井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|162ページ目
全2438件中 1611 ~ 1620 件目を表示
-
フェロミアを使っていただいても全く問題ございません。鉄欠乏性の貧血には効果的です。しかし、処方されたサプリメントと併用した場合に、重複による弊害が出るといけません。投与量については獣医師と良くご相談下さい。鉄剤は一般的には副作用の少ない薬剤とされております。ただし鉄の取り過ぎは肝臓に良くないというデーターもございます。
もし今の治療により効果が認められない場合には免疫介在性など、他の原因も考えた検査が必要かもしれません。
お大事にしてください。
追伸
免疫抑制剤と副腎皮質ホルモンはそれぞれ単独で用いる事もあれば、併用する事もございます。交互に使う事によりそれぞれの副作用を起こりにくくする事もございます。
フラジールと言う抗原虫剤により上記薬剤の使用を減らす事が可能な場合がございます。効果が出る理由は不明なのですが、習慣的によく処方されます。
食事療法が維持の重要な鍵にな...2007/08/27 00:29 -
あまり緊急性はないと思われます。しかし、一度何かのついでに検便を受けられてはいかがでしょうか。
それから、色々なものを与えているようですが、食事と軟便との因果関係がないかどうか一度良く観察してみてください。人間は忘れやすい動物ですから、これに関しては食事日記を書かないと判別は難しいと思います。案外特定の食材を食べた時にのみ消化不良を起こしているのかもしれませんよ。
お大事にしてください。2007/08/26 00:12 -
状況から考えてやはり腎不全が始まりつつあると考えて妥当だと思います。腎臓の機能が低下いたしますと尿細管という腎臓の中の構造が弱体化してしまい再吸収という能力が衰えます。このため尿の量が増えてしまいますので、体はこの分だけ多く水を欲します。その結果飲水量が増えていきます。この状態を尿崩症と呼びます。水は飲みたいだけ充分に飲ませてあげてください。それでも不十分な場合にはさらに点滴が必要な場合もございます。
腎不全は一般的な病気とは違い、全く無症状の内から徐々に数年かけて進行いたします。このため、どこから腎機能低下が起こったかを突き止めることは出来ません。しかし、BUNが61であればもう尿毒症の進行を抑える治療を開始した方が良いと考えられます。
お大事にしてください。2007/08/26 00:06 -
ポメラニアンなどの超小型犬の場合、水様下痢が数日続いただけで重症の脱水や電解質異常が発症する事がままございます。特に夏場は大変危険です。点滴などによる補液は行っているのでしょうか。それから気になる事ですが、ワクチンはお済みでしょうか。未接種の場合にはウィルス性の下痢も疑っていかなければなりません。
痙攣自体は数年前からあるということですから、下痢との因果関係は考えにくいと思います。先ずは下痢の原因を突き止めて体液の損失をくい止める事が大事です。しかし、下痢の原因を診断するには時間が掛かる事もございますので、それまでの対症療法が、治療の鍵となります。
そろそろ入院治療も視野に入れなければならないと思います。入院が適さない性格の場合には、毎日の日帰り治療での補液が必要ではないでしょうか。
お大事にしてください。2007/08/25 23:51 -
あまり舐め過ぎるとむれてしまい、真菌症などの別の皮膚病を助長してしまう事もございます。
マラセチアと診断されたのであれば、治療を希望されてはいかがでしょうか。2007/08/16 23:31 -
色に関してはどうしても主観が入ってしまうのでなんだか判らないというのが率直な意見です。しかし、こう言ってしまいますとみもふたも無いので、あえて考えられる事をお話いたします。
①日差しが強くなって肌の色が濃くなった
②貧血を起こして皮膚の赤みが薄くなった。
③6月の時はアレルギーを起こし皮膚が炎症を起こしていた。
④皮膚や皮下組織が厚くなり毛細血管が透けなくなった。
何れにせよ安易にサプリメントには頼らずに一度獣医師の診察を受けましょう。きっとご心配には及ばないのではないかと思います。2007/08/16 23:28 -
この事に関しては実際に拝見しないかぎり治療方針は決められません。しかし、おそらく急ぐ必要はございませんので、かかりつけの動物病院の診察日待っても問題は無いでしょう。
それでもご心配であれば、今はお盆休みを戴かない動物病院も多くございますので、診察を受けると良いでしょう。
何らかの腫瘍も疑われますが、残念ながら診察や検査無く病名は推定できません。可能性のある物を無理に列挙致しますと、いたずらに飼い主の不安をあおるだけになってしまうと思います。
基本的には手術を受けるべきかどうかは検査によって考えていく事になります。
細胞診等の病理検査を行い外科的処置が必要な物なのかどうかを判定します。同時に血液検査やレントゲン検査などにより手術が可能な状態かどうかを判定いたします。次にその結果を踏まえて飼い主の方と我々獣医師との協議の上で手術が妥当かどうかを決定致します。
100%安全な手術も10...2007/08/16 23:11 -
14歳と言う年齢は人間で言えば70歳代に相当いたします。夏と言う時期は人間の想像以上に高齢犬にとっては厳しい環境です。
飼い主の方から見て明らかにいつもより元気が無く、歩く事もままならない状況で食欲も無いのであれば何かの病気を発症していると見て間違えはないでしょう。
もちろん単純に今年の夏の暑さが年齢的にこたえているだけなのかも知れませんが、何れにせよ一刻も早く病院へ行き検査を受け今の状況を改善しなければいけないでしょう。
お考えの通り内臓系の病気も疑われますが、この文章からでは情報が少なすぎ、何も推定できません。しかし、漠然としますが、可能性としては循環器系・泌尿生殖器系・呼吸器系の異常が疑われます。
お大事にしてください。2007/08/16 22:53 -
舌の画像が無いので、具体的な事は言えませんが、鋭利な物で切れただけであれば縫合により治癒する事が出来ると思います。しかし、切断された場合には、形成手術によりある程度目立たなくするのがやっとかもしれません。
いずれにしても時間が経ってしまうと治療成果に影響が出ますので、ご自身で早めに病院に連れて行ってください。獣医師との話し合い・治療計画に関しては飼い主と獣医師の間でのみ行なわれるべきです。
法律家ではございませんので、トリミングサロンとの間の納得のいく解決方法に関しては言及できません。2007/08/14 01:43 -
大変深刻な状態の様子ですね。これからの暑い日には飼い主の方もりょうちゃんも大変ご苦労が多い事と思います。結論から申し上げますと人間用の酸素を犬に吸わせても大丈夫です。
効果的かどうかは、呼吸困難が続く時間や頻度にもよります。使う事自体に問題はございませんし、万が一のためにも持っておくと良いと思います。ただし重要な事は酸素は一本で数分間分しか無いということです。過信してはいけません。また、車の中など高温になるところに置くと爆発や発火の恐れがございますので、細心の注意を払ってください。
毎日のように使用になる場合や必要時間が長くなる場合には、酸素テントと酸素発生装置のリースを受けたほうが安い場合もございます。場合によってはそれも検討したほうが良いかもしれません。
お大事にしてください。2007/08/14 01:33