北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|10ページ目
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>説明が上手ではありませんので箇条書きにします。
そんなことありませんよ。時系列もしっかり
していますし、あなたを説明が下手だとは
誰も思わないと思いますよ。十分に状況は伝わ
ってきます。
さて、
血尿、頻尿(頻繁にトイレに行く)、と聞いて、
膀胱炎かあるいは尿石症を、まず、疑わない獣医
師はいないと思います。稀に膀胱腫瘍なども
ありますが、まずは膀胱炎、尿石症を念頭に検査
・治療をスタートさせると思います。
さてもし膀胱炎、尿石症ならば、食生活等を変えなければ
お薬だけの治療では、また再発します。更に言えば、
嘔吐が、尿石症からくる尿毒症が原因で起こったの
ならば命に関わります。
>また、病院に連れて行っても、注射と熱を測るぐらいで、診察の結果もありません。
●●のような疾患が予想されるので、このような治療をしますから、自宅で変化を見てくださいとか、
動物医療は、獣医師...2007/11/28 20:04 -
ご心配のことと思います。
あくまで、現在のインスリン量が妥当な投薬量だとしての
お話ですが、
ヒトと違い、食事と血糖値とインスリン注射の関係を理解できない動物ですから、本当に難しい問題だと思います。
解決方法としては、
①ヒトのように、血糖測定を自宅でできないか聞いてみる(病院によっては対応してくれる場合があります)
②低血糖時の対応策を考える
(流動食や、高濃度ブドウ糖などを常備する)
③規則正しい食事をさせる(流動食などを使う)
ではないでしょうか。
先生に今の不安をもう一度伝えて、対応策を考えてみましょう。
2007/11/28 17:40 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
>他の病院で診てもらうのも一つの手かとも思っておりますが、
>いかがなものでしょうか?
術後の経過が芳しくない場合の、このような相談をしばしばうけます。
その場合、よくよく考えて欲しいことがあります。それは、転院とセカンドオピニオン(または紹介)はまったく違うということです。
あなたが、今の先生になにも言わずに他の病院へ行った場合は、これは転院といいます(当たり前ですね)。
あなたが、これまでの経緯や今後の治療について、他の先生の意見を聞きたいから、他の病院へ一度行ってみたいと考え、今の先生に治療経過等がわかる資料なり紹介状をもらった上で、他病院へいけばそれはセカンド~といいます。
セカンド~は、獣医師間、獣医師ー患者間の信頼関係の上に成り立つもので、うまく利用すればとてもよいシステムです。これに対し転院は、(これはもうシステムではなく昔からあることですが)、状況が好転すること...2007/11/28 11:44 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす / 熱が出る
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
ワクチンによってアレルギーが発生することが
あります。重篤な場合には命に関わることも
あるのです。
しかし、アレルギーではなく、単純に接種の痛みから食欲が
なくなったりすることもあります。
今回の状況がどういったものか文章からはよくわかりませんが、
>明日朝一で病院につれていきますが、
明日一番で必ず病院へ行きましょう。痙攣とのことですが、
本当に痙攣かどうか、しっかりと先生とお話して、対処して
もらってください。
本来ならば直ちに診察が必要ですが、それが無理であれば、
せめて、興奮させないように、あまり動かさないように
安静に安静にしてください。
さて今後のことですが、
ワクチンは、夜に打つものではありません。
ワクチンアレルギーが発生した場合でも対処できるよ
うな時間帯・・・・午前中とか・・・・に接種すべき
です。
>今後もうつ際にこのような状況になるのでしょうか
...2007/11/27 01:16 -
腹水が溜まる場合は、一般的には、お腹の中の臓器の腫瘍、
心臓疾患、フィラリア症などを疑います(あくまで一般的にはです)。
>心臓か肝臓、もしくは腫瘍の可能性があるとの事です。
まずは、原因を追究されては如何でしょうか?
>何か他の原因が考えられる場合に、
どうして他の事を考えるのですか?
予想された疾患は、それぞれ大変な疾患で、
当然、ここに対処法も違います。
他の疾患ではなく、まずそれらの疾患の可能性を
しっかり見極めることが必要ではないですか?
ある種の心臓疾患ならば、お薬でかなり延命できますし、
腫瘍ならば、早めの対処で、完治するかもしれません。
他の疾患を考える前に、やるべき事が沢山あるのでは?
