井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|98ページ目
全2438件中 971 ~ 980 件目を表示
-
角膜潰瘍や充血がある場合に、根底に別の病気が隠されていないかどうかも重要です。
ドライアイや緑内障がある場合にはこれも並行して治療しないと治りにくい事があります。
ですので、治療期間がどのくらいかは個々に異なります。
それらがないのに治療が困難な場合には、自己血清点眼と言う方法もございます。自分の血清ですから、点眼してもほとんどしみませんし副作用も少ないです。
ただ、どうしても点眼をさせないこの場合には目を守るために一定期間眼瞼を縫合して角膜を守らなければなりません。
小型犬でこの年齢は人間で言えば70歳くらいですから、麻酔が不可能な年齢ではないと思いますが、詳しくは術前検査を受けないと何とも言えません。
次に狂犬病や混合ワクチンについてですが、こればかりは実際に診察している獣医師以外はリスクについて論じることはできません。心配であることを主治医に伝えてよく話し合って決めてください...2017/10/05 23:49 -
抜歯が有効率が高いのですが年齢やそのほかの条件で選択が厳しい場合には内科的な方法も複数ございます。
インターフェロンωの口腔内滴下・インターベリー(遺伝子操作で苺にインターフェロンを作らせた物)を口腔内塗布・デンタルバイオ(善玉口腔内細菌)の内用・経口のNSAIDS鎮痛剤の飲用・副腎皮質ホルモンの投与など、色々ございます。
デンタルケアで口腔内の清潔を保ち抗真菌薬と乳酸菌の併用で改善する事もございます。
代替医療の前に検討する方法がまだございますので、上記の中から順番にあるいは併用して治療を開始すると良いでしょう。
お大事にしてください。2017/10/01 02:07 -
今晩は。
治療法の前に診断が重要です。
動物病院で皮膚の表面をほんの少し削り取って採材し、顕微鏡で見たり培養検査をします。
毛包虫(デモデックス)や真菌症や化膿性皮膚炎やなんらかに対する過敏症・・・などの結果が出ます。
結果によりイバメクチンやその誘導体の注射か内服・抗生剤・環境の改善などの方法が採択されます。
ただし、内臓疾患で皮膚病が出ることもございますので注意が必要です。お大事にしてください。2017/10/01 01:53 -
腫瘍の治療の基本は早期発見と手術による摘出だと思います。
特に症状がなく元気で食欲があるうちが手術の適期であります。食欲も元気もなくなってからであれば、むしろ自然に任せるのも一つの手であるとの考えでも良いでしょう。
目に見えて大きいのに無症状だとすると良性の脾腫の可能性があります。この場合であれば手術による完全摘出が可能であり余後も良好です。
今の段階では何であるかが判らないので治療内容に関しては何とも言えませんが、前向きに治療を考えてはどうでしょうか。
お大事にしてください。2017/09/29 22:57 -
高齢猫の慢性病に関しては近所で主治医を探すことが大事です。
今後、定期的な補液療法が必要になるかもしれません。
高齢の猫にとっては長距離の移動はそれだけでも負担になると思います。
二次診療を考えるのであれば東京であれば大学病院も高度医療の私立動物病院もたくさんございます。ご検討ください。しかし、どちらかというと融通の利く近所の家庭医が一番だと思います。2017/09/26 22:42 -
ほとんどの動物病院で処方を受けることが出来ると思われます。腎不全が始まっているのであれば投薬開始が望ましいでしょう。
ただ、診察をしていない獣医師としてはこの子にその治療が必要なのか、あるいは別の病気なのかが判りません。
腎不全になるとBUNが上昇しますが、BUNが高い症例がすべて腎不全であるわけではございません。他の疾患の結果として一時的に高値を示している可能性もございます。
先ずは血液検査をして頂いた先生と今後の事について指示を仰ぎましょう。
お大事にしてください。2017/09/25 23:02 -
生後4か月の猫に朝夜の2回だけふやかした食事を与える・・・という方法はあまり一般的ではございません。
動物病院でしっかりと食事の与え方を指導して頂きましょう。量や回数は個々の状況により異なりますので、ネットでは無責任に答えられません。
ただ、量も回数も少なしぎると考えられます。また、カリカリと食べる食感を楽しみたいのかもしれません。
早目に母猫から離されて乳首が恋しい猫は、タオルやビニールや紐などを齧って呑み込んでしまう事が良くございます。安全なおもちゃで遊んであげたり哺乳瓶でミルクを与えて離乳前をやり直して、愛情いっぱいに育てて落ち着く事もございます。
異物を飲み込むと腸閉塞を起こし、手術が必要になる場合があります。おもちゃを与えっぱなしにしたり、食べ物の匂いのするレジ袋を置いたままにしたり、部屋に紐などを放置しないようにしましょう。目を離し一人にするときにはケージなどに入れてリ...2017/09/24 00:03 -
尿中ケトンは猫のような肉食動物や犬のような肉食に近い雑食動物では人間と比べて検出されやすい傾向にあります。
糖尿病ではなくても、何らかの原因で体脂肪が栄養として使われるとその結果として検出されます。
単発で+であれば一回だけで心配する事は無いでしょう。特に太めの子が食欲不振になると体脂肪が栄養として切り崩されるので代謝産物のケトンが尿中に多少出てきます。
人間でも炭水化物ダイエットをしていると+になる事があります。
しかし、糖尿病であるかどうかは血液検査をしないと判りません。念のために受けておいた方が良いでしょう。
白い影に関しては尿沈渣の検査もレントゲンもなしには何とも言えませんが、膿や血餅やストラバイト結晶が泥状に貯留しているのか軽石状の結石なのか・・・可能性が絞れません。2017/09/22 18:38 -
検査データーが無いので可能かどうかははっきり致しませんが、完治を考えるとガス麻酔か注射の短時間麻酔で抜歯をすることが必要になります。奥の臼歯は歯根が3本ありますので無麻酔での抜歯はきついでしょう。
安全な治療となると、抗生物質で悪化を抑えることとなりますが・・・もちろん治る事はありません。
私や家族の飼い猫であればリスクを承知の上で麻酔をかけて抜歯をしますが、どのような検査をしても危険性が何パーセントと数字で出てくるわけではありません。しかし、無事抜歯できれば口臭も痛みも治まり食欲も改善する期待が持てます。
しかし、かえって予後不良になるリスクも治療中に死亡する事も予想できますので、私も飼い主の強い希望がなければ保存療法を勧めます。
良く考えてみてください。お大事にしてください。2017/09/22 00:48 -
尿を遠心分離して染色して見る(尿沈渣の顕微鏡検査)事とレントゲン撮影をすればもう少しはっきりするかもしれません。
膀胱癌の可能性は年齢的に考えにくいですが、心配であれば尿沈渣からセルブロックを作り病理検査をするのとV-BTA検査でもう少し詳しい事が言えるでしょう。まあ、杞憂だと思いますが。
膀胱炎かどうかは尿培養を行えばはっきり致します。
あまり考え過ぎずにとりあえず次回の検査を待った方が良いのではないでしょうか。
お大事にしてください。2017/09/22 00:22