是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|43ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、yokoさん。
歯石は、放っておくとどんどん大きくなり、歯肉を圧迫して、炎症が広がったり、さまざまな歯周病の原因となります。
状態にもよりますが、早めのケアをしておくことは大切なことだと思います。
また、動物は、歯石の処置中じっとしていてくれないので、安全に手技を行なうためには麻酔は必須だと思います。スケーリング、ポリッシングをきちんとするためにも、全身麻酔をかけての歯石処置をしてもらってください。
また、料金については、獣医師個人の考え方もあるのかもしれませんが、通常の歯石処置で6万円位というのは、随分高いと思います。
他の動物病院にも、「歯石処置の内容(スケーリングは超音波スケーラーを使ったものか?ハンドスケーラーのみか。ポリッシングはきちんとやるか)と処置の値段」をお問い合わせになってから、お決めになってはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです
どうぞお大事に...2007/09/29 10:46 -
こんにちは、たまごろうさん。
たまちゃんの気になるしこりですが、可能性として腹壁ヘルニアや、鼠径ヘルニアの可能性がありますね。
薄くなった腹筋などの部分などから腹膜に包まれた腸間膜等がぴょこんと飛び出しているのではないかと思います。
大きさ等もわかるといいのですが、さほど大きいものでなければ現在の状況をお聞きする限りでは、様子を見ていただいても大事には至らないと思います。
これが例えば腫瘍などであれば、出たり消えたりといったことは無いものですので、そういった悪性の腫瘍などといった心配はいりません。
今後、しこりが消えることなく常に感じられるようになれば、診察を受けていただくようにして、必要であれば手術を受けられるといいのではないかと思います。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください2007/09/26 17:52 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、しーちゃんママさん。
早速ですが、生まれた仔猫達の目の異常ですが、遺伝的な因子が関与している可能性が高いでしょうね。病名としては、先天性緑内障の可能性があるので、早急に眼圧を測ってもらってください。
眼圧が高く、先天性緑内障の診断がなされたら、早めに、サンピロ点眼液等の縮瞳剤の使用をはじめるべきだと思います。
このまま眼圧の高いままにしておくと、角膜の白濁や、視神経萎縮、失明につながります。
また、眼圧に異常がない場合は、網膜の形成不全による盲目症なども考えられます。
また、現在障害の出ていない子でも成長に伴って障害の出てくる可能性はあります。
そのことは充分説明した上でお譲りして、繁殖には使わないようにしてもらうように気をつけて下さい。
先天性の緑内障はパーセンテージとしては低いのですが、まれに今回のような遺伝子的な組み合わせで、一腹の子どもの中に複数見られる事があり...2007/09/26 17:11 -
こんにちは、ちゃんぷさん
飼主さんにとって、獣医師の経歴というのは気になることなのかもしれませんね。でも、他の分野から小動物の獣医師に転向されたからといった点で獣医師の質を判断するのはあまりいいことでは無いのではないかなと思います。
確かにちゃんぷさんのおっしゃるように、勉強をしない獣医師や実際の臨床に力を注がない獣医師、一部言動に問題のある獣医師はいることと思いますが、そのことと、転職、転向した事とを関連付けるのはちょっと違うような気もします。
私たち獣医師は、国家試験に合格した時点で獣医師免許を受け取ります。この時点で、社会的責任を感じそれぞれの進路で獣医療や、医療など、広く社会の発展のために力を尽くすことを誓うのですが、そのための手段進路はひとそれぞれです。まっすぐ小動物診療の道を進むもの、他の道を進むもの、いろいろな角度からアプローチを進めていくでしょうね。進んでいる途中...2007/09/26 10:35 -
こんにちは、美紀さん。
レオ君の様子いかがでしょうか?まだ水は飲もうとしませんか?
