和泉谷 研 先生の過去の回答履歴一覧|12ページ目
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避妊や去勢を同時に行った方がよい手術と関係がない手術があると思います。例えば肛門まわりの腫瘍など去勢をすることによりその後の発生率を下げることができる場合などです。
今回の場合は避妊手術と膝蓋骨の手術ですが、病気として関係はないので同時に行う必要はないでしょう。簡単な処置であれば同時におこなってもよいでしょうが、膝の手術となると熟練度合いにもよりますが10分20分で終わるといったものではありません。
麻酔時間が長引くと麻酔のリスクがあがる可能性がありますので、できれば2回にわけることをおすすめします。
膝蓋骨脱臼にかんしては、小型犬であれば手術をしなくても体重が軽いため必ずしも歩けなくなるといったわけではありません。手術のタイミングに関しては専門医によっても意見がわかれるところです。体重の管理や段差の制限は行ってください。2007/03/17 16:35 -
- 質問カテゴリ:
- その他 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
無菌性結節性脂織炎とのことですが大変ですね。
いまのところこの病気に関してはあまりわかっていないのが現状です。2006年秋の学会の発表では絹糸だけでなく、吸収糸でも発症する上に、手術をしていない場合にも発症していることが報告されておりましたし専門家にも何が引き金となっているのかわかっていないようです。
前は絹糸が引き金になるといったことや、単一であれば手術で切除すれば再発しにくいなど報告されていましたが、どうも最近の報告では違うようです。
縫合糸反応の皮膚炎もあるようですが、今回の場合再手術でその後完治するかどうかはやってみないとわからないといったところでしょうか。
治療に関してはステロイドがメインとなってきますが、ご存知のようにステロイドには副作用があります。その子によって違いますが、年間の2/3の期間使用すれば3~4年ほどで大きな副作用があらわれることが多いです。
ステロイドの使用を減...2007/03/17 16:16 -
後肢の問題としては、小型犬であれば多い病気は膝の脱臼や靭帯の病気、股関節の脱臼などが比較的多いのではないでしょうか。
大型犬なのであれば股関節の病気が問題となることが多いです。
また椎間板ヘルニアなどもよくみられる病気です。
病院で診てもらってください。
2007/03/15 20:20 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
椎間板ヘルニアの診断についてですが、神経学的検査によりかなりのことがわかりますが確定診断をするにはCTやMRIをとる必要があります。
レントゲンでは慢性化しないと写らないことも多いです。レントゲンを撮る意味としてはヘルニア以外の感染などの病気の除外といったことになるでしょう。
ただ、椎間板ヘルニアの可能性が高く、飲み薬の治療がメインで、手術がまだ必要ではないのであればCT、MRIを絶対に撮らなければならないわけではありません。手術をするときには場所を特定する必要があるため、CT、MRI、造影といった検査が不可欠となります。
今の段階でそういった検査をしてはいけないというわけではありませんが、麻酔をかけなければならない、費用がかかるといった理由から、積極的に撮りましょうとなかなか言えないのも現状でしょう。
飼い主様からオファーがあれば撮ってくれると思います。
2007/03/13 19:17 -
一番下の乳房は他と比較すると少し大きく膨らんでいることもありますが、10歳という年齢から考えると十分腫瘍ということも考えられますので、一度病院で診てもらった方がいいと思います。
2007/03/13 16:44 -
原因はこれだけだはわかりませんが、あまりいい状態ではありません。今日もまだ食欲がなく、病院に行かれてないのであれば、すぐに病院に行って診察してもらってください。
2007/03/13 16:41 -
全身性のアカラス症ですか。大変ですね。
局所性で子犬の発症であれば、ほぼ完治するのですが、全身性となるとなかなか完治は難しいかもしれません。また一旦治療でよくなっても、繰り返す可能性もありますので、十分注意が必要でしょう。
通常でも半数のイヌに感染しているといわれていますので、症状がでるかどうかはその子の抵抗力に関係しているようです。抵抗力の低下の原因として肝臓など内蔵に異常がある場合もありますので、全身性の場合は血液検査をしてもらったほうがよいと思います。その場合、アカラスの治療ではなく原因となる内蔵の治療が必要となります。
もちろんなんの異常も発見されない場合はアカラスの治療をしていくことになります。
第一選択としては今されているようにイベルメクチンの内服になります。
ミルベマイシンの軟膏なども報告されていますがあまり効果はないようです。
イベルメクチンの内服で効果がない場合はドラ...2007/03/13 16:35 -
皮膚病はどの病気も似たような症状になるので、しっかり検査をして原因を診断することが重要です。皮膚を掻き取りダニがいないか確認したり、湿疹の部分をスライドグラスにとって顕微鏡で細菌やカビがでていないか確認するなど検査をしてもらいましたか。
こういった皮膚病とアレルギーとは見た目だけでは鑑別できないことが多いのでしっかり検査して、病気の除外を行うことが必要です。
アレルギーの中でも食物に原因がある場合(人でも卵、そばなどででることがありますよね)、その原因の食物を含まない食事にすれば症状は治まってきます。今食べていただいているアレルギー用フードが原因物質を含まない食事になります。
もしその食事だけで症状がおさまれば、食物アレルギーの診断になりますが、原因を調べるには、それからひとつずつ食物を与えて、症状がでるかどうかで特定していくことになります。
もう一つのアレルギーはアトピーになります。...2007/03/13 14:04 -
効能外使用になりますので自己責任で使用することになりますが、ネット上で答えられた情報を信用して薬をのませることは危険なことだと思います。
お近くの獣医師にご相談ください。2007/03/12 10:28 -
これまでワクチンをうって調子をくずしたことがないのであれば、特に心配することはないと思います。同じワクチンであればワクチンのアレルギーを起こす確率も高くないでしょう。
またアナフィラキシーなどは非常にまれですので過剰に心配する必要はないでしょう。
ただ心配なのであれば、アレルギーを起こしにくくなるように処置をしてからワクチン接種する方法などもありますので病院で相談してみてはどうでしょうか。
また信頼できる病院がないのであれば、納得がいくまで病院をさがされたほうがよいのではないでしょうか。実際、診療にあたるのはネット上の獣医師ではないのですから。2007/03/12 10:23