是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|4ページ目
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こんにちはayumiさん
「目は口ほどにものを言い」というだけに
目の中の異常は飼い主さんとしても気になりますね
写真を見せてもらいましたが黒目の下半分に少し見える白いものですね
目の診察は実際に見てみないと判断が難しいのですが
フワフワと場所が動くこと、病院での診断でも目の表面ではないという事ですので
目の中の硝子体とよばれる部分の異常だともいます。
先天性ではないとすると硝子体の炎症の後遺症ではないかと思われます
硝子体や毛様体の部分が炎症を起こしたりすると、
後遺症として目の中にこういう濁りが現れる事があります
視力に若干の影響は出ますが、生活するのに支障はないので放置する事がほとんどです
ただ、放置しても消える事はあまりありませんので
大きさによっては眼科専門に診察出来る二次診療施設で吸引処置をする事もあります
また原因としてトキソプラズマ感染症による硝子体炎症があった可能性...2016/10/06 18:05 -
こんにちはkazuさん
状況から判断して乳腺が腫れているのではないかなと思います。
ごつごつしている程度であれば、時々濡れタオルなどで冷やしてあげるといいとおもいますが
周囲が赤くなったり、腫れがひどくなったり、食欲不振などが出てくるようであれば乳腺炎を起こした可能性も出て来ますので、その時は診察を受けてあげてください。
また、ヒトが母乳を出したりすると母猫の頭の中で仔猫がまだいると勘違いして、乳腺の腫れがひどくなる事もあります。搾乳はせず、ゆっくり休ませてあげるようにしてくださいね
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください2016/10/05 18:19 -
こんにちはcat777さん
喉の異常から嚥下困難を起こしているとの事
お腹がすいているだけに食べられない姿を見ているのもお辛いですね
実際に診療をしていないので、具体的な炎症部分がわかりませんが
腫瘍組織は認められなかったとの事なので、繊維増生を伴う食道周囲病変という事で
回答させていただきます
今までの治療経過として
例えばステロイド剤(メチルプレドニゾロンなど)の治療は行なったでしょうか?
頸部の食道病変やリンパ節肥大などへの治療としては有効ですので、試す価値は充分にあると思います
また、炎症性病変があるのであれば、冷やしてあげる事も有効ですので食事の30分ほど前から保冷剤などを使って冷やして炎症をやわらげてあげてもいいかもしれません。
食事は穀物不使用(グレインフリー)のものを使っていらっしゃるようですが、その他にも流動食の高カロリーパウダーなどがありますので、かかりつけの先...2016/10/05 18:10 -
- 質問カテゴリ:
- その他 / ペットトラブル
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
レオン&ランママさん、こんにちは
タマネギやニラによるハインツ小体性溶血性貧血(いわゆるタマネギ中毒)を心配していらっしゃるのだと思いますが、まず安心してください。
20グラム程度のニラを体重5キロくらいのダックスが一回だけ食べたとしても、まず中毒症状はでないものと思われます。
タマネギ中毒は、中毒原因の珍しさ(人間が普通に食べるタマネギ、ニラ、ニンニク類)から、名前が独り歩きしている感があるのですが、実際には長期間にわたりタマネギと油を摂取した犬に見られる慢性的な貧血症状から発見された中毒です。
症状としては、主に貧血に伴う運動低下、起立不全などがあります。
よほど大量のタマネギ、ニラなどを長期にわたって与えない限り死につながる事はありません。(柴犬に血統的にこれらのネギ類に弱いのですが、それでも一回の摂食で命が危険になる事はありません)
無理やり吐かせる事などは、もし症状が出ていた...2014/10/03 11:24 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / フラットコーテッドレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、アヤコさん
ムサシ君の写真みせていただきました
かなり大きく表皮や内部組織が壊死を起こし、また炎症性の肉芽形成も見られるようですね。
詳しくは実際に診察をして傷の状態を把握しなくては申し上げられませんが
傷口周りの洗浄、消毒や、これ以上舐めないようにするなどの工夫をしてあげるだけでも
経過がよくなる可能性が充分にあると思います
逆に、このまま放っておくと今後断脚を検討しなくてはいけなくなる可能性も出てきます
その場合、大型犬の高齢犬ではその後の生活が大変になります
少しでも早く獣医師に相談してもらうようにしてください。
また、その際に、あまり費用はかけられない旨も伝えてください。
こまめな消毒や洗浄の指導をうけ、お家でムサシ君に負担のかからない方法を
獣医師と一緒に決めていただける事を願います
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2014/03/28 10:58 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、xmahomahoxさん
交通事故、大変でしたね。
ガアラ君以外に家族の方の怪我などは大丈夫でしたか?
