松倉 源太郎 先生の過去の回答履歴一覧|8ページ目
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こんにちは。お話と血液検査の値をみると、この子は肝リピドーシス、つまり脂肪肝になっていると思われます。この病気は体重が重かった子が急に食べなくなると罹患し、食べないことでどんどん進行する病気です。治療法はとにかく栄養価の高いものを食べさせることです。それとビタミンB群と点滴の投与です。場合によっては鼻にチューブを入れたり、胃にチューブを入れてでも食べさせることもあるくらいです。もちろん、その子と飼い主さんの関係もありますので、一概には言えませんが、病気に対してだけお話しすると、どんな方法をとっても食べさせることが大切です。死亡率は50%くらいある病気です。しかもこの子の場合はかなり重度の脂肪肝であると考えられます。おかかりの獣医師と相談して、ストレスをかけないで食べさせる方法を見つけ出してください。それでは。
2006/09/03 15:15 -
こんにちは。
確かに、GGT22は高い値です。肝臓、胆管系に異常があるのだと思います。猫の場合には一番多いのが、胆管肝炎だと思います。その他肝臓のエコーや、場合によっては、生検を行わないと完全な診断はつかないかもしれません。数日後の検査によっては追加の検査も必要となるでしょう。
腎臓については、尿の量を確認してください。HT42.8という値からも、軽度の脱水症状が疑われます。BUN、CREが年齢にしては、多少高い値のようですが、おそらく腎臓はそれほど悪くはないと思います。肝臓の方をしっかりケアするべきだと思います。それでは!2006/09/03 15:08 -
こんにちは。
顔面神経麻痺に関しては、確かに内分泌疾患から来る場合も多いと思います。その中でも甲状腺機能低下症はよくみられる病気であると思います。血液検査の数値で甲状腺ホルモンが低下していたのであれば、ホルモン剤を飲むことは悪くはないと思います。しかし、それで顔面神経麻痺が治らないようであれば、他の原因も考えないといけないかもしれません。
飲水量が多いということですが、副腎皮質機能亢進症の可能性はありませんか。この病気からも顔面神経麻痺になる場合があるので、甲状腺機能低下症と併発しているかもしれません。それ以外、特発性であれば時間が解決してくれる場合もあると思います。その他の症状も良く観察しながら、主治医の先生とよく相談をして、病気に向かい合ってください。それでは。2006/06/24 16:00 -
こんにちは。
確かに、ウサギの麻酔は犬や猫に比べれば、危険性はあがると思います。ウサギの気管はとても細いので、気管にチューブを入れることが難しく、(入れてる先生もいらっしゃいますが・・)麻酔に対する、予備能力(麻酔に対する体力)も少ないからです。
しかし、それでも麻酔が必要なことは、多々あります。メスの避妊はお腹をあける手術なので、痛みに弱いウサギにはあまりお勧めではありませんが、オスの去勢であれば、よく行われる手術だと思います。ウサギの麻酔の経験のある獣医師であれば、なんなく手術を行うと思いますので、検討し相談してみてください。2006/06/23 09:37 -
こんにちは。
心臓が悪いと言っても、心臓のどこが悪いのかどうかによっても異なるのですが、8歳のポメラニアンであれば、おそらく僧帽弁が悪いのだと思います。
薬に関しては、ほとんどの場合、状態に応じて薬の種類は増えていくと思っても良いと思います。心臓は残念ながら治ることがないからです。薬で心臓の負担をなるべく軽くして、これ以上悪化するのをなるべく抑えていくことが目的だからです。
症状に応じて、かかりつけに相談していただいて、薬を処方してもらって下さい。2006/06/22 17:18 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常 / 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
まずは、この状態が続くかどうか、また全身症状として、元気がないとか、下痢、嘔吐などの他の症状がないかを観察してください。
続くようであれば、病院へ行って、その液体を調べてもらってください。包皮の炎症かもしれませんし、血尿かもしれません。
普通に考えれば、他の症状がなければ、恐い病気である可能性は少ないと思います。2006/06/22 16:57 -
こんにちは。
かなり難しい御質問で、本来であれば、処方を行った獣医師を実際に十分な話し合いをする必要があると思います。
そのため、この場では一般論になってしまうのですが、まず、老齢性の心臓病に関しては、ほとんどの場合は、薬は症状の進行と共に、増えるばかりのことが多いと思います。また心臓の薬は、使用する用量や期間によって、もちろん副作用はあります。フォルテコールやフロセミドの使用は、心臓の負担を軽くしますが、使いすぎると尿毒症になることもあります。今後も薬のさじ加減は非常に大事なことになると思います。
心臓は残念ながら、治るものではありません。進行状況と副作用により刻々と状況は変わっていきます。普段からかかりつけの獣医師と十分な話し合いをもって、納得できる治療を行えるようにしておくことが一番重要だと思います。2006/06/16 18:19 -
- 質問カテゴリ:
- 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンピットブルテリア / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
ブルテリアは見た目てきには、短頭種ではないですが、やはりブルドッグが入っているので、短頭種症候群にはなりやすいと思います。短頭種症候群には、いろいろありますが、鼻がブーブーいっているのであれば、一番には、外鼻孔狭窄が疑われると思います。つまり鼻の穴が出口のところで狭くなっている状態です。
重度であれば、今後の呼吸に負担がかかってくるかもしれませんのし、他の短頭種症候群の可能性もありますので、鼻の穴が正常かも含めて、一度診察を受けたほうが良いかもしれません。2006/06/16 18:09 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
犬はお腹の調子が悪いと、すぐに血便になります。多くの場合は、急性の大腸炎などからの血便であり、お腹の調子が整えば治ってきます。お腹が弱い子は下痢になりますが、お腹が強い子は軽度では下痢にはなりません。下痢ではないにしても腸炎があるからだと思います。今の時期下痢や嘔吐で来院する犬が多い気がします。あまり続くようであれば、かかりつけに相談してみてください。腸炎用のフードなどもありますので、試してみてもよいかもしれません。それでは。2006/06/14 16:37 -
こんにちは。
検査ができない猫ちゃんはいっぱいいます。どうにか方法を考えましょう。この場合には、まずは尿の検査をしたいので、尿を御自宅で採る方法を考えてはいかがでしょうか。しているところに紙皿をいれるとか、新聞の広告紙(吸収しない紙)を敷いてそれをとるなどの方法があります。
また、尿石用のフードは最近様々なメーカーが出していますので、何種類も試してみてもよいかもしれません。
そして、どうしても診察や処置が必要である場合には、まだ若い猫ちゃんですし、鎮静剤を使うことは、それほどリスクはありません。今は良い鎮静剤もありますので、その場合には仕方がないかもしれません。
今はとにかく、またでにくくなることが一番心配です。その場合には、すぐに病院に連れて行ってください。それでは。2006/06/09 18:31