だいじょうぶ?マイペット

原因不明 突然死

質問カテゴリ:
ケイレンをおこす / 熱が出る / 吐き気

対象ペット:
/ スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
新潟県 / mrtrさん

 
2007/11/09 15:06

はじめてご相談させていただきます。明日ちょうど4歳の誕生日を迎える予定の2頭の男の子のダックスを飼っていました。(去勢済み)
2頭は兄弟で、生まれたときからいつも一緒に過ごしてきました。
ですが先週の土曜日(11月3日)1頭のほうが突然亡くなってしまいました。
毎日ご飯は朝晩2回(ドックフード)、散歩は夕方1回30分程度で、その日もいつもとかわらず元気に過ごしていました。
その日の朝ご飯はちょっと遅くなりお昼ころになりましたが2頭とも残さず食べました。
夕方4時半に散歩に行き、いつもどおり2頭とも喜んではしゃいでいました。ウンチも固めの良いウンチでした。
散歩の際はいつも川の堤防に行って、堤防下の広い原っぱのところでリードをはずして自由に遊ばせていました。
家に帰ってからも部屋の中で2頭でじゃれあったりして具合悪そうな様子は見られませんでした。
夜8時過ぎに夕ご飯をあげようと思い用意していたら、突然嘔吐しました。
うす茶色で昼に食べたと思われるドックフードのふやけたみたいな固形物がたくさんでてきました。たまに嘔吐する事もある子なのであまり心配には思いませんでした。汚物を片付けていたらまた別の場所で嘔吐してしまいました。勢いよくいっきにバーっと。いつもはおなかをゲップゲップさせながら吐くのにこんな吐き方は初めてだったので少し心配になりましたが吐き終わったらケロっとしていたので安心していました。
その約10分後くらいに様態が急変し、突然狂ったように今まで出したことのない声で鳴きながら部屋の中を柔らかなウンチをもらしながら走りだしました。そしてバタリと白目をむいて体をのけぞりながら気絶してしまいました。
ビックリして抱きかかえながら名前を呼びつづけたらすぐに意識はとりもどしたけれど、もだえ苦しむようにひきつけをおこしたままです。すぐに病院にむかいました。(家から20分くらい)
とちゅう体をそりかえらせながら2,3回気絶しました。口から泡は出ていません。かなり口に力が入っていたので舌をかまないようにむりやりこじあけタオルをかませました。
やっと病院に着いて、まず酸素マスクと痙攣を落ち着かせる注射を打ってもらいました。
普通はその薬でたいてい落ち着くらしいのですが症状は以前かわらずまだ苦しいままです。何回か注射してもぜんぜんおさまりません。(発作が始まって1時間以上はたっています)点滴もしました。普通の量よりかなり多く注射したと先生が言っていました。抗生剤の注射も合わせて合計5、6回くらい注射しました。
やっとひきつけがおさまってきたみたいだけれど、落ち着いてきたというよりぐったり今にも息絶えそうな感じに見えました。
目は瞬きもせずあいたままで、私の顔は見えているかどうかはわかりませんでしたが一点をボーっとみているかんじでした。そんな状態でも名前を呼ぶとよわよわしくしっぽを動かそうとする素振りをみせました。
熱を測ったら42.2度の高熱があり、先生はこんなに高い熱は初めて見たと言っていました。熱をさげる薬をおしりに入れて5分くらいで下がるだろうと言われましたがいつまでたってもずっと42.2度のままです。
散歩の際、何か毒でもたべてしまったのか?のどに何かつまらせてしまったのか?脳腫瘍?がん?・・・いろいろ先生に聞いてみたけれど、先生もさっぱり原因が分からないと言われました。
原因をありとあらゆる方法で調べてほしいとお願いしても、都会の設備の整った救急病院と違い調べようがないと言われ、酸素マスクをつけたまま、よわよわしく息をしてる姿をじっと見守ってる事しかできませんでした。
願いも届かず、家で発作がおきてから約2時間後に、苦しさと闘いながらついに命尽きてしてしまいました。
心臓は呼吸が止まってからも最後まで脈打っていました。息をひきとった後もしばらく体が熱いままでした。
あまりにも突然で・・・いったい何の病気だったのでしょうか?前兆を見逃していたのでしょうか?
先生は「熱があったという事は何かの感染症だったのかもしれない」と言っていましたが、遺体の血液検査もしてもらえず結局原因不明のままです。
もし、何かの感染症だったとしたら、もう1頭のタルトの事も心配で先生に相談したところ翌日予防注射を打ってもらいました。できれば他にもいろいろ検査してもらいたかったけど、最新設備があるわけでもなく、先生もそこまでしなくてもたぶん大丈夫だろう・・という考えだし、いままで信頼していた優しい先生なのであまり強引にお願いするわけにもいきませんでした。
でも、いつまた突然タルトまであんな発作が起きたらどうしようと毎日不安でたまりません。
タルトは最愛の相棒をなくして寂しがっている様子はありますが、今のところそれ以外は少し食欲はないけど、ウンチもおしっこも正常です。熱も38度台で平熱です。
他の病院で検査してもらいたいとも思っていますがどこも簡単には検査してもらえないのでしょうか?私の住んでいるところは小さな田舎町で近くに大きな病院はありません。やはり設備の整っている病院でなければできない検査なのでしょうか?
突然の愛犬の死でしばらく何も考えられなかったのですが、残されたタルトにとって最善の方法を考えてあげれたらと思ってます。
そしてこのサイトを知ることができ、何かアドバイスを頂けたら幸いです。
長くなってしまい申し訳ありませんが、先生方のご意見お聞かせくださいますよう、どうぞよろしくお願い致します。
2頭とも年に一度の混合ワクチン、狂犬病予防は欠かした事はありません
。フェラリア予防も毎年しています。











