今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|37ページ目
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アカラスの症状が出ていたのは何箇所くらいあるのでしょうか?
あるいは体全体に皮膚炎があったのでしょうか?
手足の先端に症状が出ていたのでしょうか?
幼犬のアカラスは皮膚炎の出る場所やその数によって、治療の結果は全く異なります。
フレンチブルドッグはアカラス以外にも皮膚疾患が多いワンちゃんです。
アカラスならもちろん予後に関する警戒は必要でしょう。
文献では完治したように見えても、12ヶ月後までは再発しないかどうかを定期的に調べる必要があると発表されています。
また、他の皮膚疾患も考えなければいけませんので、必ず獣医師の診察を受けるようにしましょうね。
2006/03/12 23:14 -
写真がないので誤解を生むかもしれませんが、耳の根元の毛が薄いのは猫ちゃんではよくあります。私が想像しているものは正常なものです。
一度だけ病院に行ってみるとよいでしょう。
正常だとわかれば安心ですし、問題があるならしっかりと調べてもらえます。
実際に猫ちゃんではストレスで脱毛を起こしますが、この場合は自分で体を舐めるはずです。特に大腿部や側腹部に脱毛が見られます。2006/03/12 23:07 -
メールにあるような毛の色と関連した脱毛症は2つあります。
白と黒を含む2色あるいは3色のワンちゃんで黒い毛のみが脱毛する疾患、あるいは淡色(黒や茶色より色調が薄い色)の毛が生えている部位のみが脱毛する疾患があります。
脱毛部位には元々の何色の毛が生えていたのでしょうか?
毛色が何色か混じってましたか?それとも、1色のみでしたか?
診断過程としては、アカラス、糸状菌などの感染症をまず評価します。
そして、もう1つ重要な検査は毛の検査です。
毛根や毛幹を観察して、異常がないかどうかを見る必要があります。
毛根の休止期の割合、毛幹のメラニン色素、毛が折れていないかなどいつくかの点を評価すると価値ある情報が得られるかもしれません。
診断のためには、年齢を考慮すると、ここまでの検査で異常がなければ、皮膚のバイオプシー検査が必要になることもあります。
写真を見る限りはこのようなこ...2006/03/10 16:10 -
アカラスは、元々ワンちゃんの皮膚内にいるものとあまり生態が知られていないもの2種類います。原因となるものは前者のアカラスが多いです。
元々ワンちゃんの皮膚内にいるアカラスが他の成犬に感染するということは考えなくてよいでしょう。しかし、生まれたての子犬には感染するかもしれませんので、接触は避けて下さい。
しかし、生態がよく知られていないアカラスについては感染についても不明です。
アカラスの治療は大変です。特に足先だけのものは完治しにくいです。根気よく治療を継続しましょうね。
2006/03/07 11:04 -
まず、体のどの部位にアカラスがいるのか確認することが大切です。
10歳でアカラス(ニキビダ二)を発症するということは、基礎疾患の評価が絶対に欠かせません。治療の成否はここにかかっています。
たとえば、アトピー性皮膚炎で長期間ステロイドを使用しているとアカラスが発症することがあります。
この点をまず評価して下さい。
また、栄養状態や内臓疾患も大きく関連します。
血液検査やレントゲンで内臓疾患を必ずチェックしておきましょう。
疑わしいならホルモン性の疾患も検討しましょう。
甲状腺機能低下症、クッシング症候群などです。
他にも様々な基礎疾患があります。
アカラスは健康なワンちゃんでは何ら問題を起こさず、体の抵抗力すなわち免疫力が低下したワンちゃんで発症するものです。
先にあげた疾患は全て免疫力を極端に低下させます。
特に成犬の場合は基礎疾患を見つけてこれを治療しなけ...2006/03/07 10:48 -
好き嫌いを直すには、苦労します。
しかし、健康なワンちゃんの場合は正しい知識を持って対処していくと改善するものです。
まず、獣医師に今は適正体重なのか、痩せているのか、肥満なのかを見てもらいましょう。さらに、チェルシーちゃんの1日に必要なカロリーも確認して下さい。