食欲もあるということですので、去勢手術との関連性は無いと思われるのですが、ストルバイト尿石の持病との関連から、心配なお気持ちもわかります。
手術の際の心的なストレスなどから、水を飲まないという行為につながっている可能性もありますが、おしっこの方がしっかりでているようであれば特に問題はないでしょうね。
今後は、傷口の周囲が腫れたりしていないか、おしっこをしようとしても出ないなどの異常が無いかによく気をつけて過ごしていただければ大丈夫だと思います。
どうぞお大事になさってください
2007/09/26 09:53 -
- 質問カテゴリ:
- 熱が出る
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ぱんだままさん。
早速ですが、脾臓というのは、免疫系に重要なリンパ球や血液の貯蔵庫だと思ってください。
脾臓その物の病気は少なく、今回のpapiちゃんのように熱性疾患などでも、大きく脾臓が腫れる事はあります。
この場合でも、脾腫にたいする治療は行なわず、脾腫を起こした原因の治療を行なうことがまず第一です。
脾臓が腫れているのは、身体の正常な反応で、それらをやみくもに腫れを引かせようとすることは、免疫に障害を与えることになるということです。
ですから、獣医師が脾腫の治療ではなく他の熱性疾患の治療を優先させたのはわたしも正解だと思います。
すでに時間も経っているので、注射の効果が現れているかもしれませんが、もしそれらの効果が無いようであれば、今後、様々な検査によって脾腫を起こした原因、息が苦しそうな原因などを探していく必要があるでしょうね。
良く担当の獣医師にお話を聞いて、不安...2007/09/22 10:37 -
こんにちは、Kayakさん。
僧帽弁閉鎖不全から、肺水腫を起こしてしまったメリーちゃん、大変心配ですね。
呼吸も苦しく、思うように寝ることも出来ないためつらい思いをしていると思いますし、それを見守るKayakさんもおつらいと思います。
今回のような場合、肺水腫の改善のため、強心利尿剤や気管支拡張剤などの投与がされますが、食欲なども落ちているためメリーちゃんのようにそれら薬の投与にも苦労されるケースが多くあります。
そのような場合には、無理に内服ではなく、注射での投薬も考えていただいてはいかがでしょうか。
毎日の通院となってしまい、飼主の方への負担は大きくなりますが、今回のような肺水腫の場合初期治療が大切ですので、きちんとした投薬をするためにも、注射を検討してみてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください2007/09/22 10:11 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、mishel-aさん
膝蓋骨脱臼は、我々も診療現場で良く遭遇する障害です。
いろんな評価法があるのですが、手術が適応かどうかは、それらの評価(グレード)に基づいて決められることになります。
先天的な弱点があるという話などから、おそらくミッシェルちゃんの膝も手術適応とされるグレード2以上の障害なのではないかと思いますが、この場合でも、大腿骨、脛骨腓骨の変形具合、膝関節窩の状態によっては手術をしない選択肢を取った方が望ましいケースもあります。
それらの評価については、実際にレントゲンや触診などから行なってみないとわかりません。
ただ、「手術中に前十字靭帯が切れてしまう可能性が高くなる」というお話があったのだとすると、変形が重度なのかな?という疑問もあります。(通常は前十字靭帯が手術中に切れる様なことはないのです。手術の過程で膝蓋骨を引っ張っている靭帯を一度切ってつなぎ治すときに、その靭...2007/09/20 09:47 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常 / 鼻の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ワイアーフォックステリア / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、ふぉこちゃんの飼主さん
一ヶ月前ほどからの異常で、原因がよくわからないまま、スクリーニングとも言える検査(レントゲン、血液生化学検査)を行なっていないというのは、飼主さんとしてもとても不安だと思います。
今の獣医師で不安で、しかも検査にも積極的で無いとすると、転院されてもいいのではないでしょうか。
耳の異常で元気がなくなったり、内耳炎まで進行すれば、前庭障害の症状が出て、運動異常をきたすことはありますが、今回の様なケースでは考えにくいことです。
どうも、飼主さんの不安が獣医師に伝わっていないのか、獣医師が診察の際にそれらの異常をあまり重くみていないのかもしれません。
過剰な検査等はわたしも反対ですが、治療に反応しないケースでは、きちんと検査をした上で適切な治療への方針転換が大切だと思いますので、現在の獣医師の治療の方針に不安があり、また詳しい検査も無いのであれば、転院...2007/09/18 11:59 -
こんにちは、tamimyuさん。
myuくんのような咳(よくガチョウ様咳と言われることがあります)は主に気管虚脱という病気の際にみられる咳ではないかと思います。
気管は空気の通り道なのですが、通常断面は円形で、粘液などがからみにくい形になっています。気管を円形に保っている気管筋の力が落ちたり、何らかの異常があると気管を円形に保つことが出来なくなり、そのため粘液がからみやすく咳につながります。このため、気管筋の虚脱ということで、気管虚脱という名前が付けられています。
診断としては、呼吸の際、吸気時のレントゲンを撮る事で、狭窄した気管を確認することが出来ます。
今回処方されている薬は、抗生物質や、喘息用の薬が多く、また、効果も現われていないようですね。アロテック錠等のような気管支痙攣の治療薬よりは、鎮咳剤等の使用の方が今回のようなケースでは望ましいと思われます。
また、気管支炎などがレントゲン...2007/09/18 10:58