浅川雅清 先生からの回答
こんばんわ。
血液検査の数値が高く出ると心配ですね。
今回のご質問はなかなか難しいな、と個人的に思いました。
血液を専門的に勉強している者でもないので、参考までに聞いて頂けたら幸いです。
ご存じの通り、CKは骨格筋や心筋の障害を表す指標です。
なので、骨格筋であれば、外傷、中毒(例としてチョコレート)による横紋筋融解症、免疫疾患による筋肉の障害などで顕著に上昇します。
しかし、今回は数値が高いとはいえど軽度の上昇なので、病的なものではなく検査誤差のような雰囲気も感じます。
検査誤差が生じる原因として、ワンちゃん自身が筋肉量が豊富だったり、運動直後(直後というのが重要です)の採血が挙げられます。
今回のケースでは情報も少なくなかなか判断が難しいように思いました。
ご参考になれば幸いです。
2023/08/28 22:20 参考になった! 1
投稿者 るな さん からの返答
ご回答をありがとうございます!
私、素人ですのでお医者様の言葉を聞けて幸いでございます。
子宮蓄膿症の手術をするにあたって
術前検査をしていただきました。
ALP:23〜212のところ220あり
TG:10〜100のところ224あり
CK:10-200のところ228あり
・肝機能に反応している
・中性脂肪率が高い
・CK数値による筋障害の可能性
筋力が低下していて
中性脂肪に変わっている
肝機能に反応している
=クッシング症候群?
という見立てでしたが、エコー検査の結果
胆嚢に泥が溜まっていることが判明し
ALPの反応は胆嚢の炎症による反応であろうと言われました。
その時に急患が入り、検査結果をゆっくり聞けなかったのです。
何も言われませんでしたが
CKは何故上がったのだろうか?と心配です…
検査の拒否で緊張状態になったときもCKの数値は上がりますか?
2023/08/29 07:13
再び 浅川雅清 先生 からの回答
お返事ありがとうございます。
子宮蓄膿症でしたか、とても心配な状況ですね。
クッシング症候群に関しては、高齢の犬でよく遭遇し、超音波検査にて副腎の大きさを確認するところから診断が始まります。
超音波をしているようなので、大丈夫だと思いますが仰る通り、ひとつの注意点ですね。
検査時の緊張、興奮にてCKが上がる、という情報は今のところ聞いたことはありません。
むしろ、個人的には子宮蓄膿症からCKが上昇してるのかな?とも思いました。
術後しばらくして再検査を行い、下がっていたら子宮蓄膿症由来の上昇だったのかな、という推察を立てることもできるかと思います。
ご参考になれば幸いです。
2023/08/29 08:31
投稿者 るな さん からの返答
こちらこそお返事をくださりありがとうございます。
子宮蓄膿症を発症して1週間ほどになります…
幸い、開放型なので抗生剤で散らせております。
来週手術予定です。
クッシング症候群もなかなか怖い病気らしいですね。
9割が脳の良性腫瘍で悪性の場合もあるんだとか。
検索しただけで震えが止まりませんでした。
でもエコーでは何もなかったということで
一先ずは安心しております…
人間の血液検査では子供が検査を嫌がり興奮すると
CKが上がると書いてありました。犬では違うのですね…
子宮の炎症でもCKは上昇するのですね!?
落ち着き次第、再検査します。
少し安心できました。ご回答ありがとうございました。
2023/08/30 07:32
クレアチンキナーゼについて
クレアチンキナーゼの数値が高く
〜199のところ228もありました。
運動をしたり怪我をすれば高く出るようですが
運動は朝の散歩くらいですし怪我はしていません。
心筋梗塞になっている場合も出るようですが
エコーで検査をしていただいたのでこれも違うと思います。
一体なぜなのでしょうか…