だいじょうぶ?マイペット

平片 修 先生の過去の回答履歴一覧|14ページ目

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  • アレルギーについて

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

    はじめまして、平片と申します。
    いわゆる「アレルギー検査」と呼ばれる血液検査というのは、「減感作療法」を行う場合に「皮内反応試験」と併用し、「感作」させる抗原を選ぶ際に行うのが本来の目的となります。

    また、この検査の結果自体が発情や環境の変化等に左右される不安定な検査であり、また「試験管内 in vitro」で陽性を示したIgE抗体が「生体内 in vivo」で同様の反応を示すとはいえないのです。
     私の経験でもIgE検査と相反する反応をしめした症例が少なくありません。

    皮膚のアレルギー症状が疑われる場合に、それが食事の内容に対する過剰反応かどうかを調べる為には「食事制限試験」と「刺激試験」という検査をする必要があります。
    「食事制限試験」とは
    今まで接触した事のないたんぱく質1種と炭水化物1種のみで1ヶ月から2ヶ月給餌し、過剰反応が落ち着くかどうか観察します。
    「刺激試験」
    病変は発症当時に食べさせてい...

     2009/09/10 11:03

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  • てんかん薬

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明

    はじめまして、平片と申します。
    かかりつけの先生がその薬に関して知識的・経験的に不安な状態であるようなので、知識としての「薬の話」と「現実的な対応」の話に分けてコメントさせて頂きます。

    薬の話
    エクセグラン(ZNS ゾニサミド)は投与開始から血中濃度が安定するまで約1週間程といわれますので、現在の状況が安定しているのであれば、私はゾニサミドの血中濃度が安定する時期をはさんで約2週間かけて漸減しています。

    他の方法としてはフェノバール(PB)を中止し、クロナゼパム(CZP)という薬をゾニサミドと2週間併用し移行するというやり方を勧める先生もいます。

    現実の話
    お住まいの立地的に大学病院で診察を受ける事がそれほど困難でないと思われますので、かかりつけの先生にお願いして大学病院にて診察・薬の処方をして頂き、安定した状況が確認された時点でかかりつけの先生に継続治療をして頂くのが一番だと思います。

    ゾニ...

     2009/09/10 10:22

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  • 老犬の心臓病

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / 柴犬 / 性別不明 / 年齢不明

    はじめまして。
    正直、岩瀬様の文面からは心情的面が多くその子の心臓の状態についてはきちんと説明を受けていない印象があります。

    老齢性心臓疾患で多いのは「僧帽弁閉鎖不全症」というものです。
    これは全身に血液をおくる「左心室」と肺から帰ってくる血液を受け止める「左心房」を区切っている弁がきちんと閉まらなくなる状態を指します。

    この状態が続くと全身へきちんと血液を送る事ができなくなりますので、亡くなるまで無処置で他の臓器の異常の併発を防ぐ事は不可能だと思います。
    もちろんフォルテコール等の内服で根治するものではありませんが、本当に上記の疾病の場合であれば、投薬により少なくとも心臓の負担を軽くする事ができます。
    また、これらの内服をする事で少しでも心臓の筋肉が変性する(機能を失う)スピードを遅らせられる可能性があります。

    投薬自体が難しいような神経質な子であったり金銭面に問題があるのなら...

     2008/12/20 19:52

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  • はじめまして。
    「てんかん」だという事と、初回の発作後に内視鏡をしてらっしゃるので、その際に血液検査をし異常が見られなかったという事を前提にコメントさせて頂きます。

    >>血糖値の低下がてんかん発作の引き金になることはあるのでしょうか?
    基準を超えて異常な低血糖であれば、そのものが痙攣発作の原因となりえます。
    しかしながら、無処置では数十秒でケロッと戻りはしないと考えます。

    >>発情と発作は関連があるのでしょうか?
    女の子の場合には発情もしくは妊娠中は発作の頻度が上昇し、一回の痙攣発作がより重度になる事があります。
    男の子の場合にはあまり関連性はないと思います。

    >>てんかんの場合、麻酔のリスクが高まると聞き、心配です…。
    頭蓋内に異常がない「特発性てんかん」の場合にはきちんとした麻酔薬の選択と麻酔管理をすればリスクは他の子とあまり変わらないと思います。
    ただし、「頭蓋内に異常がない」とい...

     2008/12/03 20:31

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  • 股関節形成不全

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

    はじめまして。

    股関節形成不全の診断法に「PennHIP法」と言う物があります。
    鎮静をかけ、筋肉が弛緩する状態での決められた体位でレントゲンを撮影した上で、アメリカのペンシルバニア大学にて診断を受けるという方法です。
    この方法は認定をうけた獣医師が行うという事になっていますので、「PennHIP」で検索をすれば行っている動物病院を探す事は可能かと思います。

    ただ、大阪での診断は「疑い」を脱していないような文面でもありますし、現在無症状(歩様異常についての記述がないので)との事なので近隣の動物病院にて診察を受け、その検査が必要なのか獣医師に相談してからでも遅くはないかと思います。

    物の見方を変えれば、その子が生活していく上で股関節以外のトラブルも出てくるでしょうから、よいかかりつけを探すいい機会かもしれません。

     2008/12/03 20:05

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  • 下半身不随について

    質問カテゴリ:
    食欲の異常 / 背中・腰を痛がる / その他

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    はじめまして。
    半身不随(後駆麻痺)についてコメントさせて頂きます。
    (両後肢の麻痺として)

