今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|24ページ目
全542件中 231 ~ 240 件目を表示
-
私が考える限りの診察手順として、第1に重点を置きたいのはアカラスと尿結晶の問題かもしれません。
アカラスが検出されたときは、まずは血液や尿検査あるいはレントゲンから全身状態をチェックして問題がないかを確認したいところです。
そして、検査で問題がなければ、アカラスの治療を開始します。
もし、アレルギー性疾患がアカラスの発症に大きな影響を与えていると考えられるときはアレルギー検査をするかもしれませんが、重症例を除き私はアカラスの治療前にアレルギー検査をしたことはあまりありません。
もちろん、その考えや検査対象の基準には私なりの理論があります。
食事については慎重に獣医師と相談して下さい。
尿結晶や尿pHなどの検査結果から、将来尿結石を形成する可能性が強いと思われるときは処方食が重要になるかもしれません。
あるいは、尿結晶が一時的なものであれば、尿結晶のための処方食はそれほど重要な予...2006/09/22 15:13 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
蕁麻疹はアレルギー反応です。
今後同じような症状が出なければ、重要ではないかもしれません。
しかし、今後も蕁麻疹が見られるなら、アレルギーの原因を見つけてその原因を取り除く必要があります。
アレルゲンとして多いのは、やはりお薬や食べ物です。
その他にも多種ありますが、まずはこの2つについて検討してはいかがでしょうか?
蕁麻疹だけであれば、治療はステロイドが主体になります。
しかし、発赤があるということなので、この皮疹によっては他の治療が優先されることもあります。
この点は診察している獣医師に判断してもらいましょう。
頚部の脱毛については蕁麻疹とは関係ないと思われます。
この症状が気になるようであれば、別に調べてもらいましょう。
また、体重が減るのは病気以外の原因も含めて何か要因あります。
一時的な食欲低下や下痢や嘔吐などを含めて評価してあげましょう。
人間用の電子体温計では正...2006/09/21 19:39 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 性別不明 / 年齢不明
左耳だけをよく掻くというなら、やはり左耳に異常があることが疑われます。
耳の色や腫れ、耳垢の量、外耳炎や感染の有無は最低限確認する必要があります。
もし、異常が見られないときは、耳の奥まで映像で確認しなければ異常は発見しにくいかと思います。
しかし、映像で確認するにはその方法も病院によってことなりますし、中には麻酔が必要なこともあります。
担当医と相談してみましょう。2006/09/17 19:54 -
シャンプーをするたびに皮膚に異常がみられるなら、まずはシャンプーに対するアレルギー反応や有害反応について評価するべきかもしれません。
シャンプーの種類を変えてもうまくいかないというなら、どのシャンプーでも入っていそうな成分に対して有害反応を起こしているのではないでしょうか?
接触性皮膚炎の診断はパッチテストが有効です。
しかし、これはなかなか難しいこともあります。
何度か実施したことはありますが、できない試験ではありません。
やり方については担当医と相談して下さい。
より実用的な確認手段としては以下のような方法があります。
もし、アレルギー反応であれば、シャンプーや石鹸の濃度を非常に薄くしても症状が出ることが多いですから、最初は洗浄効果がないくらい薄めたシャンプーを、足やお腹だけ少しつけて完全に拭き取って反応を確認することも役立つかもしれません。
ただし、一度皮膚炎を起こ...2006/09/17 19:48 -
美容院で肛門嚢の分泌物を絞って、その刺激でお尻に違和感が残ってしまったのかもしれません。
このような問題であれば美容院での処置後2,3日で改善してくると思います。
それ以上長引いたり、悪化するようであれば病院で診察してもらいましょう。
後ろ足を舐める問題なども一緒に診察してもらうといいでしょうね。2006/09/17 19:06 -
皮膚疾患の診断には様々な検査が利用できます。
文面からでも、最低限必要な検査はいくつか浮かんできます。
13歳ですから、まずは全身状態を評価するための血液検査は欠かせません。
皮膚の炎症が激しいようですから、寄生虫と微生物感染、細胞診も実施してあげましょう。
文面からは病歴が不明なので、この先に必要になる検査については適切にアドバイスできないかもしれませんが、シンちゃんにとって初めての皮膚疾患であれば、皮膚生検が必要かもしれません。
また、皮膚生検から貴重な診断データが得られるかもしれませんが、その後に診断をより絞り込むためにいくつかの検査が必要になることもあります。
ただ、皮膚生検は検査に精通した獣医師に任せる必要があります。2006/09/15 14:59 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
症状が出ている部位を整理すると、前の肉球間、耳の後ろ、首からお腹。それ以外にお尻、顔、足なども獣医師に確認してもらいましょう。
アレルギーの診断はこれまでの病歴と症状が診断の決め手になり、検査でアレルゲンを特定することができます。
この2つの手順がうまく進まないと、アトピー性皮膚炎ではないのにアトピー性皮膚炎と診断されることがあります。
アレルギーと診断する前にチェックしなければいけない項目があります。
寄生虫(ノミ、アカラス、疥癬)や微生物(マラセチア、細菌、糸状菌)などの感染症は最低限確認してあげましょう。
感染症がなければ、アレルギー性疾患を検討しますが、中でもアトピー性皮膚炎と食物アレルギーについて評価してあげる必要があります。
アトピー性皮膚炎は血液検査がよくされています。
食物アレルギーの存在は除去食試験によって最も正確な結果が得られます。
しかし、指間の皮膚炎はア...2006/09/15 14:39 -
大学の検査が出るまでは、主治医に任せておくとよいでしょうね。
腫瘍であれば手術が必要です。
中耳炎なども考えなければいけません。
中耳炎も手術による治療が必要になることがあります。
しかし、外耳炎のみで完治が望めるのであれば、私は適切な飲み薬、耳洗浄と適切な点耳が必要だと思っています。
ポン太ちゃんあh検査を待って治療を選択することができそうですので、それまでは今の症状を進まないように獣医師と相談するべきです。
また、手術をするなら、検査を実施した病院で行うか、名古屋で行うかは検査を実施した病院で相談するべきです。2006/09/12 20:40 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
脂漏症は2つに大きく分類されます。
原発性脂漏症と何らかの病気があって脂漏症を起こすものとがあります。
まずは後者の何らかの原因がないかを調べてみましょう。
その原因が判明して、治療をすると随分とよくなることも少なくありません。
マラセチア以外に膿皮症があるかもしれません。
あるいは寄生虫、ノミアレルギー、アトピーなどの併発について評価してみましょう。
これらの病気ではないとされたら、生まれつきの脂漏症かもしれません。
このときは、感染予防を徹底して、食事療法とシャンプーが重要になります。
時にはビタミンや各種のサプリメントを使用すると改善することもあります。
具体的な治療として、参考程度に聞いていただければよいのですが、アレルギー用処方食(低分子プロテイン、z/dなど)は効果があるように思えます。
また、ビタミンAや脂肪酸製剤なども良い効果がありそうです。
これらの使用は獣医師...2006/09/12 20:30 -
皮膚疾患の診断は症状と病歴によって診断を絞り込み、その上でどのような検査をするべきかを考える必要があります。
症状が把握しづらいのですが、ブラッシングしたら血が出るというところから、その湿疹をもっと評価してみるとよりよい治療法が見つかるかもしれません。
また、私はアトピー性皮膚炎の診断は生後6ヶ月ですることはありません。2006/09/12 20:17