井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|208ページ目
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ナメクジは寄生虫の宝庫です。たくさんの種類の寄生虫の中間宿主となっております。ナメクジ同様にカタツムリやモノアラガイ等の淡水性軟体類も生で食べてはいけません。
ただ、万が一食べてもすぐに体調が悪化するような毒物があるわけではございませんので、あわてずに動物病院に行って下さい。広範囲の寄生虫に効く虫下しを行なえば先ず心配は要りません。
市販の虫下しはほとんどの薬が回虫だけにしか効きません。この場合には無意味ですので服用させないで下さい。2006/06/06 15:33 -
人間でも動物でも母親の胎内で育っていくとき、発生の初期では体正面でが顔から肛門まで左右に二つに開いている状態です。その後左右がくっついていきますので、鼻の下の線や外陰部と肛門の間の線はその名残です。
左右の癒合がうまく行かなくなると、みつくち・口蓋裂・会陰離開・臍ヘルニアなどになります。人間では美容の問題がありますので少しの異常でも手術をする事が多いですが、動物の場合には程度によって獣医師によって形成手術を適用する見解が異なります。
機能異常や感染の可能性が危ぶまれるのであれば手術を受けた方が良いのかもしれません。
ただなにぶんにも拝見しておりませんので、手術が出来る状況かどうか、受けた方が良いかどうかは断言できません。2006/06/06 15:25 -
心不全などの循環器系の病気が考えられます。フィラリアの予防をしていなければフィラリア症も考えられます。
次に考えられるのは気管支炎や肺炎あるいは肺の腫瘍等の呼吸器系の病気です。
いずれにしても早めに動物病院に行ったほうが良いでしょう。
お大事にしてください。2006/06/05 23:41 -
結膜炎や角膜炎などの病気が予想されます。万が一角膜に潰瘍が起きている場合には様子を見ないほうが良いですから早めに受診してください。
2006/06/05 23:25 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンピットブルテリア / 性別不明 / 年齢不明
お写真拝見いたしました。
確かに外斜視であるかのようにも見えますが、結膜炎で瞬膜が左の眼球の目頭側を広めに覆っているだけにも見えます。
こればかりは実際に拝見しないと何とも言えません。
御心配であれば数日点眼治療をしてから再度動物病院に相談に行かれるとよいでしょう。2006/06/05 01:27 -
今までお湯でふやかしていたのであれば、徐々にその量を減らすようにしてください。熱に弱い栄養素もございますので熱湯は使わないようにしてください。
もともと犬は草食獣のような形の臼歯はございませんので、噛み砕かずに飲み込むのは結構普通にあることです。全く心配はございません。特に離乳期用の小粒のものですと、たいがいそのまま飲み込むように食べてしまいます。
そのうち大人になってくると適度なスピードで食べて、あまり吐かなくなると思いますのでご安心下さい。
ただしあまり頻繁に吐く場合には、胃腸や食道の病気が原因となっているケースもございますので、動物病院で診てもらうと良いでしょう。
お大事にしてください。2006/06/05 01:20 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
飼主の方が思われていること、いずれも否定できません。
てんかんのお薬は脳の興奮を抑えるものですので、ある程度はだるそうになったり千鳥足になったりする子がおります。てんかんのコントロールに必要な薬の量はその子その子で異なりますので、やむをえない事かどうか、これに関しては何とも言えません。
てんかん様発作の原因によっては運動麻痺の症状が出るような病態もございます。特に脳腫瘍などが原因の場合ですと投薬を受けていても徐々に症状が重くなることもございます。
そのほかにもともとこの犬種は股関節に異常のある子が多いので、中年期になってこの症状が出た可能性が高いと思いますので骨盤のあたりのレントゲン検査を受けたほうが良いと思われます。
また、椎間板ヘルニアなどの脊椎疾患でもこのような症状が出ます。
いずれにしましても、今おかかりの先生に良くご相談されると良いでしょう。2006/06/05 01:11 -
昔、本で腸内の寄生虫(特に回虫)と異嗜との因果関係を論じている記述を読んだ事がございますが、経験的にはそれとは無関係に異嗜は起こりえると思います。
もちろん便を持って病院に行き、検便は受けたほうが良いと思いますが、獣医学的原因が見つからない事も多いと思います。
食べてしまう物によっては腸閉塞を起こして手術が必要になったり中毒を起こしたりしますので気をつけてください。
糸の付いた針を糸のほうから舐めて飲み込んでしまう猫もよくいますので裁縫箱の管理には気をつけてください。
園芸植物は猫にとって毒になるものが多いですから花瓶の花や植木鉢の置き場にも気をつけてください。2006/06/05 00:58 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
症状から一番疑われるのはてんかん発作です。しかしこのような発作を起こす原因には脳腫瘍・ジステンパーを耐過して助かった子が高齢になってから起こすジステンパー性の発作・鼻腔内の腫瘍の浸潤や圧迫・・・ などの場合もございます。
原因を究明するために大学病院や地域基幹動物病院などでCTやMRIなどを受けて診断を付けていく方法と、獣医師との診察問診で原因をあえて究明せずに対症療法を行なう方法がございます。
これは、どちらが正しいかではなく、飼主と獣医師とでよく話し合って決めていくことです。
CTは通常麻酔下で行ないますのでそのリスクの問題・実際に脳腫瘍などの結果が出た場合に外科的処置を希望するかどうかの問題・地域的交通手段的問題・飼主の方の希望が症状のコントロールだけなのかどうかの問題・原因によっては薬によるコントロールではなく完治が可能かもしれない・・・など、色々な面からよく考えて検討...2006/06/05 00:48 -
乳腺腫瘍に対し手術を行なう危険性としない危険性。基礎疾患に関するデーター。その他のこの子の予備能力。それらを総合して客観的に考えなくてはいけません。
レントゲン・エコー・血液・心電図などの検査やバイオプシーによる細胞診(病理検査)などを行なって、本当にこの子に必要なのは何かを考えていってください。
お大事にしてください。2006/06/04 21:41