だいじょうぶ?マイペット

北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|86ページ目

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  • 長期の下痢と、皮膚の問題

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常 / 便・肛門の異常

    対象ペット:
    その他 / ハムスタ / 性別不明 / 年齢不明

    ハムスターは血液検査もままならず、はやり実際に診察しないとなかなか良いアドバイスは出来ないのですが、

    ①食事を、お水(人用のもの)とハムスター専用のペレットフード(16%以上の蛋白質を含むもの)のみで2週間程度管理してみる

    ②ハウスを徹底的に消毒する(熱湯消毒など)

    ③お水の容器を新品に変える

    ④徹底的な糞便検査

    ⑤レントゲン検査

    ⑥とこじきを食べていないか観察する

    ⑦皮膚の検査

    などですかね・・・・・。

    皮膚症状は、下痢便をなめる結果としての可能性、痒みが単独であれば皮膚炎、副腎疾患などで脱毛(この場合痒みはなし)することがあります。

    お大事にしてください。

     2006/02/25 11:00

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  • ワクチン接種について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

    まずワクチン接種が原因でパルボにかかることはありません。

    その上で、可能性としては次のようなことが考えられます。

    ①遅延型のワクチンアレルギーもしくは接種による体調の悪化
    ②前年度未接種で、2005年2月の接種前にパルボに自然感染した。
    ③そもそもワクチンが無効な子で、なんど接種しても免疫がなく、パルボに自然感染した。
    ④たまたまその日に体調が悪かった

    室内ネコで、他のネコとの接触(飼い主を介するものも含めて)がなければ、②、③は否定されるでしょう。またイヌでは③のケースもありますがネコではあまり心当たりはありません。①に関してはアレルギーは通常24時間以内に起こるものですが、軽度の症状があって、それが体調の悪化を引き起こすことは十分考えられます。

    また、パルボ感染の診断は、①白血球数減少、②簡易キットによるチェック、③パルボの遺伝子検査などがありますが、通常院内で行われる②は、ワクチン接...

     2006/02/25 00:42

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  • 予防注射に関して教えてください。

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ポメラニアン / 性別不明 / 年齢不明

    ワクチンアレルギーの可能性が高いと思います。これはワクチンに含まれる牛由来の異種タンパク質が原因です。正確な数字は公表されていませんが、死亡事例もあります。

    さて対処法ですが

    ①接種しない。ただし、パルボ、ジステンパーに関しては抗体価を計り、毎年予防可能の数値があるか、チェックした方が良いと思います。意外とパルボは一生ワクチンを接種しなくてもよいほど抗体価が上がっていることがあります。

    ②アレルギーを予防するお薬を接種してから、ワクチンを接種する。
    しかし、顔腫れ程度のアレルギーではないので、おそらく担当の獣医師としても怖いかもしれません。

    ③上記異種蛋白の量が少ないワクチンを選んで接種する。
    ワクチンは、メーカーによっって含まれる異種蛋白の数値に5倍~10倍程度の差があると言われています。つまり異種蛋白量の低いワクチンを選べば、論理的には、アレルギーは発生しづらくなると思いますが...

     2006/02/23 13:02

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  • 甲状腺の病気とは

    質問カテゴリ:
    体重の異常

    対象ペット:
    / ビーグル / 性別不明 / 年齢不明

    文面からは甲状腺機能低下との仮診断でのお薬の処方だと思います。

    甲状腺ホルモンは、心臓の拍動を司る蛋白質の調整や、体温維持に関与します。つまり、甲状腺機能低下症を放置すると、重篤な場合は、心拍数の低下、低体温で死亡することがあります。また、重篤ではない場合は、しばしば、脱毛の症状が出ることでも知られている疾患です。

    もし本当に甲状腺機能低下症であれば、逆に、お薬の休薬は危険ですよ。

     2006/02/22 12:39

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  • 腫瘍の手術について・・・

    質問カテゴリ:
    目の異常 / 耳の異常 / 吐き気

    対象ペット:
    / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明

    まずは検査の結果を待ちましょう。

    結果に関して担当のセンセイから説明がある時に、色々質問してみましょう。あらかじめ、質問を箇条書きんしたメモなどを作っておくとよいですよ。

    CPKは、筋肉、心臓、脳、消化管などに障害があれば上昇するものです。脳障害、交通事故、外傷、心筋梗塞(犬では一般的にはありませんが)の他、発作などの激しい筋肉の運動、甲状腺機能低下症でもあがります。また、組織が変性、炎症をおこせば基本的には上がりますから、例えば腫瘍が出来ても上昇します。

