だいじょうぶ?マイペット

お腹のふくらみについて。

質問カテゴリ:
尿の異常 / 便・肛門の異常 / むくみがある

対象ペット:
/ ミックス / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
鹿児島県 / ひろ♂さん

 
2013/01/09 01:50

はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。雑種犬オス12歳(中型犬)です。年末に急に元気がなくなり、立ち上げるのが苦しそうになりました。その時に病院へ行ったところ、発熱があり、肛門の横に腫瘍があり「たぶん悪性じゃないかな」と言われました。そのときは、抗生物質と食欲増進の薬をいただき飲ませました。そこで少し元気になったのですが、以前から太り気味だったのですが、3~4か月の間に、腹部がぽっこりと膨らみボールが入っているかのようになっているのが気になり、触ってみると固い感じでしこりのように思えます。かかりつけの病院で血液検査とレントゲンをとってもらったところ、肝臓の数値などがいくつかの数値が基準値を超えていることと、腹部のぽっこりが肛門の腫瘍から転移した腫瘤かもしれないし、CTとか詳しい検査をしてみないとわからないといわれました。老犬なので大学病院でも手術はしてくれないでしょうとのこと。そのしこりのようなものがほかの内臓を圧迫しているように見えました。レントゲンでは、結石も再発していました。昨日まではなかったのですが、今日は血の混じった尿をしています。ネットでいろいろ調べて「クッシング症」によく似た症状(多飲、多尿、食欲大、息が少し早い)があります。高齢なので手術は難しいのかもしれませんが、薬で腹部のふくらみだけでも小さくしていくことはできないのものでしょうか?飼い主としてできるだけのことをしてあげたいです。

はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
お尻のできものとお腹のふくらみですが、それらが実際に関係あるものなのか、つまり転移によるものなのか確認する必要があります。
そのためには細胞の検査を行ってもらってください。特に麻酔なども必要ありませんし、細い針で細胞をとる検査です。
お腹のふくらみは超音波検査で実際にしこりなのか、また腹水などによるものなのか確認し、しこりであるなら同じく細胞の検査をしてください。
病理の専門の機関に送り細胞診してもらい、それぞれから同じ顔つきの悪性の細胞が確認できれば転移であると思われます。
もし転移であれば手術は難しくなると思います。
ご心配のクッシング症候群では、お腹の筋肉が落ちるため腹囲膨満になるので、しこりになるわけではありません。
もちろん多飲多尿などの症状があるのであれば、別にクッシング症候群などの病気が隠れていることもありますから、調べてもらったほうがいいでしょう。
今の段階では肛門のできものが悪性なのか、お腹のふくらみの原因がなんなのかを確定することが重要だと思います。

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