    その先生の仰るとおり血栓症でも起こります。
    その際には後肢の動脈の血流が遮断されますので、血流のない部位は壊死してきます。
    両後肢の血流がなければ麻痺の改善をのぞむのは難しいと思います。

    そのまま放置しますと静脈からその部位で形成された新たな血栓が全身に回る可能性もありますので、状態によっては断脚というのも必要になる可能性もあります。

    ただし、両側にわたる後肢の麻痺はその他の原因によっても引き起こされるのでまずは原因の追究をするのが先決なのではないでしょうか。

    ・血栓症以外の後駆麻痺の原因の除外
    ・血栓を形成しうる疾病の確認(心疾患等)

    この二点は最低限するべきだと思います。
    かかりつけの先生と再度話し合って、納得がいかなければセカンド・オピニオンという事で他の獣医師の意見を聞いてみ...

     2008/12/03 19:48

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  • 癲癇発作は「てんかん」のみで起こるものではありません。
    原因疾患の中には「頭蓋内新生物」や「ホルモン疾患」もあります。
    また、診断は除外診断(可能性のある疾患を打ち消していく)と画像診断となります。
    かかりつけの獣医師からはどのような診断で何を処方されているのか、きちんと聞いておくべきでしょう。

    単純に「癲癇」であれば発作後にふらつきや流涎を見ますが、それが数日に渡って持続する事は少ないでしょう。

    再度かかりつけの獣医師もしくは他の獣医師に実際診察を受けた方が良いかと思います。

    抗癲癇薬については、肝臓に負担の少ない薬もあります。
    基本的には持続して飲ませていきます。
    まれに薬をきる事が出来る例もありますが。

     2007/05/18 09:32

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  • 腫瘍について

    質問カテゴリ:
    皮膚の異常 / その他

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明

    はじめまして。
    乳腺腫瘍としてコメントさせて頂きます。

    現在、細胞診や血液検査では乳腺腫瘍の良性・悪性を確定診断することは出来ません。
    腫瘍組織を摘出し、病理検査にての確定診断となります。

    術式としては

    ・腫瘤のみを摘出する
    腫瘤が単独で、大きさが1cm以内、固着なし
    (もちろん所属リンパ節の異常がない)
    場合であり、今回はこれには当たりません。

    ・それ以外で摘出範囲を縮小する
    第1、2乳腺部もしくは第4、5乳腺部に出来た単独の腫瘤
    →1~3(4)乳腺もしくは3(2)~5乳腺を摘出します。

    これは
    腋窩(脇の下)リンパ節の支配領域   第1~3(±4)乳腺部
    鼠径(足の付け根)リンパ節の支配領域 第3~5(±2)乳腺部
    となっているところからきます。

    よって第2~3乳腺部にある腫瘤との事ですので、第1~3乳腺部の部分摘出術では少々不安があります。
    (鼠径リンパ節方向へ腫瘍細胞がすでに転移している可能...

     2007/03/23 12:45

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  • 術後の不調→回復→不調

    質問カテゴリ:
    食欲の異常 / 便・肛門の異常 / 吐き気

    対象ペット:
    / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明

    先日のご質問から拝見させて頂きましたが、全く検査結果(体温・血液検査等)が記載されていないので腎機能、肝機能、感染等に関しては「問題なし」と判断させて頂いてコメントさせて頂きます。

    抗生物質そのものにより嘔吐・下痢を起こすケースもあります。
    術後約2週間ほど投与する事もありますが、感染症の問題がないのであればこれを中止する事も必要になるかもしれません。

    また極まれなケースですが腹腔内で手術時に使用した糸に反応し、調子を崩す例もあります。

    食事の件ですが、
    ・消化の良いものを
    ・回数を分けて
    ・一日に必要な十分な量を
    与えてください。
    なお、炭水化物(米等)は腸に負担になり、下痢を助長させてしまう可能性があるので脂肪分の少ない肉や下痢用の処方食を獣医師に相談されてはいかがでしょうか。

    また、子宮蓄膿症は疾患だけを見ると「子宮内に膿がたまる」病気ですが、実際はその中の細菌やその毒素...

     2007/03/23 11:00

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  • 遅ればせながらコメントさせて頂きます。
    ①時間がかかるかもしれませんが(数週間)、基本的には出来ます。
    ②まだ小さい子なので嘔吐、下痢による脱水等には気をつけてください。
     下血がある場合には貧血も
    ③コクシジウムのオーシストは熱湯消毒しか効かないといわれています。
     (一部の消毒薬が効くとうたっていますが)
     基本的には、便がついたものに関してはすべて熱湯消毒をするべきです。
     まだまだ便を踏んでしまったりしてしまうでしょうから、便中にコクシジウムのオーシストの排泄が確認できなくなるまでは、使い捨てのものを使用した方が良いかと思います。
    (たとえば下を新聞紙やダンボールを使って汚れたらすぐに捨てるようにしたり)
     回虫などの線虫類と異なり人への感染は極まれですが、清潔な環境を整えるよう気をつけてください。
    (手洗い等をしっかりと) 
     

     2007/03/23 10:28

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