だいじょうぶ?マイペット

北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|12ページ目

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  • 子宮破裂

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / チワワ(スムース) / 性別不明 / 年齢不明

    赤ちゃん、とても残念なことだと思います。
    ただ・・・・・、あなたの気持ちも良く分かりますが、しかし、
    まずは母犬の無事だけでも、よかったと思ってください。担当の先生の頑張りが、私には良く分かりますよ。

    基本的なことをお話すると、早産といっても、犬の場合は、ヒトの早産、未熟児とはまったく違います。妊娠期間10月10日の早産と、そもそも60数日しかない場合の早産は、まったく違うのです。仔犬にとっては10日程度ですが、ヒトに換算するとその10日は1~2ヶ月に相当します。レントゲン検査だって、出産の1~2週間前出ないと正確には映らないのですから・・。

    ちなみに成書などでは、55~56日で場合によっては帝王切開とも
    かいてある場合もありますが、当院は、60日を越えないと、無理だと言っています。それでけ犬の胎児の1日1日は、母体内での成長に重要なのです。

    >通常、病院では未熟児の子犬を助ける為の処置はしていただけ...

     2007/10/23 20:39

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  • 原因不明の足の腫れについて

    質問カテゴリ:
    手・足の異常 / むくみがある

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    どの部分が腫れているのか文面からは正確にわからないのですが、

    CTをとってみては如何でしょうか?
    以前、当院でも足が腫れて、レントゲン所見も
    明確ではないような同じような症例がありました。

    その子は、筋肉の間に広範囲に広がる脂肪腫が原因だったのですが、今回の症例もそうだという話ではなく、CTで、かなりのことは確認できると思いますよ。その前に、血液検査は必須だと思います。


    >骨の異常はもちろん、

    骨に膿が溜まるような場合も足が腫れてなかなか治りません。
    骨膿瘍と「いったりしますが、この場合はCTもあまりきれいに
    うつらないようなので(レントゲンもうつりません)、非常に
    診断が難しい場合があります。もっともそのケースでは膿が
    出ますし、大体、けんかによる怪我などが原因となりますがが・・・。

     2007/10/23 18:05

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  • >体内の回虫はファイラリア薬で駆除できる(フィラリア薬は各組>織に染み渡るので、小虫も駆除できる)と言っていました。
    >本当はどうなのでしょうか?

    一般の回虫駆除薬は、消化管内の寄生虫にたいしてのみ
    効果を発揮します。回虫駆除薬、あるいはフィラリア
    薬と合剤になった回虫駆除薬にしても、合剤の有効成分部分
    は血中へは十分移行しませんので、明確な効果は無いと思います。また、幼虫と成虫では、駆除薬の効き方も違いますので、
    その面からも、効果はあまり期待できないと思います。

    しかし最近発売になったネコの回虫駆除薬のプロフェンダー
    という薬は、血中に移行し、血中にいる幼虫には効果
    があるようです。しかしこの回答をするにあたりメーカーに確認
    したところ、筋肉中にとどまっている幼虫には効果は
    無いのではないかとのことでした(データが無い)。

    >犬、猫の体内寄生虫は完全に駆除したいと考えております。...

     2007/10/23 16:29

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  • 獣医さんの限界

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

    まずプリンちゃんのご冥福をお祈りいたしたいと思います。
    原因がわからないことの辛さは、本当によくわかります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    >実際、病気を特定するのは難しいとは思いますが、それを私達>は獣医さんに求めたらいけないのでしょうか?

    死後の解剖という方法があったかもしれません。ただ、現状はあまり実施されていません。私の感覚だと、こちらがお願いしても、10%程度の飼い主しか同意を得られません。宗教的な感覚が背景にあるのかもしれませんが・・・・。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ①~④に回答するまえに、以下のことをお聞き下さい。

    人の医療と、獣医医療はまったく背景が違うという話です。
    そして獣医師の限界と、獣医学の限界とはまったく違うという
    話です。

    人の医療で可能なことの多くは、犬や猫やウサギやネズミで
    かならず動物実験...

     2007/10/23 11:35

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  • 去勢手術、5年後,突然の異常

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

    診察していないので断定はできませんが、文面、画像から、手術縫合糸が原因と考えられている、皮下脂肪識炎ではないかと思います。最近、特にMダックスなどで術後のトラブルとして問題になっている疾患です。

    手術直後に発生する事もありますし、数年たって発生する事もあります。また、手術部位(縫合糸を使用した部位)とは関係ない場所に発生することもあります。

    糸のグレード・・・・・分かりやすく言えば、安い糸を使うと発生しやすくなるとも言われていますが、高価な糸を使ったとしても、絶対に発生しないとも言えず、臨床家も頭を悩ませている疾患です。

    当院でも、かなり糸には気を使ってはいたのですが、10年で、1頭経験しました(M・ダックスです,術後1年以上経過していました)。

    この疾患の治療法は、未だ確立されていません。出来る限り術部(縫合糸)を取り除くという方法、ステロイドや免疫抑制剤を使用するという方法(一生続...

     2007/10/20 18:44

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  • 避妊したのに発情?

