今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|25ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
まず癖というのは考えずに痒みの原因をしっかりと病歴や検査から診断を絞り込む必要があります。
自分の口や手が届くところが脱毛するのは、痒みを示す皮膚疾患では普通に見られます。
逆に届かない部位は脱毛することは少ないですが、ワンちゃんは体のほとんどの場所を咬むか掻くあるいはこすりつけることができます。
また、癖で脱毛するというよりも精神的な原因から脱毛するまで咬むことはあります。
しかし、その場合の脱毛部位とは少々違う気がします。
やはり、咬む原因を追究してみましょう。2006/09/12 20:03 -
アトピー性皮膚炎と診断がついて痒みや外耳炎が激しいときは、症状を抑えるためには何らかの治療が必要です。
アトピー性皮膚炎の治療は様々な治療の組み合わせによって症状をできる限り軽くするのが目的です。
適切なシャンプー、食事療法、外耳炎の治療と予防、薬物療法などがあります。
激しい痒みはやはり一度ステロイドの短期投与で抑えて、その後どのような方法で維持するかを考えなければいけません。
維持するための治療は病院によって様々です。
よく実施される治療はやはりステロイドによる治療ではないでしょうか?
ただ、漠然と痒みをとめるためにステロイドを不適切に投与していると副作用が出る可能性はあります。
しかし、ステロイドをその他の治療と併用して低用量で投与し定期検診と検査を受けることで副作用を予防できたり、あるいは副作用なく投与を継続することができるかもしれません。
ステロイドを使用しない場合、...2006/09/12 19:58 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
M.ダックスで見られる脱毛症はたくさんありますが、文面にある部位で考えるなら、掻いて毛がぬけたのかどうかを評価して下さい。
痒みとは関係のない脱毛症と判断されたなら、いくつかの鑑別疾患に絞れると思われます。
また、脱毛するまで抜け毛が起こるのはやはり問題があると考えるべきです。
2006/09/10 21:10 -
猫ちゃんの痒みの原因を1つ1つ確認することはなかなか難しいことがあります。
このため、私に限ったことで賛同を得られないかもしれませんが、季節によって症状が変化する猫ちゃんの場合、初診時に希望があればアレルギー検査と食物アレルギーの除去食試験を実施することがあります。
さらに明らかな微生物感染が見られるときは、その治療も併用しています。
しかし、本州ではノミによる皮膚疾患が多いと思いますので、第1にこれを評価するべきでしょうね。
これだけの診断手順であっても、猫ちゃんの痒みを主体とする皮膚疾患の発生率を考えると有効な手段だと思っています。
2006/09/10 20:58 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
皮膚深部の化膿(深在性膿皮症)が見られる場合は、その原因を確認する必要があります。
何もないところに緑膿菌が感染するとは考えにくいです。
深在性膿皮症はなぜ感染が広がったかを考えなければいけません。
たとえば、表在性膿皮症の進行、アカラス、真菌感染、アレルギー性疾患などは特殊な検査をすることなく確認することができるはずです。
それでも診断がつかない場合はその他の皮膚疾患を評価するために一歩進んだ検査を実施する必要があります。
また、緑膿菌は動物、人および環境中に分布し、日和見感染を起こすことがあります。
極端に抵抗力の落ちたとき、大きな怪我をしたときに感染することがあります。
特に慢性全身性疾患などで抵抗力の落ちたときには注意が必要です。
しかし、健康な人や健康なワンちゃんに容易に感染することは考えにくいでしょう。
2006/09/10 20:43 -
皮膚疾患は診断をきっちりすることから治療が始まります。
特に痒みを特徴とする病気はきちっと診察すると診断がつきやすいものです。
いつから、どこにどのような症状があるか、お薬への反応など1つ1つが診断の手がかりになります。
かゆみを抑える薬で改善するというのも診断に役立つ大切な情報です。
今現在、湿疹があるなら寄生虫や微生物の感染症について評価し、感染症があるならこちらを治療しなければいけません。
そして、感染症がない、あるいは治療された後に再発した場合は検査を一歩進めてみましょう。
文面の情報から基礎疾患として、アトピー性皮膚炎の有無を確認する必要があると考えます。
ちなみに、アトピー性皮膚炎は完治を望めませんが、様々な治療法で症状を抑えながら満足のいく状態を維持できることも多いです。
とは言っても、皮膚疾患の診断や治療は難しいとされている分野です。
皮膚科に詳しい先生...2006/09/10 20:09 -
皮膚の症状とかゆみがないかどうかを見てあげましょう。
ホルモン性の脱毛にはかなり特徴があります。
ホルモン性の脱毛では会陰部や側腹部から始まることがしばしば見られ、最終的には頭と四肢端を残すまで脱毛が進行することがあります。
そして、脱毛部周辺の残った毛は毛が残る頭や四肢とは異なり、簡単にスッと抜けますので、頭の毛の抜け方と比較してもよいでしょう。
その後、時間が経つと脱毛したところ全体が一様に真っ黒になってくることがあります。
また、病院で調べると発毛が停滞を確認できるかもしれません。
このような典型的な症状を示す場合は診断は進みやすいのですが、症状が曖昧なときは、検査方法が確立していませんので、診断は避妊手術によって改善するかどうかで下されています。
また、症状をしっかりと把握し、皮膚の悪化する時期と発情周期の関係、かゆみの存在、皮膚炎の存在を明らかにすることで検査はでき...2006/09/10 13:43 -
アトピー性皮膚炎の診断は検査からされるのではなく、これまでの病歴、皮膚、耳、指間など全身の痒みや皮膚の状態をあわせて診断されなければいけません。
検査は何がアレルギーを起こしているかを確認するためのものです。
アトピー性皮膚炎ではないワンちゃんでも検査が陽性と出ることさえあります。
また、検査の数値が高いからといって強いアレルギー反応を起こしているとは限りません。
そして、治療の目的は検査の数値を下げることではなく、症状を改善させることです。確かに治療によってアレルギー検査の結果が良くなるという文献を読んだことがありますが、このことを私はそれほど重要な問題とは思っていません。
モモちゃんは外耳炎や内股の脱毛があるということですので、検査結果とあわせて診断は慎重に進めて下さい。
また、行動療法も重要です。
皮膚疾患があるワンちゃんにはシャンプーや耳洗浄などのお世話が欠かせません...2006/09/08 16:26 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
かゆみはありますか?
基本的にかゆみがなければ、アレルギー性疾患は考えにくくなります。
脱毛だけであれば、アトピー性皮膚炎の症状ではないように思えます。
肘は床に当たりやすい部位で、硬くなることがあります。
このような問題であればそれほど気にすることはありません。
しかし、別の問題もあるかもしれませんので、まずはしっかりと診断をしてもらうことです。2006/09/02 19:43 -
もし、黒色の毛が抜ける皮膚疾患であれば、診断をしてもらって治療をしてあげるとよいでしょうね。
この疾患は進行すると、黒色の毛が全て抜けることがあります。
しかし、美容上の問題は残るものの炎症など激しい皮膚症状は起こしません。
脱毛に対する治療は効果の見られるケースと見られないケースがあります。
まずは本当にこの疾患かどうかを確認してもらいましょう。
2006/09/02 19:39