杉浦岳 先生の過去の回答履歴一覧|28ページ目
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こんにちは。心配ですね。
レントゲンでの肺の腫瘤病変は、本当にがんなのか、がんのばあい「肺がん」なのかそうじゃないのかといったところが問題になるでしょう。
治療方法は、それがなんなのかをはっきりさせないとわからないことなので、肺のどの部位にできているのかにもよりますが、針生検(細い針を刺して中身を採取する)が最も負担が少ないかもしれません。
また、全身麻酔は必要になりますがCT検査が可能であれば、どのようなものなのか、ひとつだけなのかレントゲンではわからないような小さなものが複数あるのかなど、有用な情報を得ることができます。
可能であれば上記のようなことを済ませた後で、もしくはそれが不可能な場合は検査と治療を兼ねて、手術で積極的に腫瘤を切除する方法も考えられます。単発の腫瘤の場合は取りきれば長期間の予後が期待できる場合もあります(しかし、慢性腎不全で皮下補液が必要な状態でそこまで...2011/02/16 17:56 -
こんにちは。
術後色々大変ですね。
去勢手術は、猫の手術としては比較的短時間で痛みも少ない手術と考えられますが、手術に際して病院に1〜2日いなくてはならず、普段と違う環境で(猫にとっては)怖い体験をするわけですから、帰宅後に普段と様子が変わったりすることはあると思います。
鳴き声が体調不良を訴えている場合もありますのであくまで健康状態に問題がなければですが、それほど心配する状態ではないと思います。普段どおり人間が生活していれば徐々に落ち着いて収まる場合もありますし、今の行動が普段のトラちゃんの行動になってアタリマエのことになっていったりする場合がありますが、何かで矯正しなければならないような行動でない限りはそのままで問題ないと思います。
もちろん体重の変化や体調の変化には注意し、気になることがあれば獣医師の診察をうけてくださいね。2011/02/16 17:00 -
はじめまして。
猫は、外にいる猫の場合(少なくとも日本では)かなりの確率ですでにウイルスを持っている(感染している)可能性があります。すでに症状が出ている場合もあれば、保護して数日の潜伏期間を経て症状が出る場合もあります。
それから、猫のワクチンは、ワクチンの種類によっては接種後に軽い症状が見られる場合もあります(弱毒生ワクチンというものの場合がそれに当たります)。
人間のワクチン同様、体調の悪い時にワクチンを摂取すると悪影響が出る可能性があります。また、猫のワクチンでは、抵抗力をあげて治りを良くしたり症状を軽く済むようにする効果を期待して注射をすることもありますので、接種後に症状が見られてもきちんと対処してあげることで症状が収まることも考えられます。
いずれにせよ保護猫であること、ワクチン接種後症状が出ていること、現在の症状などを(言葉の壁は仕方がないとしても)きちんと伝えた...2011/02/11 11:46 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードプードル / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
マウンティングや行動の問題は去勢だけで済むこともありますが、その原因によっては解決しないこともあります。本気で噛むほどの行動が見られる場合はきちんとした行動治療が必要で、そうした治療を行っている獣医師、あるいは専門のトレーナーなどの協力が必要だと思います。そして、それらの行動治療を行うに当たっては去勢が必要になることが多いでしょう。「去勢で治る」というよりは「去勢により行動治療が行い易くなる」と考えていただいたほうがいいでしょう。
また、そもそもの原因が雄性ホルモンにある場合でも、その行動を続けているうちにホルモンと関係なくマウンティングなどの行動を取るようになる場合もあります。そのため、去勢時期が遅ければ遅いほど、去勢の効果は低下すると考えます。
そもそも、家庭犬が幸せに長生きするためには若いうちの去勢/避妊は必須であると考えます。獣医師に相談の上、行動治療や去勢...2011/02/11 11:41 -
こんにちは。心配な状況ですね。
血小板は血液を止める働きをする重要なもので、これが不足すると全身で出血が起きやすくなり、命に関わる問題が生じる可能性があります。
特に血小板減少症以外の問題がないのであれば、免疫介在性血小板減少症という疾患の可能性が高く、免疫抑制剤やステロイド剤を用いた治療を行うことになります。貧血が血小板減少症によるものか、もしくは「免疫介在性溶血性貧血」を併発しているのかによりますが、いずれにせよ貧血が伴っているのは要注意です。進行すると命に関わる病気ですが、どんなに徹底的に治療しても病期の進行を止められないこともある病気のため十分に獣医師と話し合い、治療を進めていくことが必要です。
輸血は、根本的な治療にならない上に免疫介在性疾患の場合は病態を悪化させることもあり要注意です。しかし貧血が進行するとそうは言っても輸血しなければその場をしのげないこともあります。
...2011/02/09 13:13 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常 / 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
下痢や嘔吐はいろいろな病気で最初にみられる症状です。軽度の胃腸炎のこともあれば、命に関わる疾患の前兆ということもあります。初めの診察の時点で「重症ではない」と判断されてお薬が出ている場合、言われた通りの食事やお薬で改善がなければ、当初考えられていた病気より重度の疾患の可能性があります。
あまり具合が悪くならないうちに再度病院に相談されることをおすすめします。2011/02/09 13:07 -
はじめまして。
まず、尿中に出る結晶にはいろいろな種類のものがあり、それぞれに合うフードがあります。病院で尿検査したときにどのような種類の結晶か説明がありませんでしたか?