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

    >壁や誰もいない部屋に向かって「にゃおーん!」と、発情期のよ>うな大きな声で鳴くようになりました。

    本当に発情の行動でしょうか?
    文面だけでは状況が正確には分からないのですが、
    常にこのような行動をとるようであれば、頭部に
    問題が生じている可能性もあります。

    >もし卵巣が残っていた場合は再手術をするのですか?
    >その場合、病院側は費用を負担してくれるのでしょうか

    そのことよりも。まずはちゃんと診察を受けるべきです。


    >もしそれによって、ホルモンが出て発情している場合、
    >検査をすればわかるのでしょうか?

    最近は、検査センターでホルモンを測定する事が
    可能です。


    手術した病院へいって、ちゃんと診察してもらいましょう。

     2007/10/20 18:22

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  • 看護士さんの仕事

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

    一般的には、看護士は、治療はできません。ただ、治療行為を完全に禁止すると、フロントラインの滴下、肛門腺絞り・・・・までできなくなります。こう考えると、飼い主ができないような治療行為・・・・・・例えば、注射などですが・・・・・は、動物の看護士もできないというイメージが、現状妥当な考え方だと思います(当たり前といえば当たり前なのですが)。


    >一部は診察も行っています。
    診察という言葉もとても幅広い概念です。
    例えば、
    飼い主さんによっては、獣医師との会話にとても緊張される
    方がいらっしゃいます。診察室での獣医師の問診の前に、看護士があらかじめ飼い主にお話を聞くことによって、状況がより正確に把握できる場合もあります。意識してそのような問診的な行為をかなり真剣に看護士に行わせる病院もあります(無論その後にはちゃんと獣医師の問診があるのですが)。


    >問い合わせればいいのでしょうか。
    問い...

     2007/10/20 11:05

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  • 野菜や果物でやってもいいものを教えてください。

    質問カテゴリ:
    食事、栄養について

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

    一般論を言えば、栄養学に自信があれば別ですが、自身の無い方は、人の食べ物を与えることは控えた方が良いと思います。動物は、口が利けませんので、気持ち悪くなってからでは遅いですから・・・。

    今回の質問では、にんにく(有名なたまねぎと同じと考えて下さい)、とうもろこし(炭水化物は熱・火を通さないと下痢になりますよ)、レバー(レバー摂取によるビタミン過剰症って知ってますか?)、いわし(青魚のヒスタミン中毒って知ってますか?)、レモン(あの刺激臭って、可愛そうですよ)、梅(梅干って大体はきますよね、青梅は毒です)が、ダメですね。

    >他にも体にいい食べ物があればお願いします。
    この考え方は、おやめになった方が良いと思います。
    単一の食事が体に良いというのは間違いです。上記のレバーも、ビタミン摂取という意味では良いですが、過剰にとると肝臓が障害を受けます。体に良いのは、適度なカロリー制限と、バラ...

     2007/10/08 10:56

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  • 消化不良の診断方法、体重とワクチンの関係について

    質問カテゴリ:
    便・肛門の異常

    対象ペット:
    / トイプードル / 性別不明 / 年齢不明

    ②に関してですが、ワクチンメーカーによっては、700~800g子
    に対するデータしかない場合があります。ですから、あまりに体重が少ない子は、接種が心配な場合もあります。昨今の、超小型犬ブームで、ワクチンメーカーにも想定外の小さな子に接種するケースも増えてきているのは事実です。しかし、1.5kgまでになるまでウンヌンはないと思いますが・・・・・。


    >セカンドオピニオンについては、診ていただいた先生に失礼か

    いつも思うのですが、転院とセカンド~は違います。転院は昔から当然のようにあったわけで、治療に納得行かなければ、セカンドウンウンと考える前に、堂々と転院されて良いのです。先生の顔色をうかがうことはありません。セカンド~は、ファースト~あってのセカンドですから、失礼ということにはそもそもあたりません。例えば、確定診断されたある腫瘍に対して、内科的か外科的治療か・・という場合にセカンド~が生じま...

     2007/10/08 10:29

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  • 子宮内膜症と言われ不安です。

    質問カテゴリ:
    性器の異常

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 性別不明 / 年齢不明

    どのように子宮内膜症を確定診断されたのかはわかりませんが、
    経験的に、例えばエコー検査で子宮内膜の炎症、肥厚が確認され、それを放置した場合、子宮蓄膿症へ容易に移行します。そして蓄膿症は致死性です。

    最も良いのは、蓄膿症の前段階と考られる時に、子宮を手術して摘出する事だと思います。

    高齢期の場合、他の臓器に問題があり、麻酔のリスクから
    どうしても手術を回避せざるを得ない場合もあります。
    その場合は、特殊な堕胎剤が処方される事もありますが・・・。

    一般論を言えば、

    子宮からの出血かの確認(膀胱炎の可能性も時としてあります)
    エコーやレントゲン検査
    血液検査

    をしてから、子宮の問題と確認されれば、そして内臓の障害
    がなければ、手術が相応だと、私は思いますが・・・・。

     2007/10/05 22:29

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