杉浦岳 先生の過去の回答履歴一覧|27ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。
まず、maronちゃんが妊娠していたのは間違いないでしょうか。生後4週間で整復手術とありますが、この時期であればすでに骨や心臓が確認できる状態のはずです。手術前にはこれらのものが確認できていたのでしょうか。もし確認出来ていなかったのであれば、「妊娠していなかった」可能性があるでしょう。
もし当初は骨や心臓が確認できていたのに予定日一週間前に確認できなくなっているのであれば、すでに死産で子宮内で吸収されてしまっているのかもしれません。アリジンを正しく使っているのにでないのであれば、そもそも胎児ではない可能性があります。
子宮内の液体は、子宮の水腫などでも見られます。アリジンで排泄されてもまた貯留することがあるのかもしれません。それが問題になるものなのかどうかは実際のエコー検査結果などを見ないとわかりません。
これらの点について、再度かかりつけの先生とご相談されてはどうでしょ...2011/03/02 18:38 -
こんにちは。
皮膚の肥満細胞腫はで浸潤するものは厄介ですね。よくよく相談して治療をすすめるといいでしょう。
一般的に、皮膚の肥満細胞腫に最も有効な治療法は完全な切除です。腫瘍がどこまで浸潤しているかわからないため、一度の手術で取りきれなかった場合は可能であれば再度手術をして広範囲に取り除きます。
出来ている場所や大きさによってこれが難しい場合、局所的な治療としては放射線治療が行われることが多いでしょう。放射線治療は特殊な設備が必要なためどこでもできるわけではありませんが、東京であれば複数の施設が利用可能と考えられます。
また、抗癌剤の投与も有効とされています。定期的な抗癌剤の投与を一定期間行うことで、体内のがん細胞を駆逐します。ただし、ステロイド剤の投与により抗がん剤の効果が低下する場合があるため、現在の投薬との兼ね合いを考える必要があります。
ステロイド剤の単独投与が今のマ...2011/03/02 18:24 -
こんにちは。なかなか大変な状況ですね。
もし今の吠えて噛むという行為が「視力がないため」であれば、触る前に声をかける、急な動きをしないなど、あんずくんがびっくりしないような方法を取り少しずつ慣れていくようにするしかありませんね。
でも、こうしたことをすでに試した結果であれば、それは脳神経障害による行動の変化かもしれません。どのような疾患でどのような治療をしているかわかりませんが、主治医の先生にその状況を説明し、必要に応じてお薬でコントロールが出来るかもしれません。場合によって人間の認知障害のようなことも考えられます。
上手く付き合っていけるといいですね。2011/03/02 18:18 -
はじめまして。
まず、お話の症状だけでIBDを疑うのは少々飛躍していると思います。確かにIBDでは「吐く」という症状がありますが、そもそも吐くという症状がいろいろなことで見られすぎます。それを調べる為に内視鏡検査や開腹は確かに有効かも知れませんが、その前にもっと負担の少ない検査や処置がいろいろできるはずです。
まずはビニールなどの異物を食べてしまわない環境づくり、糞便の検査、食事の変更などです。そうした過程を経て、それでも必要であれば内視鏡検査や開腹を検討します。
今の時代、ネットなどでいくらでも情報が得られますが、本当に有益なのはごく一部です。言葉だけに頼りすぎず、きちんともーちゃんを診て、触ってくれる獣医師のいうことを聞いてみてください。わからなければ聞いてみてください。それが一番信頼できる情報です。
この仕事をしていると、中途半端な情報が如何に罪かを痛感します。ネットの情報をこ...2011/02/24 08:51 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。心配ですね。
まずはっきりさせなければならないのは、免疫介在性溶血性貧血と免疫介在性血小板減少症があるということです。これはその名の通り、免疫介在性に貧血が起こるか、血小板減少症が起こるかの違いです。貧血は程度により即命に関わりますが、血小板減少症は出血しやすくなるものの手術や事故がなければ"即"命に関わることはありません。しかし原因が免疫介在性であればきちんとした治療をしないと命に関わる問題が生じます。
また、エバンス症候群という、免疫介在性に貧血と血小板減少症が同時に起こる病気もあります。
ですから、今回の場合はまず血小板減少症が問題なのか、貧血が問題なのか、それに加えて免疫介在性なのかが問題になります。
それを踏まえた上でご質問にお答えします。
①こんなにも薬の反応が悪くなるのには何か原因があるのでしょうか。また今回、赤血球が減少していたのは、免疫抑制剤の副作用でし...2011/02/24 08:36 -
