杉浦岳 先生の過去の回答履歴一覧|30ページ目
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はじめまして。
まず、あくまで今の体重が病気のせいではなく「肥満」であるということをご確認ください。病気の中には体重が異常に増えるようなものもあり、これを無理にカロリー制限すると問題が生じる場合もあります。これはかかりつけの先生にご相談されればわかるでしょう。
それから、減量用の食事の量についても、食事の種類によっても量は違いますから、かかりつけの先生に相談されるのがいいと思います。そのコそのコでどの程度までカロリー制限をするかについては若干の違いがあります。
それらを踏まえた上で、まず本来3kgでいい猫が6kgあるということは、単純に理想体重の200%ということですよね!体重50kgが標準の人間が100kgあるのと同様とお考えいただければ、どれだけ重度の肥満なのかがおわかりいただけるかもしれません。
一般的に太っているネコちゃんの減量のためには、「理想体重」をもとにして食事の量を考えます。つま...2011/01/19 10:05 -
こんにちは。
急に歩き方や行動がおかしい時には救急病院へ連れて行って正解です。そのまま放置して万が一すぐに収まらないような病気ということもありますし、異常が見られてできるだけすぐに血液検査などを行い「異常がない」事を確認しておくことは非常に重要だからです。その意味では、救急病院へ連れて行った事自体は非常に意味のある物だったといえます。中途半端な知識で「様子をみる」事をしなくてよかったです。
さて、時々「犬でも脚がしびれますか」という質問を受けることは確かにありますが、残念ながら普通に生活している犬の脚が「しびれる」ということは、多分ないでしょう。多くの場合何らかの原因が特定できます(中にはできないものもありますが)。
今回の症状はお話を聞く限りは脳の疾患(てんかん含む)をまず疑います。そうした行動(おそらく発作)の頻度や程度にもよるでしょうが、一度きちんとMRIなどおこなっておくほう...2011/01/19 09:55 -
はじめまして。
いわゆる嘔吐(吐く行為)は、通常それほど頻繁に見られることはありませんが、それでも時々見られることがある異常な行動の一つです。しかしそれが「血を吐いた」となると、それは通常簡単に起こるようなことではないと思われます。
どのような疾患を疑い、どのようなフードからどのようなフードへ変えられたのかがわかりませんが、少なくともその時に診断した獣医師に今回のことを伝えておくべきだと思います。獣医師は食事の変更により改善するかどうか「診断的治療」をしている可能性があり、食事の変更後も症状が出たり悪化したりするようなら何か次の手を考えている可能性があります。
実際には単純なレントゲン撮影をて結果に異常が見られなければ、バリウムなどによる造影検査、血液検査、内視鏡検査などの追加検査を行うことが考えられます。
ぜひ一度獣医師と連絡をおとりください。2011/01/19 09:48 -
こんにちは。
避妊手術の方法について、卵巣摘出術あるいは卵巣子宮全摘出術は、病院により、あるいは獣医師により考え方がまだいろいろあり、それぞれの先生がこだわりを持ってやっている部分です。
実際に卵巣摘出を100%きちんと行えば、子宮蓄膿症は起こらないというのが最近の主流になりつつあります。その一方で、卵巣から出るホルモンと同様のものが卵巣以外から出ることもあったり(病気により)、子宮が残ることにより子宮関連の(子宮蓄膿症以外の)病気になることがあったりするのも事実です。
個人的には卵巣子宮全摘出術をおすすめしていますが、これは以下のような理由によります。
1.たしかに卵巣のみ摘出のほうが傷が小さくなりますが、人間と違い犬では傷跡の大きさが問題になることが稀であり、またこの程度の違いであれば傷が治るまでの時間には殆ど差がないこと
2.慣れた術者が行えば、卵巣子宮全摘出術を行っても時間的...2011/01/15 16:47 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 猫 / アメリカンショートヘア / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。
下痢が続いているようで心配ですね。
きっかけが仔猫が来たことであれば、ストレスなどの可能性は否定できません。猫は基本的に集団生活が嫌いですから、新しい猫の存在がストレスになることは十分ありえます。この場合、直接の接触だけがストレスとは限らないため注意が必要です。今まで自分がいた空間に他の猫が入るだけでも非常に強いストレスを感じる子もいますし、鳴き声だけでも嫌がることもあります。
それから、猫の場合は便の中に虫が見つかる病気だけでなく、ウイルス性の疾患なども下痢の原因になります。特に猫で問題になるのは、猫エイズや猫白血病、猫コロナウイルスといった目に見えない(そしてすぐにははっきりした症状が出づらい)病気です。新しいネコちゃんがこうした病気を持って家に来ると、これまでいたネコちゃんに写って問題を起こすことがあります。これらの病気は血液検査で有無を判断しますが、生後4ヶ月...2011/01/13 09:54 -