    CRPは、炎症があれば上昇しますが、特に疾患と結びつける項目というよりは、CRPの上昇を足がかりに、次にどこを検査しようかと考える項目です。炎症の初期には、CPKと同じ動きをすることが多々あります。

     2006/02/18 21:18

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  • 前立腺癌について

    質問カテゴリ:
    尿の異常 / 便・肛門の異常

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

    ご心配の事とお察しいたします。質問に答えると、

    1.やはり細胞診だと思います。

    2.未去勢の子の場合は、良性過形成のことが多いのですが、去勢している子の場合は、悪性のことが多いと言われています。ただ、単純な膿瘍の場合は俳膿させれば小さくはなりますが・・・・・。

    3.手術は一般的には適応でありません。出血が多く(人の場合も摘出の際、何割かは出血死するそうです)、かつ尿失禁を伴うそうです。放射線療法もあまり効果が無いと報告されています。
    化学療法(制癌剤)も良い報告は無いと思います。ただある種の抗炎症剤は治療効果はありませんが、QOLの改善に少なからず効果があるという報告もあるようです。

    私は、専門医ではないので、上記はあくまで一般論です。大学病院レベルでは、もしかしたら、複合的な治療法が検討されているやもしれません。一般論は一般論として、高度医療施設に紹介してもらいお話を聞いてみ...

     2006/02/18 09:35

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  • 高齢犬の手術について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

    乳腺腫瘍は、良性、悪性、炎症性乳がんに大別されますが、それぞれ対処法がことなります。

    良性、悪性乳腺腫はともに外科手術以外明確に効果があると報告されている治療法はありません。ただし、悪性か良性かで、摘出範囲(リンパ節をどうするか等)が異なります。

    炎症性乳がんに関しては、残念ながら治療法はありません。考え方にもよりますが、手術自体も回避したほうが良い場合もあります。

    良性、悪性乳腺腫と仮定して、手術に関してですが、血液検査などから手術のリスクを判断すべきで、ただ高齢であるというだけでは手術を回避した方が良い理由にはなりません。

     2006/02/17 17:34

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  • 頚椎の病気(病名不明)

    質問カテゴリ:
    首・肩を痛がる

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

    ご心配のことと思います。しかし、脊髄・神経系の疾患はやはり実際に診察しないとなかなか的確な助言はし辛い・・・、あくまで、参考までにお聞き下さい。

    ①直接的な消炎効果はありません。神経の反射を抑制し、例えば肩こりの際の筋肉痛を除くような作用を示します。

    ②ある種のステロイド剤ならば・・・ステロイドは強い消炎効果があります・・・・効果的かもしれません。腰椎のヘルニアの内科治療に用いるタイプのステロイドです。が、副作用が出たのであれば主治医との相談になりますよね・・・・。ただ、ステロイドの嘔吐であればH2ブロッカーなどである程度予防可能ですよ。

    ③可能性はあります。それよりも、頚椎のヘルニアがひどくなると、全身に麻痺が進むこともあります。

    ④⑤例えば、コルセットのようなもので、頚部、腰部を固定しては如何でしょうが。米国では、ダックスのヘルニア治療用に使うコルセットが販売されていました。数年...

     2006/02/17 00:53

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  • ドッグフードは究極のバランス食ですから、私は基本的には飼い主にはドッグフードを勧めます。

    しかし、たまに、どうしても手作り食を・・・という方には、1~2ヶ月は勉強してから、トライするように勧めています。

    その際お勧めする本に、
    小動物の臨床栄養学 第4版 (学窓社、25000円)
    があります。ネットでも確か購入可能だったと思いますのでぜひ
    勉強してみてください。巷に氾濫している手作り食の本は、臨床獣医師からみるとほとんどが出鱈目の嘆かわしいものばかりですから、注意してください。

    ご質問の件ですが、動物は食べたら寝る、これが基本です。私なら数時間は運動は避けます。捻転の件はおっしゃるとうりです。

     2006/02/17 00:21

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  • 椎間板ヘルニア

    質問カテゴリ:
    背中・腰を痛がる

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

    あなたが手術を希望するのであれば、直ちに手術をすべきです。

    ひじょうに慣れたセンセイであれば、腰椎のヘルニアであれば、CTをとって(MRIよりもマルチスライスCTがあればCTの方が良いでしょう)手術を終了するまで1時間程度ですよ。

    できればCTのある病院で手術は行うべきです。なぜならば、手術前後の病態が明確にわかるからです。ヘルニア部位が1箇所とは限りませんしね。当院ではこの手術は行いませんが、希望者にはこのように説明・紹介しています。

     2006/02/16 14:30

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