尿中に結晶ができるのは、体質やフードの種類、膀胱炎などの感染症等様々な要因があります。w/d以外のものを一切食べていないのであれば(おやつ類含む)、w/dでは消えない種類の結晶が出ていたり、w/dがフランちゃんに合っていなかったりするのかもしれません。大切なのは、そのフードを食べている状態で繰り返し検査をしてもらい、きちんと結晶が消えるかどうかの確認をすることです。
見た目にきれいな尿でも結晶が出ていることは結構あります。
また、一種類の結晶が出なくなったと思ったら違う種類の結晶が出ることもあります。
トイレのマットに結晶が見えるほどであれば相当な量が出ていることになります。場合によってはそのトイレマット自体を持って行っ...2011/02/09 13:04 -
高齢なこともあり、心配ですね。
文章だけでは詳しい状況がわかりませんが、脳やバランスを取るための前庭といったところの疾患の可能性が考えられます。まずは一度獣医師に診察してもらい、考えられるものにはどのようなものがあるのかを確認しておいてください。早く対処すれば治るものが、様子を見て悪化してしまうというのは避けたいものです。
その上で、これからどのようにしていくかを考える必要があるでしょう。
2011/02/08 16:05 -
こんにちは。
皮膚病は様々な原因で起こりますがその症状はかゆみやフケ、脱毛など似ており、実際に診察してみないとなんとも言えません。
その上で、いろいろな検査を行って引っかかるものがなかったということを前提にすれば、アレルギー性の皮膚炎の可能性は高いでしょう。残念ながらアレルギー性皮膚炎やアトピーは血液検査などで診断することができないため、他に考えられるものを一つ一つ除外していった上で診断にたどり着く事になります。
アレルギー性皮膚炎は、食べ物が原因で起こるものとその他環境中のものが原因で起こるものとあります。原因が特定出来ればそれを避ければいいわけですが、なかなかそれがうまくいきません。今たべている今の食事に変えてから2ヶ月以上経過していれば(そして、z/d低アレルゲンとz/d用のおやつと水以外何も口にしていなければ)、少なくともジャガイモがアレルギーを起こしていない限りは食べ物が原因と...2011/02/05 13:34 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
扁平上皮癌は浸潤の強いがんのため、通常は腫瘍から一定の距離(マージン)をとって切除します。爪付近にできた場合は指や場合によっては脚を犠牲にしなければならない場合もあるかもしれません。
手術の際には骨も含めて切除したとありますが、「手術前からあった腫瘍の周りのキズが開いている」というのは、腫瘍自体はすべて取り切っていないという意味でしょうか。この腫瘍の周りの病変は場合によっては腫瘍の一部ということも考えられますから、その場合は「取り切れていない」ということになります。
手術の際、おそらく「病理組織検査」というものを行っているはずで、その検査により腫瘍を全部取り切っているか、残っている可能性が高いかどうかがある程度わかるはずですので、一度その検査結果を見せてもらってはどうでしょう。病院によってはコピーなど渡されているかもしれません。
いずれにせよ、足の痛みがそれと関係...2011/02/05 13:20