心臓ならば、エコー検査など
フィラリアならば、血液検査
肝臓疾患ならば、CT検査
腹腔の腫瘍ならば、CT検査や腹水の細胞検査
などが有用だと思います。かかりつけ...2007/11/26 11:12 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
まず、ネコさんのご冥福をお祈りいたします。
さて、
>それから 猫の解剖をしてくれる所と解剖費を教えて下さい
とのことですが、もしご希望ならば、早めにしなくてはいけません。既に死亡から数日経過しており、保管状態によっては、診断が出来ない可能性もあります。どこの動物病院にも、(外注検査の)病理検査会社が入っています。そこに相談してもらいましょう。獣医の臨床現場では、病理解剖はまだまだ一般的ではありません。当院でも数年に1症例程度しか経験はありませんが、金額は、検査会社によっても異なるとおもいますが、大体10万円前後ではなかったか?と思います。検査会社に全て任せるのではなく、担当の先生に解剖してもらい、原因を追究するという方法であれば、もう少し安価で出来るかもしれません。
>注射を3本も打ったショックで死んだのですか?
>注射を一度に3本も打つのは常識なのですか?
>注射が原因で...2007/11/26 10:24 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
>現在までプレドニゾロンでの治療を
ご心配のことと思います。
この疾患は、なかなか完治しずらい疾患です。手術部を出来る限り洗浄したり(異物を除去したり)、ステロイドや、免疫抑制剤の使用が一般的だと思いますが、症例報告や自身の症例を考慮しても、これをすれば必ず治るというものではありません。やはり、事情が許すならば、専門医の診察を受けるべきだと思います。
さて、
>かかりつけ医はこちらでは症例が少ないので
>他の病院の診察を受けても構わないといっています。
ですが、
東京には皮膚病専門の有名な病院もありますし、大学病院も
多数あります。かかりつけ医に紹介してもらって下さい。
基本的に、二次病院(専門病院)は紹介が必要ですし、
治療経過などのデータもひつようです。皮膚疾患の場合は、
専門医で検査して、その後かかりつけ医で、継続治療する事
も多いです。ぜひ、かかりつけ医に紹介してもらっ...2007/11/24 21:24 -
子宮蓄膿症の手術は、手術自体は難易度は高くないので、手術よりも術後の方が心配です。
想像していただくとお分かりだと思いますが、子宮内に膿が溜まるということは、前段階の内膜症などの状態からはかなり時間が経過している可能性があるのです(飼い主に責任はありません)。つまり、子宮蓄膿症発見の時点で、全身状態がかなり悪くなっていることも考えられます。
一般的には、術後直ちに体調は回復しますが、全身状態がわるければ、手術は成功しても、死亡する事もあります。
蓄膿状態が(気が付かずに)長引いた場合、白血球が少なくなったり、DICといって血液の成分が消費され出血傾向になる場合がありますが、このような状態に陥れば、手術は成功しても、治療をしないと死亡します。無論、腹膜炎などからくる(膀胱炎もそうでしょうが)合併症のことも気になります。
>子宮全摘出後の出血はあることなのでしょうか
今回の症状は...2007/11/24 19:03 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
ご存知かもしれませんが、腎臓の機能を正確に測定する為には、糸球体ろ過値を測定しなければいけません。しかし、動物では蓄尿(24時間尿)もなかなか出来ません。そこで、糸球体ろか値の代用として血液のクレアチニン値を測定します。一般的には、クレアチニンが正常値を超えると75%程度腎臓機能が障害を受けている可能性があると考えます。米国のヒトの医療ではクレアチニンから糸球体ろ過値を産出する計算式もありますが、動物ではそのような式もありません。しかし最近、国内でネコの糸球体ろ過値を正確に測定できる方法が開発されました。蓄尿せずに、採血で調べる画期的な方法です(なにせ蓄尿が問題だったのですから)。イオヘキソール血漿クリアラス法といって、九州の某動物病院と、確か日獣大が行っています。興味あれば、担当の先生に聞いてみてください・
さて、蛋白/クレアチニン比(UPC)ですが、これは蛋白尿の定量法です。イヌでは、...2007/11/24 18:46 -
まず、しっかり理解して欲しいのは、
リパーゼにしても、アミラーゼにしても、高いからと
いって必ずしも病気ではないことがあります。
しかし、高い場合には、膵臓系の炎症、
膵臓外分泌系腫瘍など・・・・・無論その他合併症も
ありますが・・・が疑われる事があります。
つまり、リパーゼの高値というのは、健康でも、病気でも
あり得るということなのですが、それにしても5000は気になる数値だと思います。
膵臓系のエコー検査(非常に難しいですが、外分泌系腫瘍で
あれば診断可能です)、膵臓系の血液検査(外部検査機関への特別な血液検査になります)、レントゲン検査(その他合併症などの見極めの為)は必須と思います。
また、上記の膵臓系疾患があって、更にリパーゼが高値になると、皮下脂肪識炎という特殊な皮膚病(今の痒みとはかんけいありません)を発生する事が非常に稀ですがあります。
少なくとも前述した検査を実...2007/11/16 11:27