こんにちは。
なかなかむつかしい症状のようですが、体重が猫で1kg以上減るというのは(特に1〜2ヶ月で)普通ではありません。要注意です。
まず、血液検査とレントゲンで「異常がない」病気というのはたくさんあります。特に今回の場合正常値が84のところが170と倍以上あるわけですから、本当にそれが問題ないものなのかどうかの判断も難しいところだと思います。血液検査をどのくらいの数行ったのかやレントゲン写真の結果がわかりませんので、それ以上詳しいことはなんともいえませんが。
食べたものを全て吐いてしまったり、繰り返し吐くような場合は、より詳しい検査を行う必要があるでしょう。様々な病気でみられる症状であるため、そこから絞り込んで病気にたどり着くにはより詳しい検査が必要です。もちろんIBDも可能性はありますが、ここまでの内容からその病気を「強く疑うか」と言われるとまだなんとも言えない状態です。血液検査とレント...2011/01/13 09:46 -
こんにちは。
まず、血液検査やレントゲン検査など一般的な検査で特に問題がなかったということを前提にお話を進めさせていただきます。痛みや苦しみについては、検査で分かる異常をまずきちんと探し、あれば治療してあげることが必要だからです。
18歳の柴犬ということで、痴呆症の可能性は十分あると思いますが、体が左に曲がった状態なのは気になる症状です。立たせたときに頭が傾いたようになっていませんか?左下にして傾いているのではないでしょうか。もしそうであれば、可能性として脳内疾患(脳梗塞や脳腫瘍、脳内出血など)も考えなければならないかもしれません。これはCTやMRIといった画像診断で判断できますが、どこの病院でもできるというわけではありませんし、全身麻酔が必要な検査にもなりますから、あくまで他の可能性がない場合に、必要に応じて行う検査と言えます。しかし現在のこのコの症状がどこから来ているのかを最もきちんと...2011/01/13 09:41 -
こんにちは。まだ1歳なのに大変ですね。
下痢の原因としてそちらでは回虫などメジャーじゃないのでしょうかね。
症状から違うと判断するのかな?こちらではまず最初にやる検査のような気もしますが・・・。
さて、Z/Dは「食事性アレルギー疾患」のためのフードです。食事性の皮膚炎の場合に使いますが、食事性の腸炎を疑うときにも与えることがあります。この場合、Z/Dと水以外のものを一切あげない状態で1.5〜2ヶ月を過ごす必要があります。そうしないとせっかくZ/Dをあげる意味が無くなってしまいます。
って、このあたりの説明は獣医師からフードを処方される際に説明がないのですか?
食物不耐症や食事性アレルギーといったものは下痢や吐き気、皮膚炎などの原因にもなります。それが「あるかどうかを確認するためのフード」ということになりますから、症状や他の検査からそういう病気を「疑う」場合に「診断的治療」として行うのです。
...2011/01/13 09:31 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 性別不明 / 年齢不明
実際に見てみないとなんとも言えないので、あくまで一般論としてお聴きください。
猫の爪は層状に重なっています。爪とぎをするとさやのように古い爪が剥がれ、中からあたらしいつめが出てきたりします。この層状のものがうまく剥がれないと、そのまま太い爪のように長くなっていくことがあります。
この爪を切ると、場合によって外側が剥がれて中から新しい爪が出てくるかもしれません。一度大丈夫になってしまえば平気なこともありますし、またなる場合もありますが、こまめに爪切りをして上げれあば問題ない場合が多いでしょう。
放置すると巻いて自分の足に刺さるくらいになっちゃうので、あまり伸ばし過ぎないほうがいいでしょう。
私のイメージしているものと違うかもしれませんので、爪を切ってみても特に変化がないようであれば一度病院で診てもらうほうがいいでしょう。
改善することを願っています。2011/01/04 18:10 -
はじめまして。
「胸が真っ白になる」には、大きく分けて「肺の中に水が溜まっている場合」と「肺の外の胸の中に水が溜まっている」場合とがありますが、どちらという説明がありましたか?上記の文章だけから判断すると「胸水」という、「肺の外の胸の中に溜まる水」の可能性が高そうですが。
胸水の場合、なっている原因により回復する場合もありますししない場合もあります。
呼吸が苦しいと自分で楽な姿勢をとりたがり、寝ているよりも立っている方が楽そうにする場合もあります。あまり無理な散歩はおそらくやめておいたほうがいいですが、たって動くことが苦しいのでなければ外へ連れ出したり擦る程度なら大丈夫だと思います。
いずれにせよ、見た目の調子以外に胸の中の水の状態もチェックしていく必要がありますから、定期的に病院でレントゲンを撮ったりしてもらってくださいね。超音波検査ができるとより詳しい状況がわかるかもしれませ...2010/12/30 15:16