井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|108ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 男の子 / 15歳 8ヵ月
日頃一緒に暮らす飼い主の方が変だと思われる場合には、やはり何か健康上の問題がある事が多い物です。
高齢でもございますので、考え過ぎんとは思われずに、血液検査やレントゲン検査だけでも受けてみてはどうでしょうか。
データーがございませんのでここでは疑われる病名を判断できませんが、骨折や脱臼以外にも椎間板や脊髄・脊椎に微妙な問題が生じていることもあり得ます。
取り越し苦労であれば良いのですが、お大事にしてください。2017/04/16 02:16 -
今までの経験上、子宮蓄膿症の手術をする場合、BUN・クレアチニンが高値を示す場合及びヘマトクリットが30%を切っている場合には術後の予後が芳しくない、あるいは改善までに相当期間の点滴などの支持療法が必要になる事が多い物です。
特に腎性貧血が始まっている場合には手術に成功してもその後退院に至らないことがございました。
今回の結果を見る限りリスク要因は見当たらず、順調な回復が期待できるようです。
ただし、元気がなく食欲も今一つで、健康時の半分以下しか食べないようであれば、点滴等を受けた方が回復が早いと思います。
術後の抗生物質の投薬もままならないのであれば、しばらくの間注射で抗生物質を投与した方が胃腸の負担が少ないのかもしれません。
猫の社交性が判らないので何とも言えませんが血糖値が高くなるほど病院に行くことがストレスになったり暴れてしまう猫の場合には、かえって家で安静にしていた方が効果的な...2017/04/16 02:05 -
手術後の回復のスピードは、手術直前の動物の状態により、かなり異なります。
術前の血液検査データを拝見するともう少し具体的にお話しできますが、一番は手術をした獣医師に相談されることです。
お大事にしてください。2017/04/15 00:02 -
おそらくベトメジンの聞き間違えだと思います。
主成分はピモベンダンです。
一般的には0.2から0.3mg/㎏を一日2回服用いたします。
心臓の筋肉の収縮力を改善する作用と血管を拡張させる作用があり、これにより心臓のうっ血を治療し肺水腫による呼吸困難を防ぎます。
この薬の登場により、僧房弁閉鎖不全でACE阻害薬だけでは肺水腫が防げなかったかなりの動物たちが、さらに延命できるようになりました。
しかし、当初は相当に肺水腫が進行してからこの薬を使用する事が多く、十分効果を発揮しないうちに呼吸困難で死亡する動物が多いのが実情でした。
最近は比較的早い段階でACE阻害薬にこのピモベンダンを併用する事が多くなり、延命期間がさらに平均400日以上伸びたという報告もございます。
30年前まだ私が駆け出しのころは僧房弁閉鎖不全で肺水腫を起こすと数か月の延命しかできないことが多く、とても辛い思いを致しました。
この...2017/04/13 23:49 -
おそらく混合ワクチンの接種やフィラリアの予防薬の処方などで動物病院に行ってらっしゃると思います。
その時にかかりつけの先生に相談して狂犬病ワクチンの接種をして頂くか、往診を頼めばよいのではないでしょうか。
精神安定剤・不安を抑える薬・鎮静剤などを投与してもらって来院して頂く方法や暴れる犬になれている看護師が保定をして注射が打てる場合もございます。
そういう私も若くて体育会系だった時にはもっぱら暴れる秋田県やチャウチャウやシェパードを抑える助手の役目を果たしておりましたが・・・
先ずは地元の動物病院に電話をかけて直接相談してみてください。2017/04/13 01:08 -
どちらの説明も飼い主の心理に働きかけるための詭弁ですので嘘ではないのですが正確に薬の作用を表現しているわけではございません。
ACE阻害薬はレニンアンギオテンシン系と言う血管を収縮させる一連の流れを阻害して血管を拡張させます。そのことにより全身の血管の直径が大きくなり、抵抗なく血液が心臓から流れ出るので結果的に血液逆流量が減ります。そのことにより心臓内の血液量が減って、心臓の拡張が二次的に治まるわけです。
つまり、心臓を休める薬と言うよりも楽に動かさせる薬という事になります。
通常はACE阻害薬の処方から始まりますが、症状の進行によりピモベンダンやジゴキシンやアミノフィリンやフロセミドやニトロールやステロイドの併用が必要になってきます。
これらはそれぞれ作用機序が異なりますが、心臓にもっとしっかり血液を送り出すように促す薬と言えなくもないでしょう。
併用を推奨された薬剤名が判りませんので...2017/04/13 00:56 -
獣医師により考え方は異なりますが、当院では1か月くらいは前後しても構いませんと、説明しております。
ただ、そもそもワクチンは1年以上効果が続く事が多いので、あえて早く接種するメリットは特にないと思われます。
フィラリアノミダニ予防液を処方のついでとの事ですが、当院では予防液の滴下と同時にワクチンを接種する事は勧めておりません。万が一副作用が出た場合にどちらが原因であったかわからない事と、未知の相互作用を未然に防ぐ意味合いです。
しかし、説明書に同時投与が禁止されているわけではございませんので、これも獣医師により答えが異なると思います。
かかりつけの先生に電話などで相談してから通院してみてください。
お大事にしてください。2017/04/12 00:15 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / トイプードル+スピッツ / 男の子 / 2歳 0ヵ月
トイプードルは遺伝的に肝門脈シャントの多い犬種です。この病気の症状としてもあり得る状況です。
取り越し苦労であればよいのですが念のため検査を受けてみてはいかがでしょうか。
もちろん胃腸に異物があり不完全な閉塞をしていることや膵臓に問題があっても頻繁に嘔吐する事がございます。
胆のうに胆石や胆泥があっても食後しばらくたって嘔吐すことがございます。
また、食事があっていなかったり体質的に受け入れられない食材があるのかもしれません。
食物アレルギーも否定できません。
嘔吐はあらゆる病気で起こる症状です。主治医にご相談いただくのが一番でしょう。お大事にしてください。2017/04/12 00:05 -
腎不全による脱水が進んできて皮下補液の頻度や量が増えてきた場合には生理食塩水は推奨できません。
理由は塩分過多がさらに腎臓の負担になる可能性があるからでございます。
乳酸加リンゲルは肝臓で代謝される以前は酸性なので本来は皮下補液には向かないですがやむを得ず使用しているのが現状です。連日の補液になると補液局所では酸により皮下組織が障害を受ける可能性がございます。
カリウムのことを心配されているようですが、そもそも今の状況ですと、どちらかと言うと低カリウム症に陥っている事の方が多いはずですがいかがでしょうか。むしろカリウムを強化しなければいけないのかもしれません。
ブドウ糖は本来皮下点滴すべきではないというのが教科書的なスタンスですが、尿毒症が進むと十分な食事がとれずに低血糖になり、死の危険にさらされます。また、塩分の濃度を減らして浸透圧を体液同等にするためにはブドウ糖の存在も欠かせ...2017/04/11 23:53 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 女の子 / 11歳 2ヵ月
自宅での対処は事態を進行させるだけですので一刻も早く動物病院で適切な治療を受けてください。
ヘルニア輪に腹部臓器が陥頓してしまっておりますと時間単位で悪化してしまいます。
診察時間内に連れていけない場合には、往診で入院・夜間救急病院の受診などの選択肢もあるはずです。
いずれにせよ緊急手術のご覚悟が必要と思われます。
お大事にしてください。2017/04/11 01:13