北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|39ページ目
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まず、いわゆるドッグフードは究極のバランス食
ですから、栄養学的にはこれにまさるものはありません。
>簡単でヘルシーな手作・・
簡単にヘルシーなフードを、一生、継続的に
作れないからドッグフードが発達しているわけです。
しかし、嗜好性、食の楽しみを考えた場合、自家製食
を嗜好されることもよく分かります。
私は、飼い主が手間隙を惜しまずまじめに取り組むのならば
自家製食でも良いと考える獣医です。
さてその際の注意点・留意点ですが
①あなたは、蛋白質、炭水化物、脂肪の供給源
について、それぞれ、何種類かすぐ頭に思い浮かべる事が
できますか?
②まともな栄養学の本を持ってますか
③担当の先生は、自家製食に理解がありますか
(もしあれば、実は有名メーカーはレシピを
持っていますので、ちょっとは入手可能ですよ)
④病気になったとき、どうしますか。
ドックフードならば、例えば肝臓によい
...2007/02/11 09:43 -
法律論から言えば、家畜はブルセラ確認で、直ちに
廃棄ですが、犬は、そのようになっていないのでは
ないかと思います(間違っていたら、他の先生訂正
してください)。
治療に関しては、犬では、完治させずらいというのが
実情のようです。
>治療をすれば、感染の可能性はかなり低くなる、との意見がありますがそれでもムリなのでしょうか。
治療をして、オスは去勢をすれば、ある程度は
感染の可能性は低くなると思いますが、その
感染率の低下を数値化できるかどうかが問題なのです。
問題は、公衆衛生上のことですから・・・・。
>なんとか全頭治療をしながら今後も飼育続けていくには
>どうしたらよいでしょうか。
少なくとも、そんなに簡単にヒトに感染するもの
ではなさそうですから、(だからこそ愛護団体が
保護できるのでしょうが)、もっとも合理的な解
決法は、獣医細菌学・・医学者でも良いのですが、
の研...2007/02/10 20:49 -
① 発情と高血糖は関係がある場合があります。このような子は、状態の安定を待って避妊手術すべきです。
② 糖尿病には、真性の糖尿病と、二次性の糖尿病があります。
真性の糖尿病は、避妊手術ではなおりません。しかし、もし今回の高血糖が、発情に伴う二次性の糖尿病であれば、避妊手術で治るでしょう。
③ 健康な子の場合は、避妊手術のリスクは非常に低いと
思います。高血糖状態での手術は、血栓症とか、傷口からの
感染症の可能性が高まりますが、現在、血糖値が下がっているの
ならば問題ないと思います。
>通院している病院は夜間は病院に先生が誰も
>在中していないので少し心配です。
このことは、先生に聞いてみても良いと思います。
心配な点は、聞くべきです。先生側も、病気通院歴
のある子の場合は、いつもよりは長時間術後観察するかも
しれませんよ。
ただ、一般論を言えば、私は病院と自宅が
併設しています...2007/02/10 10:05 -
少量でしょうから・・問題があるとすれば油でしょうか・・・・
特に変化なければ、気にしなくてもよいのではないでしょうか?
もしかしたら、一時的に下痢になるかもしれませんが、
元気食欲あれば、問題ないでしょう。
嘔吐が続いた時は、脱水になるのが怖いので、病院へ
いきましょう。
一度あることは二度あります。今後注意してください。2007/02/09 22:29 -
進行した白内障をサプリで抑えるのは不可能だ
と思います。
確かに最近、色々なメーカーからビタミン系のサ
プリが目に良いとでていますが、あまり信用しない
方が良いです。
あなたは、
ビタミン系製剤が、白内障に効果がない
という有名な研究があるのをご存知ですか?
http://metamedica.com/news/1999103001.html
また特に最近はビタミンEの過剰摂取で
死亡率が高まるというデータが公開され、
これはヒトですが・・・・・・・・・・
医者の世界ではちょっとした話題になっているのを
知っていますか?
