北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|38ページ目
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薬効側の観点と、感染性の観点からお答えします。 
 
 まず薬効の観点ですが、
 一般的に、フィラリア予防薬の効果は24時間です。つまり、11/25に飲ませたお薬で、12月に感染したフィラリアを退治することは不可能です。
 
 11/25日に投薬されたフィラリア予防薬は、10/25~11/25日に体に入った(感染した)フィラリア小虫を、この日にまとめて退治するものです。体に入った小虫は、そのままにしておくと、40~60日程度で、お薬の効かない虫体に変化します。ですから、毎月1回投薬が必要となります。
 
 次に感染性の観点ですが、
 当然のことながら、感染が成立するためには、蚊がフィラリアを持っている事と、蚊が刺すことが必要になります。ですから、蚊がいた事は、直ちに感染を証明するものではありません。
 
 
 >今年はかなりな暖冬ですので、薬を飲ませるのは5月からでは>なくて、もっと早い時期から与えた方がいいでしょうか
 
 もし12月に刺され...2007/02/19 11:01
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>どこに注目して検査などすればいいのでしょうか 
 
 一般的な問診、触診、聴診に加え、
 
 部分的なところにはこだわらず、出来る限り広範囲の
 血液検査と、レントゲン検査(胸部、腹部)では
 ないでしょうか。
 
 お大事にしてください2007/02/18 10:11
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- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
 
 
 >「積極的治療がむつかしい。効果の予想が困難である」 
 
 これは先生の意見でしょうか、あなたの感想でしょうか?
 もしあなたの感想ならば、本当にそうなのか、先生に尋ねる
 べきです。分からない事を勝手に思い込んではいけません。
 
 >この状態で対処方針として
 >「様子見で特に何もしない。」
 >「積極的に抗がん剤、放射線等で治療する」
 >のいずれを選ぶべきか悩んでいます。
 
 もうひとつ、専門家の話を聞くという選択肢
 があります。
 
 こういうときのために、セカンドオピニオンが
 あります。
 
 悩むのであれば、あなたは、先生に、大学などの専門家を
 紹介してもらうべきだと思います。
 
 セカンドオピニオンで専門家に話を聞き、例えば治療する
 にしても、可能であれば、また今の病院に戻っても良いの
 ですよ。2007/02/17 16:14
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椎間板ヘルニアの可能性があります。犬のヘルニアは、ヒトと違い、神経の太いところがヘルニア物質で圧迫されるため、放置すると下半身不随にまで進行します。誤解を恐れづ言えば、交通事故の脊髄損傷並みの状態に進行します。この疾患の対応は、早ければ早いほど、その後の経過が良くなります。直ちに受診してください。 
 
 なお、はじめに椎間板ヘルニアと思われた疾患のうち、数%程度の子は、進行性に脊髄が溶けて死亡する脊髄軟化症の可能性があります。この場合は、残念ながら治療法は確立されていませんが、
 
 ヘルニアであれば、状況に応じて、内科的(お薬)、外科的対応が選択できます。
 
 とにかく早く病院へいきましょう。2007/02/14 18:20
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文章からは、はっきり症状は読み取れません。 
 
 臍ヘルニア、そけいヘルニアの状態なのでしょうか?
 もしそうだとしたら手術で治ります。
 
 >膀胱部分をなめる
 とのことですが、ペニス(包皮部分)のことですか?
 
 排尿はしていますか?
 
 
 膀胱炎の既往歴があり、ペニス付近を気にして
 排尿しないとなると、これは石が詰まっている
 可能性があります。放置すると死亡します。
 
 
 >この症状は何だと思われますか?
 >経過観察していてもいいでしょうか?
 
 一度診察にいきましょう。
 
 2007/02/14 12:17
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- 質問カテゴリ:
- 背中・腰を痛がる
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
 
 
 帯広畜産大学の付属動物病院に、CTはあります。MRIはありませんが、必要であれば、近隣のヒトの病院施設で撮影可能かと思います。 
 
 北海道大学の付属動物病院には、CT、MRIともにあります。
 
 
 一度外来で受診されてみては如何でしょうか。ちなみに、CTは数分程度、MRIは数時間の全身麻酔下で行われます。症状からヘルニアと分かっていればCTで十分でしょうが、MRIでないと判断できない神経病所見があるのも事実ですから、麻酔のリスクを含め十分お話を聞いてください。
 
