井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|175ページ目
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どの治療法も効果的であるとは言い難いのが現状です。しかし、逆に言えば進行を遅らせる事が出来る方法が幾つもあるとも言えましょう。
そのような中でラクツロースなどは良い選択と言えます。しかし、この薬はそれ自体は吸収されませんので飲んだ分だけ便の水分量が増え軟便になってしまうのは残念ながらやむをえない事です。ラクツロースの中にアンモニアなどの有害物質が取り込まれて便の中に排泄される事により肝臓の悪化を防ぎます。
カナマイシンなどの抗生剤を長期投与する事により腸内細菌の毒素による肝性脳症を防ぐ事が出来ます。場合によっては必要かもしれません。
SAMEなどの薬は肝臓の働きを助けますので、ビタミンのB・C・E・Kなどとともに投与すると肝臓の代謝機能を改善できます。
食事の量は1回量を少なくして回数を多くして肝臓の負担を減らしましょう。たんぱく質の取り過ぎは有害物質の生成を増やします...2007/03/28 00:36 -
心臓病と言う病名は診断名ではございません。例えれば、目の病気・足の病気・胃の病気と言っているのと同じですので、具体的な病名が判りませんと対処法も薬剤の選択や予後の説明も軽率には出来ません。
あと、強心剤を用いているとのことですが、出来れば薬剤名が判るともう少し具体的なお話が出来ると思います。
突然の宣告で少々動転していらっしゃるのだと思いますが、もう少し気持ちを落ち着けて、かかりつけの先生の話を聞いてみてください。その上でもう一度ご相談いただければ、皆、親身に答えられると思います。
今は、ほとんどの心臓の病気はきちんとコントロールすれば、天命を全うさせられますので、ご安心下さい。2007/03/28 00:06 -
4ヶ月ですとまだ交尾姿勢の真似をしているだけで、射精に至らないのが普通です。しかし、4ヶ月は人間で言えば小学生の高学年に相当します。5月(6ヶ月)になると中学生に相当します。かなり個体差がございますので、絶対に安心ですとは言い切れません。
結論から言いますと発情中・特に初めての出血日から1から2週間の間は目が届かないときには交尾が行われないように隔離すべきでしょう。2007/03/27 23:49 -
症状と診断名の記述はございますが、今までどのような検査を行った結果、今の診断や治療に結びついたのかが判りません。
試験紙を用いた尿のスクリーニング検査・尿沈沙の培養(菌の同定・抗生剤の感受性試験)・細胞診などをまだ受けていないのであれば受けた方が良いでしょう。もちろん念のためにレントゲン検査やエコー検査も受けた方が良いでしょう。
年齢的には膀胱がんの疑いは非常に低いと思われますが、有り得ない訳ではございません。細菌感染による膀胱炎が確定診断できない場合には疑う必要がございます。
単純に生理不順で出血が続いている可能性もございますし、血液凝固異常により出血しやすい体質である可能性もございます。
動揺せずに気持ちをしっかりさせてください。順番に疑われる疾患を打ち消して行き、着実に診断して行き、治療して行けば、きっと治りますから。
お大事にしてください。2007/03/26 22:17 -
人間と異なり、犬は妊娠しても尿中に特異的なホルモンが検出されるわけではございません。ですので、その病院により色々な方法で妊娠診断を致します。
結果として通っておられる病院の診断方法により、診断可能な時期が異なるわけです。ご自身が診断を受けたい病院に電話をして何時行くのが良いのかをご相談されると良いでしょう。
もちろん妊娠が希望に反する事態であるならば話は別です。出来るだけ早めに動物病院へ行ってください。
お大事にしてください。2007/03/26 14:57 -
心臓病により咳が止まらなくなり咳をしながら吐いてしまうのか、ほかに胃腸などの消化器疾患があるのかはここでは判断できません。
ご心配であれば、もう一度良く診察や検査をお受けになるか、セカンドオピニオンを求めて他の動物病院の診察を受けてみてください。同じ結果であれば、かかりつけの先生の治療を継続した方が良いのかも知れません。
何しろ診察をしてませんし、データーの記述もございませんので、御参考になる事が言えません。ご了承下さい。2007/03/26 14:48 -
記述された内容からするとカリシウイルス感染症以外に問題がありそうな気も致します。
特に低体温が気がかりです。血液検査は受けておられますか。腎臓などの機能が低下して尿毒症に陥っても食欲不振と低体温が起こりえます。
お尻が腫れているのは、感染による膿瘍なのか・腫瘍なのか・心配無いのかは、診察した獣医師にしか推定は出来ません。
お大事にしてください。
2007/03/26 14:40 -
エコー・レントゲン・血液検査などで、確定診断が出来ない場合には、確かに体力があるうちに試験開腹を行った方が良いかもしれません。
腫瘍あるいはレントゲンに写らない物による不完全閉塞・幽門から十二指腸にかけての狭窄などが考えられます。
しかし、内科的疾患として慢性膵炎や内分泌疾患も疑われますので、まだ受けていなければ平行してこちらも行った方が良いかも知れません。
この意見は実際に拝見せずに述べております。ご心配であればセカンドオピニオンである事を了承いただいた上で別の病院の診察を受けるのも一方です。
お大事にしてください。2007/03/26 14:31 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
不整脈には治療の必要の無いものと治療すべきものがございます。判断は聴診のほかに心電図やエコー検査やレントゲン検査により行います。
心臓の病態が判りませんので、データー無しには残念ながらここで、主治医の先生が必要であると仰った事にたいしてコメントする事は出来ません。
提案されている薬はおそらくACE阻害薬だと思われます。この薬は安全性が高く、人間でもこれが必要な患者さんは何十年も服用しております。安心していただいてよいと思います。
一般的にはこの薬は出来るだけ心臓病の初期のうちに無症状の内に服用し始めた方が効果的で、心臓病の進行の抑制効果があるといわれております。この薬は対症療法としての効果のみならず、心臓を助けて病気の進行を遅らせる効果があるわけです。
ご心配であれば念のためにセカンドオピニオンを求められ、他の病院でも診察を受けてみるいと良いと思いますが、いかがでしょうか。
お...2007/03/26 01:38 -
肺水腫とは心臓病が進行したときに、循環不全により血液が肺の血管の中で渋滞を起こし血管の膜から血漿成分が滲み出て肺内に溜まってしまった状態です。肺炎や気管支炎としっかりと鑑別しなければいけません。
心臓病の病態により異なりますので、必ずとはいえませんが、的確な治療を行えば肺水腫を治療する事は出来ます。しかし、完治するわけではございませんので、たえず心臓の治療を続けて、血液循環をコントロールしていかなければなりません。
お大事にしてください。2007/03/26 01:26