骨折の経過ですが、骨折直後のレントゲンと比べて、骨の変位(ずれ)が少なければさほど心配ないかと思われます。
骨というのは、骨折を起こした直後は出血などにより血腫という塊ができ、そこに線維細胞などが形成され、骨を新しく作るもととなります。その時レントゲン上では骨が一時的に吸収されたように映る事もあります。これは、骨折端の血流が無くなった死滅骨が身体に吸収されるためです。
骨折後1週間くらいから、骨のもととなる細胞が盛んに活動を始め少しずつ骨折部位の周りに骨の栄養を送るようになり、骨折後3週間くらいから髄腔の組織の再形成が始まります。ただ、やはりまだこの時期の仮骨はレントゲンの透過性が高いため、あまり骨がくっついたように見えないのですが、もやもやとしたように見えるのであれば、この仮骨...2014/03/15 17:47 -
こんにちは、キラキラさん
爪が折れたといっても、さまざまな状況があります
爪母細胞といって爪の元になる細胞が集まっている部分(爪の根本)まで損傷があり、出血などがひどい場合は爪自体を抜いてしまう事もあります。
ただ、今後の生活も考えて、出来るだけ爪は残すようにするのが一般的な処置ですので、今回のような亀裂が入っての出血であれば、おっしゃるような処置で様子を見る事もよくあります。
爪もぐらぐらしていないという事ですので、出血はひどかったものの、あまり根本は傷ついていないのかもしれませんね。
写真もみせていただきましたが、この処置のままでもう少し様子を見てもいいと思います。
タオルで拭く際も上からそっとタオルを当てるようにして、水分をふき取っていただく程度で構わないと思います。
今の状態で一番怖いのは爪の根本の傷口から雑菌が入って感染症を起こす「ひょうそう」や傷口を気にして舐めすぎて炎...2014/02/21 10:50 -
こんにちは、モトラさん
アビーちゃんの様子、心配ですね
特に、咳が出ているという症状は気になります。
モトラさんのおっしゃる通り、ネコはあまり咳はしません。
これはネコの肺内気管支には咳受容体が存在しないため、犬に比べると遥かに咳が少ない動物だからです。
ネコの咳は心臓や肺の大きな異常を疑うことも多く、また、食後すぐに吐くという事などもあわせて考えると、食道憩室の存在や胃の手術後の後遺症などの可能性も充分に考えられます。
本来であれば、手術をした獣医師の元に術式などのカルテがあるため、それに従って検査や治療をするのが望ましいと思うのです。
しかしながら、今まで手術をしてもらった病院に相談しながらも、何も策をとられていないという事ですので一度、他の病院に相談され、必要な検査を受けた方がいいと思います。
ただ、術後の後遺症に関しては、実際にどのような術式で、手術が行われたか、手術前の...2014/02/14 10:27 -
こんにちは、るみさん
ひまわりちゃんの様子ですが、痛みなどはなく、普段は活発に運動しているという事であれば、てんかんの発作の可能性もあります。
てんかんには全般発作と部分発作とがあるのですが、全般発作だと意識を失ったり、体全体がけいれんを起こしたりの症状が出るため分かりやすいのですが、部分発作だと身体の一部が痙攣を起こしたようにぴくぴくしたり、目だけは普通に動かしたり意識を失ったりしなかったりという事も多くあります。
そのため、普段の生活でも見過ごされがちです。
ただ、診断は非常に難しく、診察台の上で検査をして分かる事はまれです。発作が丁度いいタイミングで診察台の上で起きてくれればいいのですが、そんなことはないですよねー^^;
基本的にはさまざまな可能性を除外していっての診断になります。そのために、心臓の異常や、脳脊椎の異常、筋肉骨格系の異常の可能性を一つずつ除外していくために検...2014/02/11 11:55 -
こんにちは、tartarさん
まるちゃんの様子、ご心配な事と思います。
現在の症状がわからないので、グルカゴノーマであると仮定しての話をさせていただきます。
グルカゴノーマは、血糖値を上昇させる「グルカゴン」というホルモンを分泌する細胞が腫瘍化して膵臓や、他の臓器にひっついて増殖する病気ですが、犬ではまだまれな病気と言われています。
ただ、個人的には、通常の糖尿病に隠れてのグルカゴノーマが見逃されている症例も多いのではないかと思っています。
診断は、血中のグルカゴンの濃度の測定が必須ですが、動物の検査センターではまだあまり一般的に行う検査ではなく、私も検査が必要な時は人の検査センターで人の検査薬を使っての検査をおこなってもらっています。
血中グルカゴンの測定を行っている前提での話ですが、
血中グルカゴン値が高い場合でのインシュリンの投与はすすめられません。ただでさえ、グルカゴンに対抗す...2014/02/11 11:24