北森 隆士 先生の過去の回答履歴一覧|16ページ目
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(私は、自身のことを、一般的な、普通の町医者だと思っていますが)、質問の内容にとても驚きました。
>これは明らかな医療ミスではないですか?
私は法律のことは無知なので、あくまで参考程度にお聞き下さいね。
人間の医療は、半分以上が税金で行う保健医療なので、医者の個人的なやり方はある程度制限されています。これに対して、獣医医療は、飼い主と獣医師の契約による自由診療です。さて、そのような状況下で、『明らかなミス』の定義が非常に難しいと思います。
避妊手術は、
その名の通り『避妊』を目的とする手術ですから、子宮が
摘出されていれば、その目的を達成したことになります。
つまり、今回の手術は、避妊自体で言えば、子宮が摘出
されていれば、『明らかなミス』ではないのかもしれません。
しかし避妊手術は、おそらく大半の獣医は、卵巣子宮全摘出術で行います(稀に、卵巣のみ摘出する獣医もいるようですが...2007/09/02 19:28 -
>毎月病院へ行くことへの猫自身の苦痛
確かに、ネコさんにとっては、自身のテリトリーから出る
ことは、ストレスだと思います。
>フロントラインの副作用を心配して受けていない猫が多いのです。
フロントラインは、世界で最も販売数の多い動物の薬ですが、
目だった副作用報告はありません。おそらく、獣医師が、
最も安心して使えるお薬の一つだと思いますよ。市販のもの
よりも、はるかに安全性が高いと認識してください。
>一年に一回は健康診断を兼ねてフェラリア?の注射はするつもりです
ネコのフィラリアの注射はありません。混合ワクチンのことでしょうか?
>ノミを駆除するほどの薬を毎月塗布するのはいいのでしょうか?
ノミは、血を吸うだけではなく、寄生虫をうつしたり、
アレルギー(ヒトも)の原因ともなります。ですから、
ノミが常に付く環境であれば、絶対に駆除すべきです。
しかし、恒常的な寄生が無いような...2007/09/01 09:46 -
>ステロイドの長期投薬は、どこからなのか、という部分。
いわゆるステロイドは、高用量では、免疫抑制作用を示し、
低用量では炎症をとめる作用があります。0.5mg/kg
付近ですと、後者の用量になります。
投与期間については、特殊な免疫病では半年ぐらい高用量
で投薬を続けることもありますし、アレルギー性皮膚炎など
では、一生お薬が必要な場合があります。
>カラーを外すを同時期にしても良いのかが、不安です。
難しい問題です。
ネコのこのような症状は、シバシバ出会いますが、
単一の原因ではなく、ストレス性のようなものも
加わると(多頭飼育に多い)、なかなか完治しない
場合もあります。先生と良くお話をして、じっくりと
なおしてあげてください。2007/08/28 10:47 -
色々な意見があると思いますが、私なりのフード選びの基準を上げると
①米国のAAFCO基準を満たしているフード
②獣医師が製造に関与しているフード
③病気の研究をしているような大きな
研究所を持っているメーカーのフード
④科学的な臨床研究を行えるメーカーのフード
⑤病院におけるレベルの病気対応食を作る事がで
きるメーカーのフード
⑥情報公開をするメーカーのフード
⑦手作り食のレシピも提供してくれるような
メーカーのフード
です。特に、③、⑤、⑥は重要だと個人的に思います。
そうなると、処方食(病院食)以外では、有名なところは、ヒルズ、ウォルサム、アイムス・ユカヌバでしょうか・・・・・・。
>1種類のフードを一生食べさせるのも怖いような気がします
上述したメーカーのフードも、数年おきにラインナップ
が変ったり、成分や、例えば蛋白供給源が見直されたり
しています。ですから、例...2007/08/28 10:28 -
- 質問カテゴリ:
- せきやたんが出る
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
心雑音が本当ならば、心雑音に由来する咳は発生する
ことが多いです。ですから、心雑音があると診断して、
咳を止めるためにある種の血管拡張薬(血圧低下剤ですが、
顕著に下げない量を使います)を処方するのは、非常に
一般的です。
>腹部にちょっと気になる腫瘍らしきものがあるともいわれました
これは、まったく別の角度から検討する必要があります。
>様子をみていたのですがよくならないので別の病院を受診し
>悩み血圧の薬だけは、飲ませていません。
この2つは、よくありません。獣医師は、お薬が効かない
と言う情報も治療的立場からは必要な情報なのです。
信頼できる先生をみつけて、色々な角度から検査・治療
してもらいましょう。また、最低限、血液検査は必要です。
場合によっては、胸部・腹部のCTをとっても良いかも
しれません。
お大事にしてください
2007/08/25 16:46 -
一般論を言えば、手術が成功すれば、視覚(犬は視力といいません)は、回復します。ただ、術後の経過がわるかったり、
網膜までなにがしかの障害がでていれば、視覚は完全には回復しません。
白内障の手術は獣医の誰にでも出来る手術ではありません。特殊手術です。おそらく、手術料金も、高額だったのではないでしょうか?この子は、幸せな子所だと思います。
せっかく、高度な医療をおこなったのですから、手術した先生に、なんでも聞いてみましょう。その権利は、あなたにはあるのですよ。
2007/08/22 16:29 -
>白っぽい灰色
通常、白っぽい便は、膵臓という臓器に障害が
ある場合や、仔犬であれば、パルボという危険な
伝染病に感染したような際に見られます。
しかし、一度だけであれば、知らない間に
何かを口にしたのかもしれません。
一度、先生に相談されては如何でしょうか?
2007/08/18 09:45 -
>猫が痛がる時の反応とはどのような感じなのでしょうか・・
>先生が触って痛いものは、抱っこ等でも痛みを感じるのでしょう>か?
病院では、緊張している事があり、なかなか痛みが出ない
場合もあります。首の辺りから尾の方向へ、背骨に沿って両親指で押していくと、痛みがあれば、怒るか、筋肉をピクピクさせたりします。
ふらつくと言うのは、神経系か、心臓ですが、
先生は、神経系を疑っていらっしゃるのだと
思います。
心配であれば、MRI検査だともいます。最近は、
都内でれば民間の検査センターもできたので、
早期診断が可能ですよ。
2007/08/18 09:40 -
ご心配のことと思います。
肝臓は、臨床家にとって、本当に難しい臓器です。
肝臓の数値は、他の臓器疾患(副腎や糖尿病など)からでも
悪くなりますので、まずは、できる限り広範囲の血液検査が
重要です。次にエコー検査が重要だと思います。
そして、そこまで検査して疾患が特定されない場合、担当の先生のおっしゃる②の手順が一般的だと思いますし、ステロイド反応性の肝炎を疑う場合、①のような仮診断的な処方をすること
も多いかと思います。が、
担当の先生の①②の前に、できるとすれば、CT検査
だと思います。CTも万能ではないので、肝炎のような
疾患は、特定できませんが、腫瘍や肝硬変のような
ものであれば、特定できます。CTであれば、麻酔下で
数分で検査できます。千葉県には先ごろ民間のCT・MRI
検査センターができたので、先生に紹介してもらうとよいかと
も思います。ただ、非常にエコー検査に慣れた先生...2007/08/10 13:00 -
ご心配のことと思います。
文章からは、単に老犬の症状(筋肉の力がよわくなったっり
しておこるようなもの)にも思えますし、何がしかの神経症状
(頭の中の問題)にも感じ取れます。
一度、かかりつけの先生に相談してみては如何でしょうか?
2007/08/09 20:40