井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|211ページ目
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おそらく色々な検査を行い消去法的手法でリンパ管拡張症に行き着いたのではと思いますが、いかがでしょうか。リンパ管拡張症の診断は腸の生検による病理診断で通常は確定いたします。
生検でもリンパ管拡張症がわかるだけで、今の所はその発症原因はわかっておりません。
大学病院でもステロイド投与とメトロニダゾールの投与と消化酵素などの投与で維持するのが通例です。最近はそれにシクロスポリンと言う免疫抑制剤を使用する方法も追加されましたが、慢性病に使用するにはあまりにも薬価が高すぎるのが問題となっております(ステロイドより良いと言う訳ではございません)。
食事療法としては出来るだけ抗原性の少ない食事として、蛋白質をアミノ酸まで分解した食事をよく処方しております。
病態にもよりますが基本的には一生コントロールをしていかなければならないリウマチあるいは膠原病のようなタイプの病気です。しかし、ほとんど...2006/05/29 22:13 -
出来れば動物病院に行って下さい。レントゲンを撮り、もし足の骨折であれば手術により回復できる可能性がございます。
脊髄の問題であれば回復は困難かもしれませんが、推定で治療を断念してはいけません。2006/05/28 00:49 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
後大動脈血栓塞栓症の可能性がございます。肥満傾向のあるオス猫で6から8歳の心筋症の子に稀に起こります。
治療としては血栓を溶かす薬の点滴と血が固まり難くすり薬の内服と心臓の治療になります。非常に危険ですが手術による方法もございます。
いずれにしても非常に危険な病態です。
この病気は心房の中で出来た血の塊が動脈から流れ出て足の血管などに詰まる病気です。大学病院で治療を受けても死亡率の高い病気です。
どうかどうかがんばって治療を続けてください。お大事にしてください。2006/05/28 00:46 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
子宮全摘出を行なったとすると、その時出血した少量の血液が子宮頚管のあたりに貯まっておりそれが多少滲み出している可能性がございます。それであれば今頃は止まっているはずですが、いかがでしょう。
もしまだ続いているようであれば何らかの出血性素因の可能性もございます。もともとダックスは出血が止まりにくい子が多いですので念のためにもう一度動物病院に行って下さい。2006/05/28 00:38 -
炭酸カルシウム粉ははっきり申し上げて呑みますと危険です。
胃酸と出会いますと至適量だと胃内容がかなり高温になり、胃壁が火傷により糜爛を起こすことがあり、そこから胃潰瘍にいたることがございますので、タガメットの処方は重要です。念のために飲ませてください。
以前受けたというステロイド注射は異物によるアレルギーを治療する薬ですので、安心頂いてよいと思います。
青梅には青酸が含まれますので量によっては中毒死を致します。とても危険ですので気をつけてください。2006/05/28 00:33 -
拝見しないと確実な事は言えませんが、歯周囲病の可能性が高いと思います。進行具合や年齢や合併症により色々な対処法がございますので、主治医の先生に相談してみて下さい。
ほぼ全部の歯を抜歯しても、食事に気をつければ十分健康に過ごす事は出来ます。口内炎の種類によっては積極的にこの処置を行なう病院もございます。2006/05/28 00:22 -
フィラリアの予防薬はフィラリアにかかっている犬に服用させますと重篤な副作用を起こすことが稀にございます。
しかし関東では5月下旬から12月上旬の間7回もしくは7回以上服用していても感染してしまっている犬は、私は検査をしても出会っておりません。
当院においても血液検査が基本です。
ただし昨年度こちらの指示通りの期間・回数にて服用させており、カルテ上確認できている場合に限って飼主の方が血液検査を希望しない場合には飼主の自己責任で省略ができる事としております。必ず飼主の言葉で確認を取っております。
以前に血液検査を絶対義務としていた時には、しっかり飲ませているのになぜ必要か・・・「だったらもう飲ませない」という飼主がたまにおり、絶対義務とするとかえって服用できないかわいそうな犬が増えてしまうので、苦肉の策でした。飼主と意思疎通がうまく行かなくなり悲しい思いをしたこともございました。
...2006/05/28 00:16 -
肺に水がたまる病気として一番多いのは、僧帽弁閉鎖不全などの心臓病です。確かに高温多湿の時期に悪化しやすく、最初の発症は興奮したときや何らかの心的肉体的ストレスにみまわれた時が多いです。
もちろん、この病気と決まったわけではないのですが、しっかりと心臓の検査を受けた方が良いと思います。そしてお早めに適切な治療を受けてください。
暑いときの散歩や興奮して吼え続けたりしないように気をつけてください。
どうかお大事にしてください。2006/05/27 23:46 -
コクシジウムなどの原虫病で下痢が続く事もございますので一度十分な量の便で浮遊法などの集卵法で検便を詳しくした方が良いかも知れません。あるいは消化酵素の分泌が足りない可能性もございます。もちろん単純に消化不良を繰り返しやすい体質なのかもしれません。
薬の内容にもよりますが、消化酵素や乳酸菌などの腸内細菌製剤であれば何週間飲んでも心配ありません。
ところで話は飛びますが、犬を人に置き換えれば「子どもに薬はどういうこと」「野生の人は自分の力で直すぞ」と言う事になりますので獣医師としては耳を塞ぎたくなる言葉です。2006/05/26 01:59 -
手術が一番確実だと思いますし、内科的にコントロールできない場合には選択することが標準的治療だとは思います。しかし、麻酔の危険性に関しては拝見していない獣医師には答えられません。検査の上でよく相談してください。
自己血清点眼液を作るのに必要な採血量であれば一定期間であれば毎日でも問題ないと思われます。ご安心下さい。実際には毎日ではないでしょうから治癒まで採血を続けても大丈夫でしょう。2006/05/26 01:48