だいじょうぶ?マイペット

井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|210ページ目

2438件中 2091 ~ 2100 件目を表示

  • お腹の毛が広範囲に抜けています。

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

     ごく稀にですが、避妊手術をしたあとに特に腹部の毛が薄くなってしまう子がおります。性ホルモンのバランスの崩れにより起こるもののようですが、なかなか術前に発症する子を検査で見つけることは出来ません。
     ただこの子がそれであるかどうかはわかりません。飼主の方から見て皮膚に異常が無くても、皮膚病である事はございますので一度獣医師に相談されると良いでしょう。
     そのほかに、自虐性脱毛と言われる、過度に毛づくろいをして、毛が薄くなってしまう癖もございます。この場合には、生活習慣の改善により良くなる事もございます。

     2006/06/02 01:02

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  • 子宮蓄膿症・腎臓病

    質問カテゴリ:
    性器の異常

    対象ペット:
    / バーニースマウンテンドッグ / 性別不明 / 年齢不明

     子宮蓄膿症はほとんどの場合、大腸菌の感染です。大腸菌には色々な型があり、その型により病気の重さに大きな差がございます。
     術後の経過は手術や麻酔のストレス以上に、この菌により産生される毒素の型に起因する合併症に左右されます。
     特に発症から手術までに少し時間がかかってしまっている場合には大腸菌毒素と動物側の反応による抗原抗体複合物により、腎臓がかなりダメージを受けます。
     この変化はなかなか元に戻せない変化ですが、腎臓の正常な部分が1/4以上残っていれば体は何とか維持できます。
     腎臓には大きく分けると2つの機能があり、一つは血中の老廃物を尿として排泄する機能・もう一つは貧血が起こらないように見張り骨髄に指令を出して血液を作らせる機能です。
     貧血が起きている事を考えるとかなり腎臓の機能は低下している事が予想されますので慎重な治療が必要になることでしょう。
     経過を見ながら慎重に食事を...

     2006/06/02 00:51

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  • 犬回虫について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    犬の場合にはほとんどの場合には症状は出ません。かなり大量に寄生したときに腸閉塞の症状が出る事が稀にございます。
     人の場合ですが、成人にはほとんど感染いたしません。感染の可能性があるのは小学校低学年あるいはそれ未満と言われております。
     回虫の卵を飲み込むと腸から肝臓そして肺へと幼虫が上って行き犬の場合には気管から食道に進路変更をしてまた腸で成虫になりますが、人の場合には気管からあとは道に迷ってしまいそのまま上に行って稀に眼や脳に迷入してしまいます。この場合極稀にですが失明や脳障害も起こりえるとされております。
     もちろん衛生面には気をつけたほうが良いのですが過度に神経質になる必要はございません。
     国立の小児科の先生に聞いても実際にその症例に遭遇した医者は見つかりませんでした。

     2006/05/31 16:12

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  • 14歳の乳腺腫瘍摘出

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     既に複数のリンパ節転移が確認されているのですね。これは慎重に状況を判断いたしませんと手術が適用かどうかは無責任には答えられないのですが、あえて一般論をお話いたします。
     本来14歳と言う年齢は手術をするのに問題とはなりませんが、先ず内蔵の機能がリスクを考える上では重要になります。
     内蔵の機能が十分に麻酔・手術に耐えられたとしても術後一定期間は、免疫力が低下いたします。このときに転移した腫瘍細胞が体内に存在いたしますと、増殖のスピードがかなり加速してしまいます。それで、人間でも動物でも転移が存在するときには手術は慎重になります。あとは痛みや潰瘍を抑えるために摘出が必要かどうかです。
     ですので、手術をせずに残した乳腺の腫瘍がこの子の予想される天寿を全うするまでに痛みや潰瘍を発症させる大きさに育ちえるのかどうかが、手術をするかどうかの鍵となるわけです。
     この判断は、この子自体を拝見し...

