
これまでほとんど食べたことのないものに対して反応が出ているときは、その食物はアレルギーの原因として考えにくいです。
また、食物アレルギーは除去食試験によって信頼のできる結果が得られます。
この試験によってほんと...2006/11/16 00:49 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
確かに診断までに時間がかかることはよくあります。
感染症や外部寄生虫はできる限り速やかに診断するべきですが、アカラス、疥癬などはなかなか診断できないこともあります。
しかし、診断できないといって放置するのは避けるべきだと思います。
症状からどうしてもアカラスや疥癬などの寄生虫の疑いが強い場合は何度も検査をしますが、あきらかに症状が異なるときは数回の検査で一旦これらを診断から除外するのも1つの方法です。
M.ピンシャーにはいくつか特有の皮膚疾患があります。
感染症を除外した後、可能性が高いものを検査で1つ1つ確認していくのも診断への早道かもしれません。
特に3ヵ月齢と若いので先天性あるいは特有の疾患から疑うのも1つの方法です。
2006/11/16 00:31 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュ・コーギー・ペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
部位が明確にわからないのですが、写真では脱毛しているように見えますがいかがでしょうか?
もし、脱毛をしているなら病的なものだと思われます。
黒いシミは皮膚炎の治癒過程やホルモン関連性疾患に見られたり、老化現象の1つとして見られることもあります。
1度診察を受けてみましょう。2006/11/15 13:09 -
写真では炎症がやや強いのか皮膚の発赤が見られるようですね。ですから、まだ完治しているようには思えません。
発赤とフケが出ているようであれば、マラセチア感染以外にも細菌感染やアカラスなどの外部寄生虫感染を併発していないか評価してあげましょう。
この場合はシャンプーだけで完治することは期待できません。
ワンちゃんの場合、湿疹はすぐに形を無くしてしまうことがあります。
特に、表皮小環などの皮疹が見られないか観察してもらう必要がありそうです。
また、マラセチアや細菌感染を再発したり、完治しないときは皮膚炎の根幹にある基礎疾患について評価しなければいけません。
担当の先生がお話された脂漏症なども基礎疾患の1つです。
慎重に検査を進める必要がありそうです。
また、念のためノミについても評価して下さい。2006/11/15 12:50 -
散歩の時に見られる行動が以前からあったなら、イベルメクチンの副作用かどうかは慎重に判断しましょう。
イベルメクチンはフラツキや時には発作など神経系に関連する副作用を見ることがあります。
早期発見には普段の生活でいつもと変った点がないかどうかを気をつけて見てあげることが大切です。
食欲、元気、軟便や嘔吐などもよく見てあげましょう。
また、瞳孔の大きさにも注意を払うと早期発見できることがあります。
副作用が見られたときは対症療法とイベルメクチンの中止で改善することが多いのですが、安心できないこともあります。
特にイベルメクチンを毎日飲む治療法では数ヶ月過ぎたころに副作用が見られることもありますので、常に注意しておきましょう。
もし、イベルメクチンの副作用が出たなら他の治療法を選択することもできます。
また、アカラス症の重症度によっては治療法を変えることができるかもしれません。
...2006/11/13 18:11 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
先生との会話から診断名と治療薬の両方ともわからないようですね。
先生にお願いして、写真でどのような病気が疑われているのか、あるいは診断名とお薬の名前を英語でメモしておくと自分でも調べやすいのではないでしょうか?
私が知っている範囲では、農薬による薬浴といえばアミトラズ(amitraz)が思い浮かびます。
このお薬はアカラス症(demodicosis)など外部寄生虫の治療で使用されることがあります。
1つのヒントになれば良いのですが、全く違うかもしれませんので必ず確認をとりましょうね。2006/11/13 18:01 -
砂を掘ったり、変ななき方をする、食欲旺盛というのは身体上の病気なのか精神的な病気なのかを区別する必要があります。
また、体を噛んだりするのは痒みためかもしれません。
痒みを示す疾患は様々あります。
12歳という高齢ですので早めに対処をしてあげましょう。2006/11/06 00:19 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
手足を舐めると皮膚炎は進行しますので、問題は早めに対処してあげましょう。
原因を調べるには、一度全身状態もチェックしてもらう必要があります。2006/11/06 00:15 -
疥癬の注射薬にはイベルメクチンなどが使われています。
他のお薬についてはあまり私もしりませんが、イベルメクチンの副作用は主に神経症状です。
眼に現れる変化、涎過多、意識障害、運動失調などがあります。副作用のチェックには散瞳などもいい指標になるかもしれません。しかし、脱水などの副作用もあるかもしれませんね。
今回のご相談にある排尿回数の減少を考えるなら、まずは尿検査を受けてみましょう。泌尿器に問題がないかどうかは知りたいところです。
また、発熱の原因は何なのでしょうか?
この発熱のために脱水症状を起こしているのでは?ということも考える必要がありそうです。
脱水を起こすと、飲水量が増えて尿量が減ります。
このことは飲水量の測定と尿検査で予測がつくかもしれません。2006/11/05 23:59 -
残念ながら、ストレージマイトの対策は非常に困難と言われています。
このダ二は特に適当な湿気と食料があるところで繁殖します。
参考までに私は次のようなアドバイスをしています。しかし、成果は思ったよりあがらないようです。
●フード対策
1.1ヶ月で食べる量を購入する
2.フードは気密性の高い密閉容器へすぐに移し変える
3.保存容器は新しいフードを入れる前に洗剤で洗って煮沸して下さい。その後よく乾燥させてからフードを入れる。
※小さい容器が使いやすいです。
4.フードの空袋はすぐに捨てる
5.食器は毎回洗剤で洗い、できるなら煮沸消毒してよく乾燥させる
また、できるだけ室内に人が食べる食物を放置しないで下さい。
そして、納屋などの湿気が多い物置や倉庫に食べ物を保管するのもあまりよくありません。止むを得ない場合は、少なくとも動物をそこに入れないようにしましょう。
しかし...2006/11/03 22:16