井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|52ページ目
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今までに経験が無いと、大変お困りのことと思います。
拝見しておりませんので可能性の一つですが、認知症が始まっているのかもしれません。
ただ、耳が遠くなり視力も落ちたので何かと夜になると不安になっているだけかもしれません。
散歩や室内に入れてもっとスキンシップを図ると進行は遅くなることが期待できます。
DHAやアラキドン酸など認知症の進行を遅くするサプリメントの服用を考えてはいかがでしょうか。
ご近所からの苦情や飼主の不眠が今の一番の問題点であれば分離不安症に対する治療が効果的です。
これは向精神薬ですので、実際に動物病院で診察処方して頂く必要がございます。
いずれにせよ出来れば一度時間を作って動物病院でご相談いただくのが良いでしょう。
睡眠導入薬や鎮静剤で急場をしのぐ方法もございます。
ただこの場合は外ですと体温低下のリスクがございますので室内飼いが前提になります。
お大事にして下さい。2021/01/11 19:08 -
- 質問カテゴリ:
- しつけ
- 対象ペット:
- 犬 / イタリアングレーハウンド / 男の子 / 2歳 5ヵ月
診察しているわけでは無いので一つの可能性ですが、てんかんによる怒り発作かもしれません。
当院では2例の経験がございます。どちらも突然怒りだし飼主に噛みついてくると言う訴えでした。
1例は大型犬で発作が起きたときは家族全員がテーブルの上に登り避難するとのことでした。
逃げ遅れて噛みついた場合にはしばらくたって落ち着くとワンちゃんはとても申し訳なさそうな顔をしてうなだれるとのことでした。
治療は分離不安症の薬を用いたりてんかんの薬を用いたり症例により色々です。
ゾニサミド・臭化カリウム・クロミカルム・フェノバール・ジアゼパム等から組み合わせて症状を見ながら量を決めていきます。
獣医師の立場から考えると、しつけで苦労するよりも薬の手を借りても良いのではと思います。
お大事に推して下さい。2020/12/27 22:22 -
今晩は。
闘病生活大変なことと思います。
下痢ですが、高齢による消化能力の低下・腸内細菌のバランスの崩れ・免疫力が十分であったときには抑えられていたジアルジアなどの原虫が発症した・腎不全により腸粘膜細胞の新陳代謝が低下し腸に糜爛や潰瘍が起きた・炎症性腸疾患・・・等と色々と考えられます。
薬の副作用ですが、マイメジンとベナゼプリルで下痢を起こすことはほとんど経験がございません。特にマイメジンでは下痢より便秘の方の経験が多々あります。ただしプリンペランには腸の蠕動亢進作用が有り軟便になることがございます。
今はプリンペランを投与していないとのことですから薬の影響を考えるよりも検便を行い慎重に治療を始めるとよいでしょう。
治らない病気とはコントロールしていく病気とも言えます。病気と共存していくことは大変でしょうが、どうかこれからも頑張って下さい。ペットを飼っていると可愛さの頂点は日々更新...2020/12/27 22:09 -
今日は。
腎臓の療養食は味が淡泊で塩分も少なく、はっきり言って美味しくありません。
腎臓がさらに悪化しますと食欲が落ちます。それからでは療養食の変更が困難になります。
K/Dの変更は早いほうが良いでしょう。
ところで御心配の尿路結石ですが再発はおそらくしないでしょう。
多飲多尿が始まると尿の比重もミネラル濃度も低くなりますので、下部尿路疾患は起き難くなります。
ただ拝見しませんとこの事は断言できません。心配でしょうから尿検査を受けると良いでしょう。
結論として腎臓用の療養食は腎機能低下を遅らせることしか出来ません。お早めの変更を提案します。
お大事にして下さい。2020/12/14 13:26 -
そのあたりには乳腺組織・鞘状脂肪・鼠径リンパ節など色々な組織が正常にございます。
ただ、飼主の方が触った物がそのいずれかはわかりません。
御心配であれば動物病院で相談されて納得するのが一番でしょう。
心配なことはすぐにかかりつけで相談するのも良いのでは。
もっと動物病院の敷居を低く考えて良いと思います。
お大事にして下さい。2020/12/13 23:25 -
レントゲン検査で骨の吸収像があった場合には細菌感染による蓄膿症の他に鼻腔腺癌や他の肉腫のリスクも考慮しなければなりません。
また同じ抗生物質を連投していると耐性菌が出来ている可能性もございます。
先ずは鼻汁の培養検査を行いどのような菌が感染しているのかどのような抗生物質が適切なのかを決定し治療を開始した方が良いかもしれません。
良い反応が無ければCTやMRIで腫瘍の有無を確認して生検も出来れば行い病理学的判断をすることが肝要かと思います。
猫伝染性鼻気管炎の悪化であればインターフェロンωが効く可能性がありますのでインターフェロン療法を併用するのも有りです。インターキャットという商品名で普通に流通しておりますのでどの動物病院でも処方可能です。
お大事にして下さい。2020/12/12 23:51 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / アメリカンコッカースパニエル / 女の子 / 6歳 7ヵ月
今晩は。
投与後12時間以上経過していればまず問題ございません
1日経っておりますのでもう吸収されて効果を発揮しております。
ご安心下さい。2020/12/10 01:53 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 猫 / シャム(サイアミーズ) / 男の子 / 8歳 2ヵ月
今晩は。
長期にわたる不調で大変お困りのことと思います。
尿蛋白がでているとのことなのですね。ただ、量がどのくらいなのかが判りませんと様子を見て良いのかどうかが即答できません。
どちらにせよ大事なことは蛋白尿の原因です。腎性なのか炎症性なのか特発性なのか、また膀胱癌は無いかどうか慎重に判断していった方が良いでしょう。
血尿が出ていても尿pHに問題が無くストラバイト結晶などが検出されていなければS/Dが適用では無いかもしれません。
今後もう少し詳しい検査が必要かもしれません。療養食の選択はそれからです。
お大事にして下さい。2020/12/10 01:48 -
拝見していない獣医師には治療がいつまで必要かは判りません。
ただ、これに関してはしっかりとかかりつけの先生に伺った方がよいでしょう。
改善の如何によってはインターフェロン療法になったり、リジンを用いた治療を併用することもあるでしょう。
おそらくは症状が落ち着いてきたら、ワクチンの接種を勧められることと思います。
ヘルペスウィルスの感染があるとなかなか完治とはなりませんが、どこでワクチンを始めるかは診察しないと決められません。
お大事にして下さい。2020/10/27 23:39 -
トマトのへたにはトマチンと言う毒素が含まれておりますが、中毒量に達するためにはトマトのへたを数百グラム食べないといけません。
ですので現実的に中毒は起こりえませんのでご安心下さい。
ちなみに青いままのトマトを人間が大量(数十個)に食べるとトマチンが実にも存在して、下痢や腹痛を起こします。2020/10/25 00:54