井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|97ページ目
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今晩は。
おそらく今は利尿剤を使って循環血液量を減らし、心臓の負担を減らして肺水腫を治療している時期なのでしょう。
利尿剤を使うとのどが渇き、また肺水腫を再発しかねない量の水を飲んでしまうと思います。
ですので、自由飲水は良くありません。
生命維持には体重の5%ほどの水分が必要です。この子の5%は130ml位でしょうから、食事から入る水分を考えると100mlは極端に少ない量ではないでしょう。
心肺機能が安定するまでは致し方ないのだと思います。
拝見していないのでこの子が脱水しているのかいないのかが判りませんので、本当に水分がもっと必要なのかどうかはお答えできません。
疑問に思う事は主治医の先生にしっかり聞いてみると良いでしょう。2017/10/28 21:26 -
結論から申し上げます。
全く心配の必要はございません。
感染猫の唾液や血液が直接傷口に入るか交尾など粘膜同士の接触がなければ感染いたしません。
また上記の場合でも感染しない事もままございます。
猫エイズウィルスは猫同士の濃厚な接触(ケンカや交尾や出産)以外で感染する可能性は考えにくいです。
このウィルスは体外では速やかに不活化し感染能力を失います。
ましてや今回のように間接的にに感染する事は無いと考えて良いでしょう。2017/10/19 22:31 -
ウサギに運動失調を起こしえる感染症としてはパスツレラとエンセファリトゾーンが2大疾病と考えられます。
血液検査は済んでいるのでしょうか。
エンセファリトゾーンは寄生虫説・原虫説・細菌・・・色々と言われてましたが、今は真菌が定説となっております。
1か月の間隔で二回採血しペア血清の抗体価を測定して判断いたします。もちろんこれが万能ではなく臨床症状と併せて判断いたします。
しかし、このエンセファリトゾーン真菌が脳のどこに感染するか、また中枢神経か末梢神経かによりかなり症状が異なります。
症状のみでは診断できないのが実情です。
抗体価が低い場合には内耳・鼓室の問題がないかどうかを画像診断しなければなりません。
お大事にしてください。2017/10/17 23:36 -
痙攣やてんかんの原因を究明する事はかなり困難であるといえましょう。
当院でも飼い主の方の要請でCTやMRIをキャミックと言う検査センターで撮影して頂く事がございますが、ほとんどは脳は正常です。
稀に脳腫瘍や脳下垂体の腫大が認められることもあるようですが、当院の患者では経験ございません。
ステロイドの塗布で痙攣が起こる事は考えにくいと思います。人間の場合でも動物の場合でも虫刺されの薬やアトピーの薬にはほぼ必ず配合されておりますし、体質によっては数年間塗る場合もございます。
脂肪腫が巨大になり反回神経を圧迫する可能性もございますがこれは何とも言えません。
原因にかかわらず、治療を開始しても良いのではないでしょうか
治療薬としてはコンセーブやフェノバールや臭化カリウムの投与になると思いますが主治医にご相談ください。2017/10/17 10:24 -
点滴とは薬品を入れる手段を言っているだけですので、それだけでは治療内容が判りません。
例えば脳圧が上がっていてマンニトールなどを点滴しているのか、血栓栓塞やDIC考えてウロキナーゼやヘパリンを点滴しているのか、あるいは打撲ショック状態を考えてステロイドを点滴しているのか、痙攣を抑えるために各種抗痙攣薬を点滴しているのか・・・
検査の結果はどうなのでしょうか。
肋骨や頭蓋骨が折れていないかどうか・肺水腫や気胸や胸腔内出血を起こしていないか画像診断をした結果はどうなのか。
動物の状態と治療内容が判らないと、責任を持って意見は申し上げられません。
もう少し掘り下げて質問をして、獣医師と飼い主とで情報を共有した方が良いでしょう。お大事にしてください。2017/10/12 23:32 -
妊娠30日は初期ではございません。
器官発生期はとうに過ぎており、ここでのレントゲンが奇形の発生に関与する事は考えられません。
この大きさの犬がレントゲン撮影で被爆する線量は非常に微量です。どの段階においても心配な線量ではございません。
なお、どの程度かと判りやすく例えると、飛行機の国際線で海外旅行に行く程度の被爆量です。
どうぞ心配なさらないで下さい。2017/10/11 23:46 -
リジンは動物病院で処方してもらえます。かかりつけの先生の指示に従って与えてください。
2017/10/10 23:32 -
猫は天然の植物に含まれる精油類をグルクロン酸抱合で排泄することが出来ません。
ですので他の哺乳類では何ともない物で、たとえばティーツリーオイルやラベンダーオイルで死亡事故が発生いたします。
マヌカはギョリュウバイの事と思いますが、猫への毒性ははっきり致しません。ですので使ってみないと中毒を起こすかどうかわかりません。判らないので私は推奨できません。
くしゃみや咳や鼻水や涙目がヘルペスによるものだとしますと、むしろアミノ酸のリジンパウダーやリジン錠の方がウィルスの増殖を抑制しますので、改善の効果が期待できるかもしれません。
ヘルペスウィルスは子孫を複製するときにリジンを間違って取り込んでしまい、増殖を失敗するる事が確認されています。
βーグルカンを含む健康補助食品も一定の効果が期待できるはずです。
お大事にしてください。2017/10/09 23:34 -
この病気の原因は猫の体質と環境と食事です。
体質によってはほんのちょっとマグネシウムが多めの食事を摂っただけで尿路閉塞を起こします。
また、環境要因としては寒さです。特に秋のように刻々と気温が下がるときには再発しやすい物です。
最後に食事ですが、市販の尿閉のケア効果を掲示している食事には色々な段階のものがございます。たくさんのペット関連業者が注目しているこのサイトで銘柄を挙げてコメントをしますと誤解される危険性もありますので詳しく書きませんが・・・
我々獣医師としては数ある動物病院から選んで来て頂いた患者様には是非とも幸せになってほしい物です。これから寒くなる時期ですし1か月はまだまだ再発の危険性のある時期です。もうしばらくの間(できれば来年また暑くなるまでは)主治医の指示通りに処方食を続けて段階を踏んでゆるい処方食に切り替えて頂くと安全に治療できると思います。
この病気は結石で尿...2017/10/09 23:18 -
この回答を読むころに元気であれば、結果的に中毒量に達していなかったという事で良かったのですが、このサイトは緊急性のある事象にはそぐいません。
毒物誤食に関しては直接動物病院に電話をかけて早急に治療を受けましょう。
おそらく今から治療する必要性はないと思われますが、心配であれば血液検査を受けておくと良いでしょう。
猫にとってはユリ科の植物は全て毒と考えてください。地面の中に球根を作る植物とマメ科は全部だめと言えます。
観葉植物もほとんどが有毒と考えておいた方が良いです。
今からの季節は色々な植物を室内に取り込むことと思います。秋冬の花屋さんに並んでいる植物を見てもアンスリウム・アロエ・ストレリチア・ベゴニア・ポインセチア・スイセン・スイトピー・シクラメン・シェフレラ・クワズイモ・ユリ・リコリス・ラベンダー・チューリップ・ラナンキュラス・福寿草・・・猫にとっては毒物だらけです。
特に熱帯...2017/10/06 23:26