そして、しばらくの間はチェルシーちゃんが摂取したカロリーを正確に計算して下さい。
好き嫌いでフードを食べない場合は摂取するフードの量とは無関係に1日の摂取カロリーは満たされているかもしれません。
もちろん、必要カロリーを摂取していれば、おいしいものから順番にワンちゃんは食べるようになります。
この点をまず考えてみましょう。
全部食べた時だけご褒美におやつをあげるというのも1つの対策として使うこともありますが、まずはその他の対策を取るべきだと考えます。
2006/03/04 15:16 -
猫ちゃんも、ちょこちゃんも健康であることを前提にお話を進めます(健康状態との関連は当院HPを参考にして下さい)。
まずワンちゃんが猫ちゃんのトイレに入っていけないように工夫して下さい。
猫ちゃんのトイレを少し高いところに置く、トイレの部屋を変える、あるいは柵で仕切るなどの方法があります。
当たり前ですが、猫ちゃんのうんちをすぐに片付けるのも効果的です。
斉藤さんにすると、"このようなことが出来ればします"と言いたいかもしれません。
しかし、動物の1つの問題行動を修正するには、家族の方が何らかの妥協点を見つけることも必要かもしれませんね。
ちょこちゃんの食糞の癖がなくなるまでの苦労だと思って頑張ってみましょうね。2006/03/04 14:54 -
アレルギー性疾患とはアトピーや食物アレルギーなどを疑っているのでしょう。
舐めたり噛んだりしているのが、痒みのためであればアレルギーも疑う必要があります。
しかし、アレルギーと診断する前に、もう一度アカラスなどのダニはチェックするべきでしょう。
チワワはアカラス症が好発します。
その他にもマラセチア感染や膿皮症をチェックしなければいけません。
軟便は便の検査や、必要があれば、その他の検査も必要になるかもしれません。
原因を見つけましょう。軟便と痒みが関連することもあります。
アレルギー用のご飯を食べているのですね。おやつや他の食べ物も与えていませんね?
このような食事を数ヶ月続けて、軟便や痒みが改善するかどうかを見ることは原因を探るためにも有意義なことです。ぜひ続けて下さい。
ステロイドは長期間飲み続けると副作用の問題は常に考えなくてはいけません。
しかし、投与方法と状態...2006/03/04 14:42 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウエストハイランドホワイトテリア / 性別不明 / 年齢不明
切替え後3週間たっても軟便であれば、新しいフードに慣れるのに時間がかかりすぎかなという印象を受けます。
私ならこのようなケースは添加物よりももっとメインの食材に合わないというケースを考えます。アレルギー性疾患も同じく、添加物よりもメインの食材についてまず検討します。
いろんなことが考えられますが、まずはほんとに軟便なのか、正常範囲なのかを獣医師に確認してもらって下さい。
もしかすると軟便ではなく、そのフードでは普通の便かもしれません。
そう判断してもらうだけでも余計な心配をしなくて済みますね。
また、体重増加はおよそ半年で徐々にとまってきます。
このあたりも相談するとよいでしょう。
もちろん、フードが合わないことも考えなければいけませんが、まずは今ある状態がほんとに問題なのかどうかを獣医師に判断してもらいましょう。
万が一問題ありとなったらフード以外にも原因はあるかもしれ...2006/03/03 13:54 -
コッカースパニエルは元々外耳炎や皮膚疾患の多い犬種です。
どのような経過をたどったのかが不明ですが、幼少の頃から外耳炎や皮膚疾患があるなら、アレルギー性疾患や脂漏症などが根底にあることも多いです。
主にシャンプーを使って治療しているのでしょうか?
アオカビによる皮膚疾患はあまり考える必要はありません。
また、抗生物質は細菌に効果がありますが、カビに対して効果はありません。
シャンプーやイソジンによる消毒で効果があったのかもしれないし、カビではなく細菌感染が原因だったかもしれません。
まずは症状から脂漏症について検討し、疑わしければアレルギー性疾患も検討しましょう。治療はそこから始まります。
もちろん、細菌感染やマラセチア、外部寄生虫などは必ず検討して下さいね。
2006/03/02 13:01