 
 >最も注意しなければいけない事を教えてください
 とにかく早めの受診です。
 
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 まず、CTもしくはMRIでないとヘルニアは
 確定診断できません。
 
 ヘルニアの治療は、ステロイドもしくは手術のみ
 明確な改善効果が報告されています。
 
 たしかにレーザー治療も効果があるときもあ...2007/02/13 19:46
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- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
 
 
 仔犬の時のワクチンは、生涯にわたる基礎免疫を 
 つけるのに、非常に重要です。通常は、2、3、
 5ヶ月と3回接種します。
 
 ワクチンは接種時に証明書を出すのが、この世界の
 常識です。
 
 もし、まったく証明書がなければ、先生と相談し、
 2回は接種すべきです。1回では・・・つまり次回が真の
 1回目であれば、ワクチン学上はあまり効果を発揮しません
 。2回接種した方が良いです。
 
 
 >ワクチンを接種済みか調べていただくことは出来
 >ないものでしょうか?
 
 抗体価検査という特殊な血液検査で、免疫状態を
 確認することで、ある程度は調べる事は可能です。
 ただ、一般的な検査ではないので、行っている病院は
 もしかしたら少ないかもしれません。また、検査料金
 とワクチン接種料金があまり変わらないかもしれません。
 
 
 いずれにせよ、先生に相談してください。2007/02/13 19:38
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- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スコティッシュテリア / 性別不明 / 年齢不明
 
 
 >3歳になってからの手術は意味がないのでしょうか?あまり変わらないのであれば男の子の方を、 
 
 一般的には、避妊手術は、病気の面で言えば、子宮の病気、卵巣の病気、乳腺の病気、ホルモン性糖尿病を予防する手術です。このうち、初回発情前に手術をすればホボ確実によぼうできるのは乳腺の病気の中の乳腺腫です。つまり、確かに3歳以降の避妊手術では、乳腺腫の発生に関しては、あまり影響されないかもしれませんが、(良性の乳腺腫は予防できるかもしれません)、その他上記の病気の予防はできます。
 
 
 男の子の手術は、比較的よくある精巣ガンや、ある種のヘルニア
 、前立腺の病気を予防する事ができると言われています。
 
 
 >でも少しでも病気にならず長生き出来るのであれば
 
 この文章の、少しでも病気にならず・・・・というのであれば
 避妊手術をすべきでしょう。しかし、手術をしたからといって
 科学的に、寿命を延ばすかどうかに関...2007/02/13 17:59
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- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / バーニーズ・マウンテン・ドッグ / 性別不明 / 年齢不明
 
 
 犬の場合、数値化した視力という言い方よりも、視覚(数値化できないが、ものが追えるかなどの総合的な判断)という言い方をしばしばします。 
 
 視覚にも色々な検査方法があります。獣医が、分かりやすく言えば行動面から、あるいは簡単な機器で判断する方法や、特殊な機械をつかって判断する方法です。特殊な機器で正確な診断は眼科専門の先生のところで行うしかありません。
 
 >『弱視じゃないか?』
 
 そもそも犬の視覚は、1980年代後半の研究では、正視から近視(ヒトの基準で言えば)だと言われれています。また、そもそも野生動物は、飼育下で近視になるという研究もあります。
 つまり。弱視という言い方はともかく、そもそも弱視かもしれません。ただ、承知のように、Mダックスには、失明(視覚喪失)する目の怖い病気があるので、気になるのであれば、かかりつけの先生に、眼科の先生を紹介してもらいましょう。兵庫県には、専門の先生がいら...2007/02/12 12:52
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- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
 
 
 お食事のことは、他の先生の 
 おっしゃる通りですが、一点、気になることを
 書きます。
 
 腎臓の機能の指標はCreです。BUNは以前は
 比較的用いられた指標ですが、食事内容や
 消化管の状態などによって非常に左右される
 数値です。
 
 (腎臓が悪くてもBUNは上がるが、
 BUNが高いといって腎臓が悪化しているとは
 いえない時がある・・・・という事です)
 
 
 今は国際的にはCreの数値で腎臓の機能
 悪化の進行状況を確認するというのが、体制
 です。
 
 無論、BUNも代用できますが、今後はCre
 もちゃんと調べなくてはいけません。2007/02/11 09:57

 


















 