     2006/05/31 10:58

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  • 高齢出産

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

     犬種によっては十分可能なのですが、レトリーバーではあまりお勧めできません。
     この犬種はこの年齢の頃から老化が始まりますので、動物にとっては、かなり負担になると思います。
     ただ、何か不利益な事が起こる確率が安全に出産できる確率より高いと言っているわけではありませんが、ある程度の危険が伴うと言う事です。
     体力の問題・妊娠中の体重増による膝関節の負担や股関節の問題・妊娠せずに子宮蓄膿症になる危険性・心臓病発症の危険性など色々な問題をはらんでおります。
     しかし、飼主の方の「かわいい飼い犬の遺伝子を残したい」と言う切なる思いもわかります。動物病院にてレントゲン検査や血液検査などの健康診断を十分行った上で主治医の先生に安全性の相談をしてください。

     2006/05/30 14:05

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  • 病気予防について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

     一つはっきりしない部分があるのですが、その外猫はこれから先はずっと室内飼いを続けるつもりなのでしょうか。
     これからも外出自由で屋内に入れるのであれば、私は同居は反対です。外猫の間ではたくさんの伝染病や寄生虫病が流行っており、ファイちゃんをその危険性にさらす事になるからです。
     もしこれから先は完全室内飼いをするのであれば排泄物を持って動物病院に連れて行き、寄生虫がいないかどうか・ノミやダニがいないかどうか・皮膚病が無いかどうか・血液検査でウィルス病が無いかどうか等を良く調べてもらって下さい。ウィルス検査等は1ヵ月後にもう一度再検査をしたほうが安全で、それまでは隔離を致しましょう。(潜伏期間で検査陰性のことがある)
     ファイちゃんに5種混合ワクチンが接種できるかどうかは、診察により決めることですので、拝見せずに答える事は出来ません。ただ、もしご心配であれば接種を受けて30分くらいは動...

     2006/05/30 13:54

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  • 下の犬歯が口からはみ出してしまいました。

    質問カテゴリ:
    歯・舌・口の異常

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

     通常差し歯という治療は行なわないと思います。ただし、歯槽膿漏や口内炎・歯周囲病が無いかどうかをかかりつけの動物病院で診ていただくと良いでしょう。
     特に歯の専門医に行く必要は無いと思います。もちろん病態によっては紹介をされる事もあるかと思いますので、そのときには主治医の指示に従ってください。

     2006/05/30 13:03

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  • 日本の

    質問カテゴリ:
    鼻の異常

    対象ペット:
    / シーズー / 性別不明 / 年齢不明

     そちらで出来るかどうかわからないのですが、鼻汁の検査が必要です。
     先ず一つは鼻汁の細菌培養検査、もう一つは細胞診です。
     通常国内の獣医療では8歳以上の犬が数週間にわたる鼻汁特に出血性の場合には鼻の粘膜の腺癌を疑います。これが打ち消せてはじめて慢性感染症やアレルギー性鼻炎などの対症療法に安心して打ち込めます。
     腫瘍や癌でなければ、しっかりと病原体に抗生物質などで対処していく事になります。
     細胞診の結果癌細胞が検出された場合にそちらでどのような治療が可能かは、残念ながらわかりません。
     どうかお大事にしてください。

     2006/05/29 23:30

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  • 腹水に血液が

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

     非常に厳しい状態なのではないかと思います。腹腔内に血管肉腫などがあり、それが自壊して血管破裂を起こした可能性と肝臓や脾臓の癌あるいは肉腫が潰瘍を起こし出血し始めた場合などが考えられます。または播種性血管内凝固が起きてしまっている可能性がございます。
     いずれも精密に検査をしないと確定診断できないものですが、経験的には危惧されます。
     外れている事を望みますが、そうだとするとある程度ご覚悟がいる状況だと思います。
     どうかしっかりと付いていてあげてください。自宅で療養させるのか、少しでも延命させるために病院で徹底的に診療を続けるのかをよく相談しておいた方が良いでしょう。
     辛い事をお話して申し訳ございません。何もデーターが無く現象からだけで推定しているので、間違っている事を希望してやみません。

     2006/05/29 22:48

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  • 心疾患による腹水

    質問カテゴリ:
    むくみがある / その他

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

     昔、エナカルドやフォルテコールやエースコール等のACE阻害薬が使われる以前は、塩分摂取を減らして循環血液量を減らして心臓の負担を減らすのが常でした。しかし、ACE阻害薬により血管の容積を増加させて心臓の負担が減らせられるようになってからは、ある程度は塩分が許容できるようになってきております。塩分は必須ミネラルですから必要量は獣医師とよくご相談下さい。
     しかし病態が進んでくるとこれだけでは維持できなくなり、利尿剤の使用や狭い意味での強心剤(ジギタリスなど)の使用が必要になってきます。ニトログリセリンやステロイドも必要になる事もあるでしょう。
     心臓は非常に精密なエンジンですから、拝見せずに何のデーターも無しに何が良いかは提案できませんが、徐々に必要な薬の種類も投与量も増えてくるのが通例です。
     どうかがんばってください。

     2006/05/29 22:33

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