久山 昌之 先生の過去の回答履歴一覧|12ページ目
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肛門嚢の貯留や炎症、皮膚疾患、問題行動(気を引くため、活力の余剰、甘え、過剰な遊びなどいろいろ)などが考えられます。先生に相談し、身体検査を受けると、ある程度の目安は立つと思います。
2005/12/01 21:41 -
今までの家系に発生がないといっても、それは参考にはなりません。すべての家系を死亡まで追跡調査するのは不可能ですし、発症がないと判断される検査などを十分皆が受けていることはまずありません。また、今まで発症がなくとも、突然そのような病気が出ることは良くあります。
この結果では、門脈シャント(PSS)の疑いが濃厚ですが、まずは食前食後のアンモニア、総胆汁酸を測定するべきです。その後は、先生の指示に従ってください。超音波検査で診断がつく場合もありますし、造影でやっと分かるということもあります。2005/12/01 21:38 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
自己免疫疾患は、たしかに難しい病気でミニチュアダックスに多いものもあります。が、仮にそうであっても皆が全て治療が難しく、予後が悪いわけではありませんので、治療や看護をあきらめるべきではありません。QOLを十分維持しながら闘病をされている方もいらっしゃいます。
ただし、一番重要なのは診断が正しく行なわれているのか、この一点です。本来は、十分な問診と病歴、治療の効果などをしっかり行ない、ルーチンな検査で除外診断を行い、皮膚生検などで確定診断を行ないます。初期の検査や問診など、一つでも欠けていたら診断をつけてはいけないくらい、厳密に行ないます。
まずは、診断の確定が重要でしょう。2005/12/01 21:35 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ジャーマン・シェパード・ドッグ / 性別不明 / 年齢不明
まず大事なのは、直腸憩室が本当に手術が必要な状況なのか、前立腺肥大の治癒により良化する可能性がないのか、前立腺肥大は単純な肥大なのか、です。直腸の手術は、手技も問題になりますが、感染や腹膜炎、癒着などの合併症や後遺症も注意しなければいけません。
一度に行なうか、二度になる可能性があっても様子を見るか、病状や体調、費用なども含めて十分考慮するべきです。
直腸憩室の症状が重いようであれば、QOLを考えると手術が必要です。ただし、その負担なども十分考慮に入れて、いろいろなパターンを含め、十分な相談を先生としてください。なぜ、手術を勧めるのか?他に方法はないのか?その危険性は?行なわない場合の危険性は?放っておいたらどうなるか?待つ余裕はないのか?など細かく考えてください。2005/12/01 21:29 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / バーニースマウンテンドッグ / 性別不明 / 年齢不明
血液検査やレントゲン検査などに異常はないのでしょうか。他の部位の炎症や腫瘍の影響ももちろん考えられますが、今はリンパ腫を疑うべきではないでしょうか。組織検査というのは、リンパ節の一部を切り取る形の生検を行なったのでしょうか。出来れば、吸引生検を行い(10分くらいである程度の所見は出るはずです)、細胞診ですぐに仮の診断を下すべきです。もし、それが難しいようであれば、腫瘍に詳しい病院を紹介して頂いてください。
また、もしリンパ腫であっても、肺や胸腺、脾臓や肝臓、腎臓にも影響が出ますので、他の部位の検査もしっかり行なっておくべきです。2005/12/01 20:22 -
- 質問カテゴリ:
- 耳の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
腫瘍がある部位は、顔なのでしょうか?例えば、腫瘍の拡大による圧迫や周囲組織、リンパ管への浸潤などは考えられないでしょうか。また、耳道に炎症や腫瘍などがあっても同様の症状が出ます。まずは、その腫瘤の診断と麻痺の原因を突き止めることが先決です。
2005/12/01 20:15 -
獣医師に相談していただいて結構です。発情が不安を助長している可能性は十分考えられます。まだ、終わっていないようであれば終わるのを待つのも一つの方法でしょう。またその時は、必ず飼い主さんは過剰に反応せず、今までと同じように接することが大切です。
ただし、年齢的には上下関係がしっかり出来上がる時期ですし、他の原因も考えなくてはいけません。あまりひどくなる前に、主治医に相談するか、行動治療の専門医を紹介して頂いても良いでしょう。2005/12/01 11:32 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常 / せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
心雑音があるのであれば、本来は心臓についての精査を行うべきだと思います。心臓病による咳は、心拡大による気管の変位や圧迫、副交感神経、肺水腫、生活環境や運動などいろいろと原因があります。また、雑音の程度と心臓の病状は必ずしも合いません。気管支拡張剤の投与は、効果が十分期待できると思いますが、心臓病の治療としてはあくまで対症療法で、根本的な改善にはつながりません。
また、歯石も咳の要因の一つであり、鼻腔との関係によってはくしゃみや鼻汁の増加などの原因になります。また、心疾患がある患者さんには心内膜炎の原因にもなります。全身麻酔下での口腔内処置が必要になりますが、心疾患の程度が分かりませんので、処置を優先するか、麻酔の危険度を優先するかは判断できません。心疾患があっても、全身麻酔は可能な場合がありますが、病状をしっかり把握することが大切です。
歯磨きはしっかり行なうべきです。今回のトラ...2005/12/01 11:28 -
血管周囲細胞腫は、猫での報告はやはり少ないのですが、再発が多いのは事実です。ただし、再発の大半は保存的手術後(いわゆる完全に切除し切れていない手術後)が圧倒的に多いです。今回の場合、意図的に保存的手術を行なわれたものと思いますが、広範囲な切除を考えなければ再発は繰り返されることになると思われます。その選択肢の中には、断脚や断指も入ってきます。一部、放射線療法との組み合わせによって、保存的手術後の再発が減るという報告もあります。
主治医としっかり相談して、今後のことを考えてあげてください。
2005/12/01 11:11 -
性器からの出血というのは、あくまで血尿ではないのでしょうか。尿道内からの出血であれば、排尿回数の増加や排尿痛、失禁などはないのでしょうか。出血は排尿時に見られるわけではないのでしょうか。血尿と出血では全く異なりますので、その見極めはしっかり行なわなければいけません。
血尿ではなく出血という事であれば、ペニスや尿道の損傷、腫瘍、出血傾向などが考えられますし、血尿であれば尿道炎や膀胱炎、前立腺疾患などを疑います。まずは、検査を重ねてその原因や出血部位を見つけなければいけません。もう一度、詳細や今後の方針を主治医と相談してください。2005/12/01 10:34