井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|93ページ目
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手術を検討していらっしゃると考えて良いのでしょうか。
血液検査とエコーである程度推測する事も出来ますが、十分ではございません。
CTやMRIのある病院で、摘出が可能な状態であるかどうか・そもそも副腎腫瘍の可能性があるのかどうかを診断する事も選択肢の一つです。
病態によってはむしろ内科的療法の方が良い場合もございますので、一概には何とも申せません。
副腎は左右2つあるのですが片方が腫瘍化しているともう片方が委縮してしまっていることがよくあります。
その場合には摘出すると副腎から出るホルモンを毎日補充しないといけなくなります。また、手術自体も難易度は高い物です。
かかりつけの先生はその点を危惧されていらっしゃるのでしょう。
お大事にしてください。2018/03/14 02:49 -
ワクチンの効果はほとんどの場合2年以上続きます。
ただ、採血をして血清中の抗体価を測定しますと2年たつと十分な防御能力が疑わしい個体も出てきます。
今の飼い方であれば2年に一回でもおそらくは問題はないかと思います。
しかし、日本では長らくワクチンは1年に1回が推奨されていたために、ペットホテルや入院やトリミングを予約する時に、1年以内にワクチンを接種していない場合には断られる可能性が高いと思われます。
一番早くワクチン効果が衰える個体の安全性を確保すると1年に一回が望ましいと考えられるからです。
この辺の状況は地域やかかりつけの先生の考え方で異なります。よくご相談されると良いでしょう。
当院では緊急で他院で入院治療やペットホテルが必要になった場合のリスクを考えて、念のため1年に1回の接種を進めておりますが2年に1回のワクチンや抗体価を測定して時期を決定する飼い主の意見も尊重しております。2018/03/10 01:56 -
拝見しておりませんので咳がフィラリアによるものか僧房弁閉鎖不全によるものか、気管支炎や肺炎によるものかわかりませんので治療方針に関しては何とも言えません。少しでも症状に変化がある場合、特に咳に関しては重要な兆候なので主治医に相談しましょう。
一般的に心臓病で処方されるピモベンダンやACE阻害薬はコンセーブやアポキルと併用しても問題はございません。ご安心ください。
お大事にしてください。2018/02/28 00:25 -
- 質問カテゴリ:
- その他 / しつけ
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアピンシャー / 女の子 / 0歳 3ヵ月
子犬の育児という点から考えると間違っております。
例えばアメリカなどのペット先進国では2か月齢までは葉は犬と一緒に兄弟犬とともにワイワイ楽しく遊んでブリーダーとスキンシップをしている時期です。そのままペットショップに繋留されることなく飼い主の家庭に行き飼い主と母子関係を築いていきます。
日本でこれを実現する事は困難です。ただ、少なくとも飼い始めたら少しでも早く触れ合い、母子としての信頼関係をはぐくんだ方が情操教育上は得られるものがたくさんございます。
この時期の犬にとって1か月は人間の2年間に相当します。1週間が子犬にとっていかに辛いか、理不尽さが判ると思います。
では、なぜ迎えたばかりの子犬をケージから出してはいけないと指導されるのでしょうか。
ワクチンの効果も十分に出てきておらず免疫が不十分で感染の危険性がある。
家族皆でいじりすぎて疲れさせてしまう。
目を離したすきに思わぬ事故...2018/02/28 00:15 -
僧房弁閉鎖不全などの弁膜症でよく処方される薬です。
全身の血管の直径を広げて血液がスムーズに流れるようにし、心臓の負担を抑えや血液の逆流を防ぎます。
この事により弁膜症の進行にブレーキをかけて寿命を長くする薬です。
進行を抑える薬ですので、やめられないと言うよりも続けた方が良い薬です。
止めたい理由が副作用が心配という事であれば、かなり安全性の高い薬ですので心配しないで下さい。
飲ませにくいのであれば、同じACE阻害薬の中で色々な剤形があります。主治医の先生に聞いてみてください。
症状が収まらないのであれば、量や種類を再度検討して頂くと良いでしょう。
お大事にしてください。2018/02/27 15:39 -
今晩は。
場所から推測しますと右上顎の第4前臼歯の歯根膿瘍が考えられます。
歯根の状態を見て頂きましょう。
これが原因とすると放置しますと皮下に膿が溜まり皮膚が壊死脱落する事もございます。
この年齢は人間で言えばまだ60歳くらいです。
体の状態を心電図や血液検査で客観的に評価し安全と考えれば積極的に治療をした方が良いでしょう。
ただ、あくまでの写真からの推測で上顎のレントゲンを見ているわけではございません。全く別の病気の可能性もございます。獣医師に診て頂きましょう。2018/02/21 01:03 -
今晩は。
あくまでも写真からだけの判断ですので、診察した獣医師の判断を一番と考えてください。
私の主観としては指間ノギ症を疑います。
切開排膿洗浄ですぐに異物が摘出できる場合と、かなり奥や上の方に異物が登ってしまっていて異物が探せない事もございます。
完治には手術が必要になりますが病態や年齢を考えると軽率に提案はできません。
お大事にしてください。2018/02/21 00:49 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ノルウェージャンフォレストキャット / 男の子 / 0歳 11ヵ月
怪我の具合や外傷の深さが判りません。かかりつけの先生に伺った方が的確に判断頂けると思います。
ただ、人間用のシャンプーを使うよりは獣医師に最良のシャンプーを処方して頂いた方が良いのではないでしょうか。2018/02/19 22:58 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ノルウェージャンフォレストキャット / 男の子 / 0歳 11ヵ月
健康な皮膚には免疫のバリアーがありますのでカビは感染しにくい物です。
噛まれ傷やひっかき傷を突破口にして感染したり、他の皮膚病の痂皮などに二次感染する事が始まりであることが多いようです。
ですので怪我の化膿巣から真菌症(カビ)に病態が変化する事もございますし、最初から真菌症である事もありますし、アトピー性の皮膚炎で掻き壊したところから真菌症になる事もございます。
表在性化膿性皮膚炎のリングワームと真菌症の地図状に広がった病変は見た目だけでは判断しにくい場合もございます。
培養や顕微鏡検査やUV照射テストで鑑別して確定診断をしませんと診断はつきずらい物です。
お大事にしてください。カビはズーノーシスですので人間にも移ります。しっかりと治療しましょう。2018/02/19 00:05 -
呼吸器・循環器・咽喉頭の問題やアレルギーなど種々のケースで咳が出ます。
動物病院でレントゲン検査や心電図検査を受けましょう。
犬種と年齢を考えると僧房弁閉鎖不全による可能性が高いと思われますが、あくまでも疑われる病気の一つです。
この時期ですと動物でも花粉症がございますので同時にIgE抗体価の検査も行うと鑑別できます。
ワクチンに関してはどこが質問の部分なのかよく判りませんでしたので、答えを保留いたします。
料金の質問について
動物病院は自由診療ですので、病院により診療報酬は異なります。検査料金は病院に直接問い合わせると良いと思います。自由競争原理でむしろ人間医療より安くなってきている地域も多いようです。
アニコムやアイペットなどの保険にご加入頂くと人間のように3割負担あるいは5割負担で比較的安価に治療を受けることが出来ます。
お大事にしてください。2018/02/18 23:50