http://allabout.co.jp/health/womenshealth/closeup/CU20041114A/
怖いのは、キャットフードには、既に
十分過ぎるほどのビタミンが入っている
ということです。
私は、あなたのペットを思う気持ちは
素晴らしいと思いますが、だからこそ、あなたは、
たんなるサプリでも、自身で選ばず、一度担当の
先生にお...2007/02/09 22:24 -
お悩みのことと思います。
二つポイントがあると思います。それは確定診断と、
治療についてです。
確定診断については、
一般的には、脳の疾患では、CTよりもMRIの方が
有効である場合が多いと思います。ただし、CT検査
は数分ですが、MRI検査は2時間程度かかり、その間
全身麻酔下なので、初めにどちらを選択するかは、先生
の判断だと思います。内臓の機能に問題なければ、、
確定診断のために、MRIをしては如何でしょうか。
都内には、民間のMRI検査センターもありますので、
紹介してもらっては如何でしょうか?ただし、何がしかの
判断があってMRIよりもCTを選択されたのであれば、
そのことについて、もう一度先生に聞いてみると良いでし
ょう。
治療については、
ステロイドに反応するのはとても良い情報です。
確かにステロイドは長期間使用すると、糖尿病など
を誘発しますが、世の中には、な...2007/02/09 12:12 -
細かい、しつけの方法は、かかりつけの先生と十分
お話下さい。
さて、このような相談が良くありますが、皆さん忘れてる事が
あります。
それは、ヒトは犬よりも知的に優位な生物だということです。
そして相手は、『しつけ』の意味さえもしらない犬なのです。
いったい、犬を迎えるにあたって、躾の部分ほど面白い作業はないのですよ。知的に優位である我々ヒトが、いかに彼らを導くか・・・・それがペット飼育の醍醐味です。だって飼育完了後は、言ってしまえば単純な刺激ー反射の繰り返しですから、醍醐味はありません。
このように彼を導いたら、こうなるとか、こんなときに彼はこうなるとか、私達は知能が高いわけですから、動物の生態を客観的に分析し、決して怒らず、笑って、一日一日彼との関係(の改善)を楽しむという気持ちが絶対に必要です。
>去勢手術をした時の費用を大まかで良いので教えてください
ぜひ担当の先生に...2007/02/08 18:17 -
現在、単一の食材で、体の免疫機構に効果的に作用する
ものは知られていません。もし、そのような免疫力を
高めるものがあったとしたら、それは逆に免疫過剰である
アレルギーを引き起こすかもしれないので、怖いものです。
一般論を言えば、体の免疫機構を正常化させるものは栄養の
バランスであって、単一食材ではありません。逆に免疫能力
を低下させるものは、睡眠不足やストレス(寒冷ストレスなど)と、ヒトで言えばアルコールです。
また、あなたは腫瘍の種類を記されていませんが、
もし免疫を司る細胞が腫瘍化したのであれば、治療的には、
逆に免疫を落とした方が良いかもしれません。つまり、
なにがなんでも免疫力を上げるというのもおかしな考え
かたです。
大変な病気だからこそ、まず科学的に思考し、
もし自身でそれが難しいならば、そのときこそ身近な
信頼できる獣医を頼りにして下さい。
なお、食事の成分調整で...2007/02/08 02:27 -
循環器系(心臓関係)の疾患は、承知のように、命に直
結する疾患です。つまり、確かに、疾患名にてある程度
のことはご指導できるでしょうが、それは総論的であっ
て、ココの犬たちにあったお薬・・・・・・つまり各論
的にどうこう言うことは少々危険です。
であるならば、あなたは、このような質問をちゃんと
担当の先生にできるようにならなくてはいけません。
せっかく、大学病院へかかっておられるのですから、
先端の知識が集まる大学の先生に、十分聞いて下さい。
少なくとも、このような場所で聞かれるよりも、先進
で的確なお答えをいただけると思います。
>酸素室に1時間程入れると今のところ落ち着きます。
この文面だと、ご自宅で、在宅介護用のリースの酸素室をお使いですか?この機器は、とても効果がある器機です。呼吸が苦しいようならば直ちに入れてあげましょう。
2007/02/07 21:15 -
あなたは、まず手術をした先生に質問、連絡すべきです。
おそらく、術後直後ですし、文面からは大事無いとは思います。
しかし、去勢手術は、病気ではない健康な子にあえて
麻酔をかけて行う手術ですから、術前と術後は100%かわりない
状態でなくてはいけません。
臨床を長くやっていると、去勢手術で、隠れていた胃潰瘍
や膀胱炎が顕在化したり、糸のアレルギーがでたり・・・
非常に非常に稀ですが、そんなこともあるのです。
おそらく今回のご相談内容ですと問題はないでしょうが、術後は、気になることがあれば、なんでも相談するというのが基本だと思いますよ。
常にコミュニケーションをとれる関係であるというのが大切ですから。2007/02/07 11:19