 

中毒をうたがいたくなる症状ですが、たしかに42度の体温は、高すぎると思います。近くに獣医科のある大学病院でもあれば、解剖してもらうことが、ベストだと思います。

投稿者 mrtr さん からの返答

早々の御回答ありがとうございます。
遺体は火葬してもらったので解剖はできませんが、今日タルトの血液検査をしてもらいに行ってきました。
結果、異常なしとのことで、少しはホットすることができました。
しばらく様子をみながら見守っていきたいと思っています。
アドバイスありがとうございました。

こんにちは、marontarutoさん。

この度は、とてもおつらい思いをされてしまいましたね。天に召されたワンちゃんのご冥福をお祈りいたします。

今となっては、死亡の原因を突き止めることは出来ませんが、残されたタルトくんの命を守りたいというお気持ち、痛いほどわかりますので、少々アドバイスをさせていただきます。

今回残されたタルト君にとって怖いのは、死亡の原因が伝染病や、遺伝的な病気だった可能性だと思います。その場合残されたタルト君にとっても病気が潜伏している可能性がありますので、marontarutoさんもご心配だと思います。
ただ、今回の様子を聞かせていただいたところでは、遺伝的なものや、伝染性のものの可能性はほとんど無いと言えるでしょう。
ただ一つ可能性があるとすれば、遺伝的に脳圧が高かったため薬物中毒等が治療の間に合わないほど脳へのダメージをもたらしてしまった可能性や、血管の脆弱化などから脳内での大規模な出血が突然始まった可能性です。

今回、42度を超える熱が下がらなかったのは脳幹へのダメージや、脳ヘルニアなどの異常があった可能性もあり、それらが、何らかの薬物などの中毒症状から一気に広がった恐れがあるのです。
その際には、瞳孔の大きさや、発作の起き方などさまざまな症状や、それに続く検査から原因を探っていくことになりますが、今回のように進行が早い場合、間に合わず不幸な結果になってしまいます。

今後のタルト君の生活ですが、いたずらによる毒物の可能性も考えて、散歩コースの変更や、ノーリードでの遊びはやめましょう。また、脳圧の測定は検査機械のある病院なら可能ではありますが、異常がない現状ではあまり意味のあることでは無いのでしなくてもいいと思います。

残されたタルト君とともに、早逝した子の分も楽しい日々をmarontarutoさんも過ごしてくださいね。

参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください

投稿者 mrtr さん からの返答

早々のご回答いただきありがとうございます。
今日タルトの血液検査をしてきました。結果、血液から分かることについては異常なしとのことでした。
それに是松先生から細やかなアドバイスをいただき、少し不安がやわらぐことができました。
タルトがこれからも元気に過ごせるように、これからしばらくは注意深く様子を見ながら見守っていきたいと思っています。
お忙しい中、アドバイスありがとうございました。

大変つらいご経験をされましたね。
実際のところは誰にも判らないのですが、
非常にその日の事を詳しく書いて頂いているので、
その中から少しでもヒントが無いかと考えましたが、
やはり、散歩中にノーリードで遊ばせたあたりが、
原因として怪しいと思います。
何らかの毒物を摂取した可能性が高いと思います。
犬の糞などを嫌い、農薬入りの食べ物を置いていくような、
心無い人も居ますので、放して自由に走らせるのは、
ドッグランなどのように、安全が確認できる所で行う方が、
良いと思います。

発熱ですが、痙攣発作を起こしていると、
全身の筋肉の運動ですから、高熱を発する事も
珍しくありません。
おそらく、感染症などではないと思います。

大変残念な事件で、ご心痛をお察しします。
ただ、ご心痛のあまりお体など壊されないように
お祈り申し上げます。

投稿者 mrtr さん からの返答

お忙しい中、ご回答そして温かいお言葉ありがとうございます。
いろいろな病気の可能性があったかもしれませんが、やはり自分でも散歩の仕方をただただ反省するばかりです。
田舎だし、広くて人けのない河原、勝手に離れたところまでいかないし・・・と、甘い考えがありました。
自分の甘さのせいで今回の出来事につながったかもしれないと思うと情けなくて、くやんでもくやみきれません。
これからは今回のことを胸に深くきざみながらタルトがいつまでも元気でくらせるように
細心の注意をはらいながら育てていこうと思います。
橋本先生からのアドバイス、本当にありがとうございました。

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