こんにちは。
1.年齢と症状、血液検査で異常がなかったというところから、一番疑われるのは脳内の異常だと思います。腫瘍かどうかはわかりませんが、外側からの検査が難しい部位になりますから、どこまで検査するか、どういう治療をしていくかはよくよく話し合われる必要があるでしょう。
2.薬の影響で寝たきりなのか、脳内の異常で寝たきりなのか、場合によってはその判断が難しい場合もあります。通常ホリゾンの効果は数時間なので、脳内の異常による症状なのかもしれませんね。この場合、寝たきりのまま意識が回復しないこともあります。
3.自力で採食できなければ、チューブで胃に食事を入れたり、血管からの点滴で栄養補給したりといった方法があります。しかし根本的な現在の状態の回復というわけではありませんので、長時間入院してこれらの処置をしたほうがいいのかどうか、先生話しあってください。
上手く意識が戻り、食事が取...2011/02/19 14:36 -
はじめまして。
いろいろな検査でもはっきりした異常が見つからないようですね。
残念ながらすべての病気で血液検査やレントゲン/超音波検査で異常が見つかるわけではなく、いろいろ調べてもなかなかはっきりしないことがあるのも事実です。しかし、肥満気味の猫は数日食べられないだけで命に関わる状態になってしまうこともあるため、このままというのは心配です。
まず、もし時間のかかる病院まで行くことが可能なのであれば、今かかられている先生に相談してより詳しい検査や治療をすることが出来る病院を紹介してもらってはどうでしょうか。きちんと紹介してもらえばこれまでの検査結果や治療経過も含めて二次病院で観てもらうことができ、同じ検査を無駄に繰り返す必要がなくなります。また当てずっぽうに別の病院に行くより、消化器系に強い病院など、今の状態にあった病院を紹介してもらえる可能性もあります。
もしそれがあまりに遠くて...2011/02/19 14:22 -
こんにちは。心配ですね。
実際の状態を見ていないのでなんともいえませんが、乳腺の炎症であれば抗生物質で小さくなったり改善が見られることがあります。全く変化がなければ乳腺腫瘍の可能性が高くなります。
乳腺腫瘍には「良性の乳腺腫瘍」と「悪性の乳腺腫瘍=乳癌」がありますが、猫の乳腺腫瘍は残念ながらかなりの確率で「乳癌」です。
1週間して変化がなければ、まず最初に大切なのはその触れるものだけが問題なのか、外に問題がないのかのチェックです。小さな乳腺の腫瘍がすでに体の中に巨大な転移病巣を作っていることもありますから、レントゲン検査や超音波検査、血液検査などで全身のチェックをします。
もし乳腺の「小さな」しこりだけが問題であれば、少しでも早くそれを広範囲に切除することが必要です。切除したものは病理検査に出して乳癌かどうかの検査をしてもらってください。もし乳癌であればどのようなタイプのものな...2011/02/19 14:15 -
はじめまして。
まず、プチちゃんについてですが、症状だけから同じ病気であると判断するのは危険です。似たような症状を起こす病気はたくさんあり、治療法が全く正反対のものもあります。もし体調が心配であれば、プチちゃんもきちんとした検査を実施されるといいでしょう。
ラスティーちゃんの血液検査の結果を拝見すると、たしかに腎臓に関係する数値の上昇が見られます。診察された先生が慢性腎不全と診断されたのであれば間違いないでしょう。
慢性腎不全は3つの病期に分類され、血液検査で異常が見られる状態は少なくとも第2期、当初受信した「異変」の内容によっては最も進行した第3期の可能性もあります。つまり、ある程度進行した慢性腎不全であるといえます。猫は濃縮した尿を作る生活を送っているため、比較的腎臓疾患が多く見られる動物です。
腎臓は「治る」臓器ではないため、その治療は残された腎臓の機能を有効に、長期間使うこと...2011/02/17 12:26 -
こんにちは。
完治したように見えた眼が「飛び出した」というのがどういう状態なのか、文章だけでは分かりづらいですが、その時点で眼圧がすでに上昇していた可能性はありませんか?
眼圧の上昇により眼を傷付けやすくなったり、痛みや目やに・涙などがたくさん出たりといった症状が見られます。基本的には「目が大きい」=「眼圧が上昇している」ということだと思いますが、眼圧測定はされていますか?
眼が今の状態になっている理由にもよりますが、ステロイドが原因で眼圧が上がるということは考えにくいでしょう。むしろ大元の原因に対してステロイドがきちんと効いていない(あるいは効いているが治りきっておらず投薬を中止するとまた悪化する)ことで眼圧が上がるほうが多いでしょう。
なお、左目の異常とのことですが、片目の異常であちこちぶつかるようになるとは考えにくいため、右目にも何らかの問題が生じている可能性があります。
...2011/02/17 12:12